NURO 光はなぜ安い?低価格で高速通信が可能な理由を解説

NURO 光は、高速通信が可能なインターネットの回線です。

一般的な光回線の速度が下り最大1Gbpsであるのに対し、NURO 光の速度は下り最大2Gbps。理論上は、2倍の速さを誇ります。

にもかかわらず、月額料金は戸建てプランで月額4,743円(税別)と、相場よりも安いです。

この記事では、NURO 光の料金がなぜ安いのか、その理由を解説していきます。

一般的な光回線の料金の目安

回線業者によってバラツキがありますが、一般的な光回線の料金相場は、5,000~6,000円と言われています。

また、回線とは別にプロバイダ料金が発生するケースもあります。

NURO 光は月額4,743円(税別)

対して、NURO 光の月額料金は、4,743円(税別)です。

しかも、この料金にはプロバイダ料金も含まれています。NURO 光の月額料金には、プロバイダであるSo-netの利用料金も含まれているのです。

そのため、NURO 光の料金は、一般的な光回線と比較して安いと言われています。

NURO 光が安い理由

NURO 光の料金が安い理由は、大きく分けて以下の2点です。

・利用できる地域を限定している
・NURO 光は回線事業者=プロバイダである

それぞれ、解説していきましょう。

利用できる地域を限定している

NURO 光は、全国で利用できる回線ではありません。

利用できる地域を限定しています。

利用地域を限定することで設備投資を抑え、その分を料金に還元しているのです。

全国展開をしている光回線ほど設備投資に費用がかからないため、ユーザーの月額料金を安くできるというわけですね。

2020年4月現在、NURO 光は以下のエリアに対応しています。

北海道
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
愛知静岡岐阜、三重
大阪兵庫京都滋賀奈良
福岡佐賀

※一部地域を除く

NURO 光は回線事業者=プロバイダでもある

NURO 光を利用する際のプロバイダは、「So-net」に限定されています。

NURO 光もSo-netも、運営会社は「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」で共通です。

つまり、回線とプロバイダの両方を自社のみでまかなえるため、余分なコストをかけずに運営が可能となっているのです。

ソニーの技術力が強み

また、So-netにはソニーの技術力があり、これも大きな強みとなっています。

NURO 光は光回線の終端装置であるONUを独自に提供していますが、この機器はすべてのNURO 光ユーザーに無料で貸し出されるものであり、NURO 光の下り最大2Gbpsという回線に合わせた独自の機器となっています。

月額料金が安いだけでなく、追加料金を支払うことなく回線に合わせたONUを無料で利用できるという点も、NURO 光の大きなメリットなのではないでしょうか。

まとめ

NURO 光が安い理由は、利用できる地域を限定し設備投資にかかる費用を抑えているということが一番の理由です。

ほかにも、ダークファイバーを利用したり、宣伝費を抑えたりするなどの努力を行っています。

また、回線業者とプロバイダの運営会社が共通であり、ONUも自社独自の機器開発です。

これが、NURO 光の回線が高速にもかかわらず低価格であることの理由です。

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