電気料金の金額と内訳を確認する2つの方法|高い場合の節約方法も解説

電気代はここ数年で上昇を続けているため、毎月の電気料金を気にする方も増えている印象です。

電気代を節約するなら、まずは現在の電気代がどれくらいかかっているのか?その金額の内訳をしっかりと確認しておきましょう。

この記事では、電気料金を確認する2つの方法と、電気料金の内訳を解説します。電気料金が高くなった背景や節約方法などにも触れていますので、「最近、電気代が高いな」と感じる方は、ぜひ参考にしてください。

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電気料金の2つの確認方法

電気料金は、以下2つの方法で確認できます。

・検針票
・マイページ

検針票

電気料金を確認する最も伝統的な方法は、検針票です。毎月、電気の使用量と請求料金が記載されているため、直接手元で確認できます。

ただし、環境保護を目的としたペーパーレス化の流れにより、多くの電力会社がオンラインでの確認を推奨しています。紙の検針票を希望する場合は郵送で受け取れますが、追加料金が発生するケースもありますので、注意してください。

マイページ

現在は、電気会社のWebサイトやアプリを利用した「マイページ」で料金を確認する方法が主流です。

ユーザーIDとパスワードを使ってログインし、料金や使用量の詳細を確認できますし、万が一ログイン情報を忘れてしまった場合でも、簡単に再発行が可能です。

さらに、一部の電力会社では、専用アプリやLINE公式アカウントと提携し、より手軽で直感的にアクセスできるようにしています。

電気料金の内訳

電気料金は、以下の項目で構成されています。

項目 内容
基本料金 毎月の固定料金で、契約したアンペア数に応じて金額が変わる。
電力量料金 使用した電力量に基づく料金で、実際に消費した電気の量に応じて計算される。
燃料費調整額 火力燃料の変動に応じて調整される料金。
再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金) 再生可能エネルギーの普及を支援するための賦課金で、エネルギー源としての持続可能性を高める目的で徴収される。

電気料金の内訳は基本料金と電力量料金の合計のみと思われがちですが、燃料費調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金も含まれています。

明細には上記4項目が記載されていますので、一度確認してみましょう。

より詳細な情報は、以下の記事をご参照ください。

>>電気代の基本料金や世帯別の1か月平均はいくら?計算と内訳を解説

最近電気料金が高くなった背景は?

ここ1年~2年にかけて、電気料金が上昇しています。いくつかの複合的な要因によるものですが、主な背景としては以下の2つが挙げられます。

・燃料費の単価が上がっている
・再エネ賦課金の単価が上がっている

燃料価格の高騰

ウクライナ情勢の悪化や円安の進行により、原油や液化天然ガスなどの燃料価格が高騰しています。発電時は主にこれらの燃料を使用しているため、燃料価格の高騰が電気料金に直接的に影響しているのです。

上記表の燃料費調整額は、以下のように算出可能です。

燃料費の単価×電気使用量燃料費調整額

そのため、燃料費の単価が上がると、電気代の料金も上がります。

再エネ賦課金の単価が上がっている

再エネ賦課金は、再生可能エネルギーの普及を支援するための賦課金です。2022年まで、再エネ賦課金の単価は上昇傾向にありました(2022年は1kWhあたり3.45円)。

再エネ賦課金の単価上昇の理由は、再生可能エネルギーの普及が進む中、電力会社による固定価格買取制度(FIT)での電力買取量が増加していたからです。

再エネ賦課金は以下のように算出されるため、単価が上がると自然と電気代も上がります。

再エネ賦課金の単価×電気使用量再エネ賦課金

ただし、2023年度は1.40円/kWhまで下がりました。

電気料金を節約する3つの方法

電気料金を少しでも節約するために意識したいのは、以下の3つです。

・新電力サービスに切り替える
・契約アンペア数を変更する
・複数の電気代節約法を実施する

新電力サービスに切り替える

電力市場の自由化に伴い、従来の地域電力から新電力サービスへの切り替えができるようになりました。新電力サービスは、従来の地域電力に比べて料金プランが多様で、消費者のライフスタイルや使用量により合ったプランを選択できます。ライフスタイルに合ったプランを選べば、毎月の電気料金を下げることも可能です。

また、同じ電力会社が異なるニーズに対応した複数のプランを用意しているケースも少なくありません。例えば、昼間は家にいないことが多い家庭向けに用意された、夜間の使用料金が割安になるプランなどです。

現在の生活パターンや電気の使用状況に合わせて最適なプランを選ぶことで、電気料金をより効果的に節約できる可能性が高まります

契約アンペア数を変更する

電気料金の節約には、契約しているアンペア数の見直しが有効です。

契約アンペア数は電気料金の基本料金に直接影響し、アンペア数が高いほど基本料金も高くなります。逆に、契約アンペア数を下げると、基本料金の削減が可能です。

ただし、契約アンペア数を最適化するには、自宅で使用している家電製品の総使用量を考慮する必要があります。特に、エアコンや洗濯機、冷蔵庫などの大型家電製品の使用状況を見て、現在のアンペア数が適切かどうかを検討してください

契約アンペア数を必要以上に下げすぎるとブレーカーが落ちる頻度が増えるため、使用する家電の種類や同時使用の頻度を考慮し、適切なアンペア数を選ぶことが重要です。

一般家庭におけるアンペア数の選び方や変更方法は、下記の記事で詳しく解説しています。

>>一般家庭におけるアンペア数目安を世帯別に解説|確認・変更方法も

電気代の節約を実施する

日常生活において以下のような行動を取り入れると、電気代の節電効果が高まります。

・電化製品のスイッチをこまめに切る
・電力使用量を定期的に確認する
・窓に断熱材や断熱シートを使う
・家電製品の節電方法を勉強する

ひとつひとつの効果は小さいかもしれませんが、日々の積み重ねにより、大きな節電効果を期待できます。より具体的な節電方法については、下記の記事を参考にしてください。

>>電気代を節約する方法を徹底解説|冷房・暖房器具、照明の使い方は?

光回線と電気のセットプランがおすすめ

毎月の電気料金を下げるには、光回線業者が提供する電気プランへの変更が効果的です。

NURO 光も、加入者向けに「NURO でんき」という電気プランを提供しており、NURO 光とセットで利用すると毎月501円(税込)割引されます

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また、NURO 光を利用するメリットは、NURO でんきだけではありません。以下の理由で、多くの方にご利用いただいています。

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まとめ

毎月の電気料金は、「検針票」または「マイページ」から確認できます。

ただし、ペーパーレス化の進展に伴い、検針票の発行には有料となるケースが増えているため、電気会社のマイページの利用が便利です。契約している電気会社のマイページにログインしたことがない方は、ぜひ一度確認しておきましょう。

電気代を節約する方法としては、簡単に切り替えができて即日コスト削減ができる「新電力サービスへの切り替え」がおすすめです。

NURO 光も会員向けに新電力サービスNUROでんきを提供しており、光回線とセットで利用すると毎月501円(税込)の割引を受けられます

電気代の節約を検討されている方はぜひご検討ください。

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