NURO 光を戸建ての2階でも快適に利用する3つの方法|設定方法も解説

光回線を戸建ての2階でも快適に利用するためには、物件の形状などに合わせてWi-Fi環境を上手に構築する必要があります。

また、多くのご家庭では、ONU(光回線終端装置)を1階に設置しますが、NURO 光では2階に設置することも可能です。

この記事では、NURO 光を戸建ての2階でも快適に利用する3つの方法を解説します。

自宅内の通信環境を向上させたい方は、ぜひ参考にしてください。

NURO 光を戸建ての2階で快適に利用する3つの方法

1階にONU(回線終端装置)を設置すると、2階は「有線接続ができない」「Wi-Fiが接続しにくい」といった環境になりやすく、そのため不便な思いをしてしまうという方も少なくありません。

そんな時は、以下3つの方法を試してみてください。2階でも、快適にNURO 光を利用できます。

・物件の2階にONU(回線終端装置)を設置する
・LAN配線工事を実施する
・中継機やメッシュWi-Fiを利用する

それぞれの詳細については、次章より順番に解説いたします。

物件の2階にONU(回線終端装置)を設置する

こちらは、NURO 光の工事の際に、ONUを2階に設置するという方法です。

工事当日に担当者に依頼すれば、2階にONUを設置できるかを試してくれます
※工事完了後はONUの場所を移動できないため、必ず事前に相談してください。

追加工事が必要な場合は、サポートデスクまで問い合わせて工事を別途実施します。宅内工事予定日の4日前までにご連絡をいただければ、同日に追加工事が可能です。

〇NURO サポートデスク

2階の開通工事がしやすいのは、以下の条件を満たしている物件です。

・工事担当が安全に作業できる
・物件と電柱との距離が離れていない
・2階に電話やLANケーブルのコネクタがある

工事担当が安全に作業できる

物件の2階に光ケーブルを入線する際は、高所作業車やハシゴを利用します。高所となり危険な作業ですので、作業が開始できるのは自宅前に高所作業車を停めて、十分に安全を確保してからです。

駐車するスペースがない・ハシゴをかけるスペースがない場合は、そもそも工事を行えませんので、注意してください

物件と電柱との距離が離れていない

こちらは2階に入線する場合に限りませんが、物件と電柱は近くにある方が望ましいです。電柱からの距離が離れ過ぎていると、光ケーブルの入線ができない場合があるからです。

ある程度距離がある場合は引留金具を使って光ケーブルが垂れないように対応しますが、限界があります。

過去に光回線が導入されたことのある物件であれば基本的に問題ありませんが、立地条件によってはエリア内であっても工事ができないケースがあります。

2階に電話やLANケーブルのコネクタがある

2階に電話やLANケーブルのコネクタがあれば、光ケーブルを通す配管もある場合が多いため、入線工事がしやすくなります。

反対に配管がない場合、エアコンのダクトや壁に穴を開けて入線しなければなりません。

LAN配線工事を実施する

2つ目の方法は、LAN配線工事です。

LAN配線工事とは、パソコンやハブ、無線ルーターを有線接続するための工事のこと。この工事を行えば、ONUが1階にあっても2階まで有線接続でつながるため、快適にインターネット接続が可能です。

LAN配線工事は、自宅の外からLANケーブルを引く「屋外LAN工事」と自宅内からLANケーブルを引く「屋内LAN工事」に分類できます。

屋外LAN工事

屋外LAN工事は、1階のONUから外壁を伝って2階に入線する方法です。LANを引き込みした部屋には、エアコンのダクトか壁に穴を開けて直接入線するケースが多くなります。

NURO 光で屋外LAN配線を実施する場合、LANケーブルにかかる費用は1本あたり18,040円(税込)です。電話やLANケーブルのコネクタが2階にない場合、別料金で設置します。

屋内LAN工事

屋内LAN工事は、1階のONUから宅内の配管を通して、2階まで入線する方法です。電話やLANケーブルのコネクタが2階になければ、設置もあわせて実施します。LANケーブルを1本追加すると12,430円(税込)の費用がかかります。

中継機やメッシュWi-Fiを利用する

3つ目は、中継機やメッシュWi-Fiを利用する方法です。有線接続ではなく、無線Wi-Fiの範囲を広げる形となります

中継機とメッシュWi-Fiはそれぞれ機能が異なりますが、Wi-Fiの距離を広げる点は同様です。ONUが置いている場所とインターネットを利用したい部屋(2階)の中間地点に機器を設置することで、Wi-Fiのエリアが広がってネットがつながるようになります。

利用方法も、機器同士を認識するペアリング設定を実施してコンセントに挿すだけと、簡単です。

また、NURO 光にはメッシュWi-Fiを格安でレンタルできる「つながるメッシュWi-Fi」というオプションサービスがあります。

NUROスマートライフ」への加入が必要ですが、以下のメリットがありますので、ぜひご検討ください。

・Wi-Fi最新規格Wi-Fi6「11ax」に対応
・NURO 光と同時申し込みで初月無料

Wi-Fi最新規格Wi-Fi6「11ax」に対応

NUROスマートライフに加入すると、Wi-Fi最新規格Wi-Fi6「11ax」に対応したソニー製ONUをレンタルできます。最大通信速度は4,800Mbpsと、従来のWi-Fiの約1.4倍です。

Wi-Fiスペックがアップするため、子機となるつながるメッシュWi-FiのWi-Fi速度も向上します。

NURO 光と同時申し込みすると初月無料

つながるメッシュWi-Fiの申し込みはNURO 光の既存会員も可能ですが、これからNURO 光に加入するなら同時加入がお得です。

具体的には、NURO 光と同時に申し込みすると、つながるメッシュWi-Fiの料金が初月無料となりますNUROスマートライフの料金も、NURO 光と同時申し込みすれば月額料金が最大6か月間無料です
※NURO 光 for マンションは対象外となります。

詳細は、下記の記事をチェックしてみてください。

>>NURO 光 つながるメッシュWi-Fiとは?利用方法や注意点を解説

Wi-Fiが2階まで届きにくくなる理由

NURO 光に限った話ではありませんが、Wi-Fiが2階まで届きにくくなるのは、以下の理由からと言われています。

・Wi-Fiは高低差が苦手だから
・障害物があって強度を落としているから
・同時接続端末数が多いから

Wi-Fiは高低差が苦手だから

Wi-Fiの電波は機器を中心に球体上に飛びますが、左右より上下の方が飛びにくい性質があります。

そのため、1階にONUや無線ルーターを設置していると、2階にまで電波が届きにくくある場合があります。

ただし、チャンネル設定によってはWi-Fiのつながりを改善できることもあります。以下の記事で解説していますので、併せて参考にしてください。

>>NURO 光のWi-Fi接続が遅い?そんな時はONUの設定をチェック!

障害物があって強度を落としているから

Wi-Fiの電波は、鉄筋コンクリートやコンクリート、土壁、木材などに弱いです。そういった材質が途中にあると、遮断されたり、届く範囲が狭くなったりする場合があります、

家の壁の材質や構造にもよりますが、ONUや無線ルーターと2階の部屋の間に壁がたくさんあるほど、つながりにくくなると考えましょう。

同時接続端末数が多いから

NURO 光のONUは、複数端末の同時Wi-Fi接続に対応しています。ただし、同時接続台数が多いと1台あたりに割り振れる通信容量が少なくなってしまい、結果的に速度低下や接続不良といった現象の原因となります。

接続している機器を減らすだけで速度が改善する場合がありますので、試してみてください。

光回線「NURO 光」がおすすめの理由

NURO 光は、以下の理由で多くの方にご利用いただいている光回線です。

・通信速度が速い
・月額料金がリーズナブル
・最大2万円まで他社違約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

[2gat]

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(3年契約プランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

最大2万円まで他社違約金を補填

NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う違約金に対して、最大2万円までのキャッシュバック補填を実施しています。

工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。

ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。

入会特典が選べる

NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。

・1年間 月額980円(3年契約プランのみ) + 工事費実質無料
・43,000円キャッシュバック + 工事費実質無料

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。(しかも以下はすべて併用可能!)

多くが2022年夏以降に新しくできた新特典で、さらに合計何万円分もお得になる内容になっています。

NURO 光 公式申込でついてくる特典
・他社解約時の違約金最大2万円補てん
・開通遅延補償(開通まで4ヶ月以上かかった場合に、申込4~6ヶ月の最大3ヶ月間5,200円を補償)
・NURO 光 契約解除料無償化(0円)

オプションの申込で得られるもの
・オプション申込で、最大2万円追加キャッシュバック
・NURO 光 でんわ利用で、ソフトバンクユーザーが最大月額1,100円割引
・ソニー製ONUが必ず届くNUROスマートライフが、初期費用&最大6ヶ月間無料
・NUROモバイル1年間0円~特典(申込後のメールにあるURLからモバイル申込で、3GBプランなら1年間0円特典)

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

まとめ

NURO 光は、戸建ての2階でもストレスなく利用可能です。

電波の接続状況に不安がある方は、以下の方法を試してみてください。

・物件の2階にONU(回線終端装置)を設置する
・LAN配線工事を実施する
・中継機やメッシュWi-Fiを利用する

>>NURO 光の詳細はこちら

NURO 光のWi-Fi接続が遅い?そんな時はONUの設定をチェック!

高速インターネットが人気のNURO 光ですが、無線Wi-Fi接続をしている方の中には、ごく稀に「思ったほどの通信速度が出ない」と感じる方がいらっしゃるようです。

しかし、これは実際の回線速度の問題ではなく、自宅に設置されているONUの設定に原因がある可能性があります。

この記事では、NURO 光の無線Wi-Fi接続を高速に行うためのONUの設定について解説していきますので、参考にしてください。

NURO 光のWi-Fiが遅いときの2つの対処法

NURO 光のWi-Fiが遅いと感じたときには、以下の2つの設定を試してください。

・室内環境にあった周波数でWi-Fi接続する
・チャンネル設定を固定化する

無線接続は、室内環境に合わない周波数で接続していると遅いと不満を感じることがあります。

また、室内環境に合わせた接続をしている場合でも、ONUの設定によっては思うように通信速度が出ないということもあります。

それぞれのパターンを試してみて、快適な環境に改善していきましょう。なお、スマホの場合は、NURO 光のアプリの「かんたんWi-Fi設定」を使うことで簡単にWi-Fi接続できます。

室内環境に合わせてチャンネル設定を変更する

Wi-Fiの周波数には、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。

それぞれ、メリットとデメリットがありますので、1つずつ確認していきましょう。

2.4GHzの特徴

2.4GHzの特徴は、以下の4点です。

・壁や床などの障害物に強い
・電波が遠くまで届く
・安定性に欠ける
・5GHzと比べて通信速度が遅い

ONUのデフォルト周波数は、2.4GHzに設定されていることが多いです。この周波数は障害物に強く、電波を遠くまで飛ばすことができますが、速度が出づらく安定性に欠けます。

5GHzの特徴

続いて、5GHzの特徴をご紹介します。

・通信が安定している
・2.4GHzと比べて高速
・壁や床などの障害物に弱い
・ONUからの距離が離れるほど電波が弱くなってしまう

速度が出しやすく通信も安定しますが、2.4GHzと比較して障害物に弱くONUからの距離が離れるにつれて電波が弱くなってしまうデメリットがあります。

つまり、障害物がなくONUとの距離が近い位置でWi-Fi接続をするなら5GHz、壁などの障害物を隔ててONUから離れた位置でWi-Fi接続をするなら2.4GHzの周波数を選ぶ必要があるということです。

環境にそぐわない周波数を選んでいると、通信速度も低下してしまいますので注意してください。

ONUの周波数の違いに関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>NURO 光のONUはルーター機能を搭載!その種類と性能の違いを比較

ONUのチャンネル固定化で速度が改選されることも

2.4GHZの周波数の場合、以下の方法でチャンネルの固定化を行うことで、速度が改善することがあります。

NURO 光のONUは、初期設定ではチャンネル選択が「自動」となっており、空いている電波帯を自動で選んでくれるのですが、あえて固定化することで接続が安定し、速度が改善されることがあるのです。

具体的な方法はONUによって異なりますが、ここでは2つのONU(HG8045Q、FG4023B)の設定方法をそれぞれ解説していきます。

※使用しているONUの型番は、機械の底面もしくは側面に記載されています。
※必ずしも改善されるわけではない旨、予めご了承ください。

HG8045Qの設定方法

HG8045Qを利用されている方は、以下の方法で管理画面にログインしてください。

・PCのURLに192.168.1.1を入力

・ユーザ名にadminを入力

・パスワードにadminを入力

これで管理画面にログインできます。管理画面にログインしたら、「WLAN」のタブを選択してください。

続いて、「詳細」の中の設定項目「チャンネル」の値を「1」、「3」のどちらかに設定し、「適用」をクリックすれば設定は完了です。

FG4023Bの設定方法

FG4023Bを利用されている方は、以下の方法で管理画面にログインします。

・PCのURLに192.168.1.1を入力

・ユーザ名にadminを入力

・パスワードに本体裏面に記載のWPAキーを入力

※パスワードは、お手持ちのONU本体に記載されていますので、そちらを参照してください。

続いて、「チャンネル」の変更を行います。初期状態では「自動(auto)」が選択されていますので、それを「1」、「2」、「3」のいずれかに変更します。

このとき、1→2→3の順番で選択していき、速度の改善が見られるかを確認しましょう。そして、改善が見られたら、そのチャンネルに固定すればOKです。

設定方法記載一覧

機種ごとの設定方法については、こちらのページより、以下それぞれの設定方法をご確認ください。
■ZXHN F660T
→26ページ目に記載(無線チャンネル表記)
■HG8045j
→52ページ目に記載(チャンネル表記)
■HG8045D
→38ページ目に記載(チャネル表記)
■ZXHN F660A
→20ページ目に記載(無線チャンネル表記)
■HG8045Q
→38ページ目に記載(チャネル表記)
■FG4023B
→72ページ目に記載(Channel表記)
■NSD-G1000T
→22ページ目に記載(チャンネル表記)
■SGP200W
→34ページ目に記載(チャンネル表記)

まとめ

無線LANによるWi-Fi接続は、環境に適した周波数でないと思うような通信速度が出せません。

口コミや評判が高いNURO 光を使っても期待通りの通信速度が出ていないと感じている方は、まずは室内環境に応じた周波数を選択し、2.4GHzの周波数で接続している方は、必要に応じてチャンネルの固定化を試してみてください。

以下の記事でも、Wi-Fi接続が遅い場合に意識したい対策をご紹介しています。

>>Wi-Fiが遅くなる6つの原因と対策!夜遅い場合は回線の変更で改善

これって故障?ONUランプの症状別診断方法と対処法を解説

インターネットや固定電話がつながらない場合は、ONU(光回線用のモデム)が故障している可能性があります。

また、ONUにはさまざまなランプが付いており、点灯パターンによって正常か異常か判断可能です。

この記事では、ONUのランプ症状別に故障の原因を診断する方法と対処法を詳しく解説。ONUとホームゲートウェイのランプの種類や意味についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ランプの症状別にONU故障の原因を診断する

ONUが故障している場合のランプの点灯パターンは、以下の通りです。

・認証ランプが消灯
・UNIランプが消灯
・光回線ランプが橙点灯もしくは消灯
・電源ランプが赤点灯もしくは消灯

それぞれの状態について、故障の原因や対処法なども併せて解説していきます。

認証ランプが消灯

認証ランプは、ONUの状態を示しています。光回線事業者側から正しい契約者かどうか確認が取れていることを表すランプです。

ランプの状態と意味をまとめると、次のようになります。

状態 意味
緑点灯 正常
消灯 運用準備中もしくは故障

緑点灯していれば問題ありませんが、消灯している場合はONUに不具合がある可能性があります。運用準備中は光回線を開通する前の状態ですので、緑点灯から消灯に移行した場合は基本的に故障と考えて問題ありません。

対処法はONU再起動もしくは交換

対処法としては、ONUの再起動です。一旦電源を抜き、10秒程度経過してから電源コードを再度コンセントに挿します

一時的な不具合が原因であれば、再起動で改善される場合が多いですが、それでも改善されなければ光回線事業者にONUの交換を依頼しましょう。

UNIランプが消灯

UNIランプは、パソコンや無線ルーターなどとの接続状態を示します。UNIランプの点灯パターンと意味は次の通りです。

UNIランプの点灯パターン 意味
緑点灯 正常動作(LAN側リンクアップ)
緑点滅 正常動作(LAN経由でデータ送受信中)
消灯 未接続(LAN側リンクダウン)

消灯している状態の時は、ONUとパソコン・ネットワーク機器間の通信ができていません。何かエラーや不具合が起きています。

具体的な対処法は、以下の記事を参考にしてください。

>>UNIランプが点滅・消えてつかないは故障?原因・対処法を解説

光回線ランプが橙点灯もしくは消灯

光回線ランプは、ONUと光ケーブルが接続できているかを示します。
点灯パターンは、以下の4通りです。

状態 意味
消灯 未接続(リンクダウン)
緑点灯 正常
橙点灯 運用準備中もしくは故障
橙点滅 ファームウェアのダウンロード中

緑点灯と橙点滅は正常です。ファームウェアとはONUを動かすためのソフトウェアのこと。定期的に最新版をダウンロードし、完了すると緑点灯に戻ります。

消灯している場合は、ONUが光ケーブルとつながっていない可能性があります。橙点灯はONU本体が故障している可能性が高いです。

対処法はONU交換

ONUと光ケーブルが問題なく接続されているにもかかわらず消灯や橙点灯の状態であるなら、ONUを交換する必要があります。現在契約している光回線事業者に連絡しましょう。

電源ランプが赤点灯もしくは消灯

電源ランプは文字通り、ONUの電源が入っているかを示します。
点灯パターンは以下の4つです。

状態 意味
消灯 電源オフ
緑点灯 電源オン
赤点灯 故障
赤点滅 ファームウェアのダウンロード完了

ランプが緑点灯と赤点滅の場合は異常なしです。赤点滅はファームウェアのダウンロード完了を意味するため、時間が経てばランプは緑に点灯します。ONUを再起動しても緑点灯に変更するため問題ありません。

消灯は電源が入っていない状態で、赤点灯は故障となります。

対処法はコンセント周りを確認とONU交換

消灯と赤点灯で対処法が異なります。消灯の場合は電源が入っていない状態のため、ONUがコンセントに挿しているか確認する必要があります。

一方、赤点灯はONUが故障しているサインです。光回線事業者に連絡してONU交換を申し出ましょう。

ホームゲートウェイはランプの数が増える

ホームゲートウェイとは、ONUにルーターやひかり電話の受信機能が搭載された機器です。

ホームゲートウェイには、ONUに付いているランプに加えて以下も搭載されています。各ランと内容をまとめたのが、以下の表です。

ランプ名 内容
ルーター電源 ホームゲートウェイの電源が入っているか
アラーム 不具合や障害が起きているか
PPP インターネットに接続できているか
ひかり電話 ひかり電話を使用しているか
ACT ひかり電話機能とルーター機能が使えるか
登録 ひかり電話の設定が完了しているか
初期状態 IPアドレス重複しているか
初期化状態であるか
オプション USBポートに機器が接続されているか
映像出力 フレッツテレビを利用しているか

ホームゲートウェイの詳細については、以下の記事を参考にしてください。

>>ホームゲートウェイとは?多機能ルーターの設定方法と回線の紹介

ルーター電源

ルーター電源は、ホームゲートウェイの電源オン・オフを示すランプです。電源が入っていればランプは緑に点灯しますが、切れていると消灯します。

消灯している場合は、ホームゲートウェイにコンセントが接続されているかチェックしてください。ケーブルの差し込みが甘い場合が多く、しっかりつなぐだけで解決します。

アラーム

アラームは、ホームゲートウェイに不具合や障害が発生する際に点灯するランプです。通常状態では消灯しており、問題がある場合のみ赤く点灯します。

配線周りを直して再起動しても改善されなければ、現在契約している光回線事業者に問い合わせしてください。

PPP

PPPは、インターネットに接続できているかを示すランプです。緑点灯は正常、橙点灯はプロバイダを2つ以上接続していることを意味します。

注意すべきはランプが消灯している状態で、インターネットに未接続を意味するため、設定の見直しが必要です。プロバイダ契約をしていない可能性も考えられます。

ホームゲートウェイを再起動しても改善されなければ、プロバイダ設定のマニュアルを確認しながら再度行ってみましょう。

ひかり電話

ひかり電話は、そのサービスの加入状況を確認できるランプです。利用していればランプは点灯し、使用していなければ消灯します。

緑点灯は正常、通話中や着信中、呼出中のときは緑ランプが点滅します。

ひかり電話を使っているにもかかわらずランプが点灯しない場合、接続がしっかりできてない可能性が高いです。ホームゲートウェイを再起動しても改善されなければ、契約している光回線事業者に相談しましょう。

ACT

ACTは、ひかり電話とルーター機能が使えるかどうかを示すランプです。緑に点灯、もしくは点滅していれば正常ですが、消灯は異常です。

ひかり電話もルーターも利用できない状態のため、ホームゲートウェイを交換する可能性があります。光回線の契約元に確認してください。

登録

登録はひかり電話の設定が完了しているかを示すランプです。緑点灯や緑点滅は問題ありませんが、赤点灯や赤点滅は設定エラー、消灯はひかり電話の未設定を意味します。

ひかり電話の設定を再度行うため、一度契約先に確認する必要があります。

初期状態

初期状態は、ホームゲートウェイの設定が完了していないことを示すランプです。そのため、工場から出荷された状態ではこのランプは橙点灯しており、ホームゲートウェイ設置時に設定が完了すると消灯します。

また、橙色に点滅して状態はIPアドレスが重複していることを表します。同じIPアドレスを2つのデバイスに割り当てをしていないか確認しましょう。デバイスを再起動するか固定IPアドレスの設定を変更すれば解決する場合が多いです。

オプション

オプションは、USBポートに機器が接続された際に点灯するランプです。接続すると青色に3回点滅し、2秒間点灯します。

実際の点灯シーンは、ホームゲートウェイに挿入するタイプの無線カードを使う場合などです。

映像出力

映像出力は、映像サービスを利用する際に点灯するランプです。

緑点灯が正常ですが、異常が起きると赤く点灯します。配線周りに問題ないか確認したうえで、ホームゲートウェイの電源を一旦落とし、10秒程度待って再度起動して改善するか確認してください。

復旧しなければ、契約している光回線事業者に問い合わせる必要があります。

光回線「NURO 光」は故障したONUを無料交換

NURO 光が無料で貸し出しているONUにはルーター機能が付いているため、別途ルーターを購入することなく無線Wi-Fiが利用できます

ONUが故障して場合も、基本的に無料交換を行っていますので安心してください。

NURO 光は、以下のような理由で多くの方に選ばれています。

・通信速度が速い
・月額料金がリーズナブル
・最大2万円まで他社違約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(3年契約プランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

最大2万円まで他社解約金を補填

NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う解約金に対して、最大2万円までのキャッシュバック補填を実施しています。

工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。

ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(3年契約プランのみ)
・2年間 月額3,590円(2年契約プランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額0円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(2年契約プランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

ONUが故障しているかもと思ったら、ONUランプを確認して症状別に原因を特定して対処していきましょう。

ケーブルの接続し直しや再起動を実施すると改善する場合が多いですが、それでも状況が変わらなければ、今契約している光回線事業者に問い合わせてください。

NURO 光のONUは、貸し出しも故障時の交換も無料です。また、ONUにルーター機能が付いているため別途ルーターを購入する必要が無く、配線周りもスッキリします。

入会特典や乗り換え時の解約金補填も充実していますので、ぜひ一度ご検討ください。

>>NURO 光の詳細はこちら

UNIランプが点滅・消えてつかないのは故障?原因・対処法を解説

光回線の利用に必要な機器であるONUには、ルーター電源やアラーム、PPPP、認証、UNIといったランプが付いています。

そして、「インターネットに接続できない」などのトラブル時には、各ランプの点灯状況から、原因の切り分けが可能です。

この記事では「UNIランプに焦点をあて、ランプの点灯や点滅、つかない(消灯)状態の意味を詳しく解説していきます。インターネットにつながらない場合の対処法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

UNIランプとは?点灯・点滅・つかない(消灯)の意味も解説

UNIランプとは、ONU(光回線用のモデム)に付いているランプの一つです。点灯していれば、ONUから先のネットワーク機器や端末が問題なく接続されていることを意味します。

UNIは「User-Network Interface」の略称で、日本語に訳すと「ユーザー網インターフェイス」。光回線事業者の設備と利用者設備を仲介する役割です。

UNIランプの点灯パターンとそのパターンが意味する状態を、以下の表にまとめました。

UNIランプの点灯パターン 意味
緑点灯 正常動作(LAN側リンクアップ)
緑点滅 正常動作(LAN経由でデータ送受信中)
消灯、つかない 未接続(LAN側リンクダウン)

各点灯パターンの詳細は、以下の通りです。

緑点灯は正常動作

点灯は正常な状態です。パソコンやネットワーク機器がONUと接続されて通信ができるようになったことを意味します。インターネットに問題なく接続可能です。

緑点滅は通信中

点滅はONUに接続したパソコンやネットワーク機器のデータを送受信している状態です。通信中となるため、ステータスとしては問題ありません。通信が完了すれば緑点灯になります。

消灯、つかないは未接続

消灯、つかない場合は、ONUとパソコン・ネットワーク機器間の通信が未接続であることを意味します。何かエラーや不具合が起きているため、インターネットに接続はできません。

UNIランプが消灯する・つかない原因と対処法について

UNIランプが消灯する・つかない原因は、以下の通りです。

1.ケーブル類の故障や挿し込み不良がある

2.無線ルーターやハブが故障している

3.ONUが故障している

対処法とともにお伝えしてきます。

ケーブルの故障や挿し込み不良がある

ケーブルに故障がある、挿し込み不良があるといった状態は、UNIランプがつかない原因になります。LANケーブルなどに物理的な破損がないか、しっかりとLANポートに挿さっているか確認しましょう

それぞれ問題なければ、LANケーブルをモデムから取り外し、両方を無線ルーターにつなげます。2つの差し込み口のランプが光れば、LANケーブルは問題なく使えると判断できます。ランプがつかない場合は、新しいLANケーブルに交換してください。

無線ルーターやハブが故障している

ケーブル類に故障がなければ、次に無線ルーターやハブといったネットワーク機器を確認します。確認方法は、別のネットワーク機器に交換してUNIランプが付くかどうかです

方法はいくつかありますが、例えば、無線ルーターを経由してパソコンに有線接続しているなら、ONUとパソコンを直接LANケーブルでつないでみてください。その状態でONUのUNIランプが点灯すれば、無線ルーターに原因があると切り分けがつきます。

無線ルーターについては再起動や初期化すれば改善する場合がありますので、一度試してみてください。

ONUが故障している

1と2を実施しても解決しない場合、ONU自体が故障している可能性が高いです。その場合はONUを交換しなければなりません。

契約している光回線事業者のサポートセンターに問い合わせすると、基本的にどの事業者も無料で交換してくれます

光回線「NURO 光」のONUは1台でルーターの役割も

光回線「NURO 光はONUにルーター機能が搭載されているため、無線LAN用ルーターを別途購入する必要がありません。そのため、万が一インターネットに接続できない場合でも原因の切り分けがしやすいです。

NURO 光が繋がらないときは、以下の記事を参考にしてください。

>>NURO 光が繋がらない原因は3つ!切り分け方と対処法を解説

また、NURO 光は以下のような理由で多くの方に支持されています。

・通信速度が速い
・月額料金がリーズナブル
・最大2万円まで他社解約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(3年契約プランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

最大2万円まで他社解約金を補填

NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う解約金に対して、最大2万円までのキャッシュバック補填を実施しています。

工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。

ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(3年契約プランのみ)
・2年間 月額3,590円(2年契約プランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額0円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(2年契約プランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

ONUに付いているUNIランプは、点灯と点滅は正常です。しかし、消灯してランプがつかなくなっている状態の時はインターネットに接続できません。ケーブル、ネットワーク機器、ONUの順番に原因がないかを確認し、対処しましょう

また、NURO 光で無料貸し出しを行っているONUには、ルーター機能が搭載されています。そのため、ルーターを別途購入する必要がなく、インターネットに接続できない問題が起きても比較的原因の切り分けがしやすいです。

入会特典や解約金補填など他社からの乗り換えに対するサポートも充実していますので、ぜひご検討ください。

>>NURO 光の詳細はこちらから

無線LANのアクセスポイントとルーターの違いをわかりやすく解説

アクセスポイントとルーターはどちらも無線LANネットワークを構築するために使用される機器ですが、両者には違いがあります。

この記事では、混同されがちな両者の特徴を、わかりやすく解説。同じく混同されがちな中継器やハブとの違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

アクセスポイントとルーターの違い

アクセスポイントとルーターの違いは、以下の通りです。

  • 無線LANアクセスポイントはWi-Fiを飛ばす機能を持った機器
  • 無線LANルーターはアクセスポイントに通信ルートの整理をする機能が加わった機器

それぞれの詳細について、順番に解説していきます。

無線LANアクセスポイントはWi-Fiを飛ばす機能を持った機器

無線LANアクセスポイントは、Wi-Fiで複数のデバイスをつないでローカルネットワークを構築するための機器です

あくまで閉じた環境下でのWi-Fi接続のために用いられ、それ単体ではインターネットに接続することはできません。インターネットに接続するためには、別途ルーターが必要となります。

接続方法は、端末側でWi-Fi設定をオンにしてSSID(アクセスポイントを識別するためのID)を選択して、パスワードを入力するだけ。SSIDやパスワードは、基本的にはアクセスポイント本体に記載されています。

後述するように、ルーターにはアクセスポイントの機能が搭載されているため、家庭でインターネットに接続する際の手順と同様です。

インターネットに接続する端末数が少なければルーターだけで充分ですが、企業など端末数が多い環境下では、1台のルーターに対して複数のアクセスポイントを設置するケースが一般的です。

中継器はWi-Fi電波を広げるための機器

無線LANアクセスポイントと紛らしいのが、中継器です。中継器もWi-Fiの電波を飛ばす機能を持っていますが、あくまで電波のエリアを広げるための機器に過ぎません

Wi-Fiの電波は、アクセスポイントからの距離が遠い・壁などの障害物が多いと弱くなります。そのため、場所によってはインターネットが途切れる、遅くなるといった不具合が出てしまうことも。

中継器を利用してWi-Fiエリアを広げれば、Wi-Fiの入りにくい部屋でもインターネット接続が可能となります。

無線LANルーターはアクセスポイントに通信ルートの整理をする機能が加わった機器

無線LANルーターは、Wi-Fiの電波を飛ばして無線LAN環境を構築するアクセスポイントの機能に加えて、通信ルートを整理する機能が搭載されています。

通信ルートを整理する機能」がいわゆる「ルーター機能」で、ローカルネットワーク(LAN)と外のネットワーク(WAN)の仲介役を行い、無線LAN環境下にある複数の端末にIPアドレスを割り当てることで、各端末がインターネットに接続できるようになるのです。

光回線を契約するとONU(光回線終端装置)が設置されますが、ONUだけでは1台のパソコンしかインターネットに接続することができません。しかも、接続方法は有線接続です。

ONUに無線LANルーターを接続することでWi-Fiによる無線LAN環境が構築され、かつパソコンやスマホなどの端末にIPアドレスが割り振られるため、複数端末の同時接続が可能となるのです。

ハブは有線接続の数を増やすための機器

ハブは本来「複数の端末間で情報のやり取りをする際に利用される機器」という役割を持った機器で、インターネット接続をする際には有線接続の数を増やすために用いられます。

それ自体にルーター機能は搭載されていないため、単独でインターネットに接続することはできません。ルーターにハブを接続することで、複数のパソコンが有線接続できるようになります。

ルーターの中には有線接続のための口が複数搭載されているタイプもありますが、これはルーターにハブの機能が搭載されている、ということです。

ルーターとハブの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>ルーターとハブの違いをわかりやすく解説!役割や接続方法は?

一般家庭で利用されるのは無線LANルーター

上記で解説した通り、無線LANルーターにはアクセスポイント機能とルーター機能の両方が搭載されています。

そのため、ONUのほかに無線LANルーターを用意すれば、別途アクセスポイントを購入することなく複数端末のWi-Fi接続が可能です。

ここで改めて、無線LANルーターのメリットを整理しておきましょう。

・設定が簡単
・ハブ付きのため有線接続もできる
・配線周りがスッキリする

設定が簡単

アクセスポイントやルーター、ハブなどが別々の場合、それぞれの機器を設定しなければなりません。インターネットに詳しくない方だと、それだけで挫折してしまう可能性が高いでしょう。

しかし、無線LANルーターは上記の機能が1つの機器にまとまっているため設定が簡単です。

ハブ付きのため有線接続もできる

前述したように、無線LANルーターの中にはハブの機能が搭載されているタイプもあります。

このタイプの無線LANルーターがあれば、有線接続と無線接続のどちらにも対応可能です。

配線周りがスッキリする

機器がまとまると、配線周りがスッキリするため見栄えも良くなります。

無線LANルーターをONUに接続するだけなので必要なコンセントも減り、電気代の節約にもなりますよ。

また、ONUの中には無線LANルーター機能が搭載されているタイプもあります。ONUがこのタイプであれば、まさに1台で複数端末のインターネット接続が可能です。

以下の記事では、無線LANルーターに搭載されている機能や設定方法をまとめています。ルーターの設定方法に不安がある方は、こちらも併せて参考にしてください。

>>無線ルーターのルーターモードとは?アクセスポイントモードの違いを解説

光回線「NURO 光」のONUは無線LANルーター機能を搭載

NURO 光では無料でONUの貸し出しを行っていますが、このONUには無線LANルーター機能が搭載されています。

そのため、無線LANルーターを自前で用意する必要がなく、ONU1台で複数デバイスの有線接続・無線接続が可能です

また、NURO 光のONUは、従来規格のIPv4だけでなく、次世代規格のIPv6にも対応。IPoE方式での接続を行うため、混雑時でも安定してインターネット通信を行えます。

IPv4・IPv6両方の規格に対応しているため、接続先のサイトに合わせて自動で切り替わり、スムーズなWeb閲覧が可能です。

>>NURO 光の詳細はこちら

加えて、NURO 光は以下のような理由で多くの方に選ばれています。

・通信速度が速い
・料金がお値打ち
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(G2Tプランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(G2Tプランのみ)
・2年間 月額3,590円(G2Dプランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額500円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(G2Dプランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

無線LANアクセスポイントはWi-Fiを飛ばす機器、無線LANルーターはアクセスポイントに通信ルートを整理する機能が加わった機器です。

アクセスポイントは企業など端末の数が非常に多い環境でルーターとは別に使用され、一般家庭で使用されるのは一体型の無線LANルーターです。

無線LANルーターはONUに接続して使用しますが、NURO 光のONUには無線LANルーター機能が標準搭載されています。配線周りをすっきりさせたい方は、ぜひNURO 光をご検討ください。

>>NURO 光の詳細はこちら

【初心者向け】l3スイッチとルーターの機能の違いをわかりやすく解説

「l3スイッチ」と「ルーター」はどちらもネットワークの構成に必要な機器ですが、両者の機能や役割は異なります。

本記事では、両者の機能を理解するうえで重要となる「スイッチ」の基本的な役割について解説したうえで、l3スイッチとルーターの違いをわかりやすく解説。

それぞれのメリット・デメリットについてもご紹介していきます。

そもそもスイッチとは?

まずは、ネットワークを構築するうえで重要な概念となる「スイッチ」の特徴と役割について確認しておきましょう。

スイッチをひと言で表現すると、「データを宛先に振り分ける機能」のことです。複数の端末に効率的にデータ転送をして、データの衝突が起きないように交通整理します。

ネットワーク内のデータには、「MACアドレス」と呼ばれる12ケタのユニーク番号と「IPアドレス」が記載されており、スイッチはこれらの情報を記録。学習した情報を元に、正しくデータを振り分けます。

インターネットに接続する機器を増やせるのはハブと同様ですが、ハブはデータ振り分け時に送信先を指定することができません。その点、スイッチは必要な端末だけにデータを送ることが可能です(現在ではスイッチング機能があるハブも多いため、違いはほとんどありません)。

l3スイッチとルーターの違いは?

続いて、l3スイッチとルーターの違いについて解説します。

  • l3スイッチはLAN同士を接続する機器
  • ルーターはLANとWANを接続する機器

どちらも、異なるネットワークにデータを送信する際に最適な経路を決める「ルーティング機能」を有していますが、下記の様にその対象が異なります。

l3スイッチはLAN同士を接続する機器

l3スイッチは、社内などの限定したエリア(LAN)で使われるネットワーク同士を接続する機器です

接続できる端末数が多く、スイッチング機能があるためデータを効率よく各端末に振り分けられるというメリットがあります。

また、VLAN(バーチャルLAN)と呼ばれる仮想のLANネットワークを作る機能もあり、接続している端末を仮想のグループに分割して、あたかも複数のLANネットワークを構築しているように管理することが可能です。

ただし、後述するようにl3スイッチにはWANとLANを接続する機能がないため、それ単体でインターネット接続をすることができません。あくまで、社内LANなどの内部ネットワーク同士を接続するための機器であり、ネットワーク内の端末をインターネットに接続するためには別途ルーターが必要となります。

ルーターはLANとWANを接続する機器

ルーターは、社内LANとWANとを接続するための機器です。WANは「Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)」を略称で、インターネットなど遠く離れたエリアと接続されたネットワークを指します。

一般家庭の場合は企業のように非常に多くの端末同士でネットワークを構築する必要がないため、通常はONU(光回線終端装置)とルーターがあればインターネット環境は整います。パソコンやスマホを複数台インターネットに接続したい場合は、無線LANに対応したルーターを接続してください。

ルーターの種類や詳細な内容については、以下の記事で詳しく解説しています。

>>ルーターとハブの違いをわかりやすく解説!役割や接続方法は?

l3スイッチのメリット・デメリット

l3スイッチには、次のようなメリットとデメリットがあります。

  • メリットはポート数の多さと処理速度
  • デメリットは価格が高額

メリットはポート数の多さと処理速度

l3スイッチのメリットは、ポート数の多さ(接続できる端末の多さ)と処理速度が速い点にあります。端末数が多い企業などで重宝され、各端末を直接ルーターに接続するのではなく、l3スイッチを間に挟むことでデータのやり取りを効率化しています。

デメリットは価格が高額&LANポートしかない

デメリットは、高額だという点です。家庭用のルーターは約5,000円/台で購入できますが(ただし、法人用のルーターは高額です)、法人向けのl3スイッチの価格は十万円~/台ほどとなります。

また、LANポートしか付いておりません。l3スイッチ自体に無線LAN機能は搭載されていないため、各端末を無線接続でつなぎたい場合は別途無線LANアクセスポイントが必要です。

光回線「NURO 光」のONUはルーターを標準搭載

光回線サービス「NURO 光」のONUには、WANネットワークに接続するためのルーター機能が標準搭載されています。そのため、別途ルーターを購入する必要がありません。

また、ONUは無料で貸し出されるため、レンタル料なども不要です

追加費用なしで複数端末をインターネットに接続することができます。

>>NURO 光の詳細はこちら

また、「法人向けサービスNURO Biz」が提供するインターネットサービス「NUROアクセス」では、ルーター機能とl3スイッチ機能を搭載したONUを取り扱っています。

プランや月額料金については、以下の記事を参考にしてください。

>>NURO 光を法人契約!NURO Bizと個人向けプランの違いについて

家庭向けのNURO 光プランの特徴は、以下の通り。

・通信速度が速い
・料金がお値打ち
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。

※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)

※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

法人向けプランNURO Bizなら下りが最大10Gbps

NURO Bizのインターネット接続サービスである「NUROアクセス」には、いくつかのプランがありますが、最大通信速度は下り10Gbpsです。

※通信速度はNURO Bizネットワークからお客様オフィス内に設置する回線終端装置へ提供する最大速度です。インターネットご利用時の実効速度は、お客様のご利用環境や回線の混雑状況などにより変化します。

プランや月額料金については以下の記事を参考にしてください。

>>NURO 光を法人契約!NURO Bizと個人向けプランの違いについて

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(G2Tプランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(G2Tプランのみ)
・2年間 月額3,590円
(G2Dプランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額500円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(G2Dプランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

l3スイッチはLAN同士を接続する機器、ルーターはLANとWANを接続する機器です。l3スイッチが必要となるのは、企業など多数の端末でLANネットワークの構築が必要なケースとなります。

光回線サービスのNURO 光では、個人向けと法人向けのサービスを取り扱っています。どちらのニーズに合わせた提案が行えますので、ぜひ導入を検討してみてください。

>>NURO 光(個人向け)の詳細はこちら

>>NURO Biz(法人向け)の詳細はこちら

ルーターとハブの違いをわかりやすく解説!役割や接続方法は?

ルーターとハブは複数台のパソコンやスマホをインターネット接続するときに必要な機器ですが、それぞれ役割が異なります。

本記事では、ルーターとハブの違いをわかりやすく解説。接続方法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ルーターは通信ルートを整理する機器

まずは、ルーターの役割について解説します。

ルーターは通信ルートを整理する機器で、複数のデバイスを同時にインターネットに接続するために必要となります。

複数端末を接続する際に「目的のサイトまでのルートを案内する」役割を果たすことが、ルーターという名称の由来です。

ONUやモデムに直接パソコンをLANケーブルで接続すればインターネットにつながりますが、この状態でインターネットを利用できるのは、有線接続しているパソコン1台のみです。

しかし、ONUやモデムにルーターを接続し、ルーター経由でパソコンやスマホなどを接続すれば、複数の端末でインターネットを利用することができます。

ルーターの種類は、大きく分けて4種類。

  • 無線ルーター
  • 有線ルーター
  • モバイルルーター
  • ホームルーター

それぞれの特徴は、以下の通りです。

無線ルーター

無線ルーターとは、Wi-Fi電波を飛ばすアクセスポイント(AP)モードという機能が搭載された機器です

光回線などの固定回線を無線化する際に利用される一般的なルーターで、光回線の場合はONU(回線終端装置)に無線ルーターを接続することで、パソコンやスマホなどのWi-Fi接続が可能となります。

無線ルーターは、無線LANルーターやWi-Fiルーターとも呼ばれます。

有線ルーター

有線ルーターとは、ルーターにLANポートを増やすハブが側面についた機器です。アクセスポイント(AP)モードが搭載されていないため、Wi-Fi接続はできません。

無線ルーターよりも安く、通信速度の速さや安定性に優れており、電波をタダ乗りされるリスクないため、セキュリティ面においても安心です。

ただし、Wi-Fi接続ができないため、スマホなどの接続には向いていません。

※最近のルーターの多くは、無線ルーターと有線ルーター両方の機能を持ち合わせています。そのため、1台で複数端末の有線接続・無線接続に対応している場合が多いです。

モバイルルーター

モバイルルーターとは、持ち運びが可能な通信端末のことです。ONUやモデムに接続する必要がなく、基地局から直接電波を受信して、パソコンやスマホなどのデバイスにWi-Fi接続のための電波を飛ばします。

手のひらサイズで、工事が不要。契約後、すぐに使えます。

ホームルーター

ホームルーターも基本的にはモバイルルーターと同じ仕組みで、ONUやモデムに接続しないため工事は不要です。ただし、バッテリーがないため外出先で利用できません。

あくまで自宅専用になりますが、モバイルルーターよりも電波強度が強く、同時接続台数も多いという特徴があります。

ハブは複数端末間でデータのやり取りをするための機器

ハブは、複数の端末間で情報のやり取りをする際に利用される機器です。

ハブに複数の端末を接続し、そのうちの1台からデータを送信すれば、同じハブに接続しているすべての端末でそのデータの受信が可能となります。

例えば、LAN対応したプリンタをハブに接続すれば、同じハブに接続しているどのパソコンからも、印刷が可能です。

いわゆる「口を増やす」という役割も兼ねており、ルーターにハブを接続することで、インターネット接続可能な端末の数を増やすこともできます。

ただし、インターネット接続の際のハブの役割は、あくまで接続端末の数を増やすだけです。ルーター機能は搭載されていないため、ONUやモデムに直接接続しても、インターネットにはつながりません。

上記でご紹介した有線ルーターには、インターネットに接続する端末を増やすためのハブが、最初から搭載されています。

ハブの種類は、大きく分けて以下の2種類です。

  • リピーターハブ
  • スイッチングハブ

リピーターハブ

リピーターハブは、あらゆるデータをすべての端末に対して送信するタイプのハブです。接続された機器は必要なデータ以外も受信するため、パフォーマンスやセキュリティの低下につながります。

また、ネットワーク上に必要上のデータが送られるようになり、通信速度低下の原因となります。

スイッチングハブ

スイッチングハブは特定の端末にのみデータを送信するタイプのハブで、データ転送時にMACアドレスと呼ばれる機器固有の識別番号を解析して送信先を判別します。

必要のない機器にはデータが送られないため、円滑なネットワークを構築可能です。

なお、現在はほとんどのタイプがスイッチングハブとなっています。

ルーターとハブはどのような順番で接続するのか?

ルーターとハブの役割の違いを確認したところで、それぞれの接続方法について解説します。

ルーターとハブを接続する場合は、以下のような順番で接続してください。

ONU(もしくはモデム)」→「ルーター」→「ハブ

光回線の工事をすると、ONU(回線終端装置)と呼ばれる機器が設置されます。ONUにはLANポートが付いておりLANケーブルでパソコンにつなぐとインターネットの接続が可能です。

しかし、このままでは複数台の端末に同時接続することができません。

そこで必要なのが、ルーターとハブです

ONUとルーターにはLANポートが付いていますので、まずは両者をLANケーブルでつなぎましょう。同様に、ルーターとハブをLANケーブルで接続すれば、ハブを経由して複数の端末をインターネットに接続することができます。

ただ、無線機能付きのルーターであればハブを経由しなくても複数端末にWi-Fi接続できますし、ルーターにハブの機能が付いていれば別途ハブを用意することなく複数端末の有線接続が可能です。

ルーターとハブの一体型が主流に

ここまで、ルーターやハブの機能の違いについて解説してきましたが、現在販売されているルーターは最初からハブの機能が搭載されているタイプがほとんどです。

ハブ機能が搭載されている無線ルーターなら、Wi-Fi接続はもちろん、LANケーブルを使用した有線接続も複数台行えます

ONUにルーターとハブの機能が付いているタイプも

ONUに無線ルーターとハブの機能が搭載されているタイプはホームゲートウェイ(HGW)とも呼ばれており、1台で複数端末の無線接続・有線接続に対応しています。

機器の数も1台で済むことから見た目もスッキリしますが、このタイプのONUに別途ルーターを接続してしまうと、設定によっては二重ルーター状態となるため、注意が必要です。

二重ルーターについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。

>>直列?並列?ルーター2台の接続方法|メリット・デメリットを解説

>>NURO 光では二重ルーターは必要なし!例外やデメリットを解説

光回線「NURO 光」のONUはルーターとハブの機能を標準搭載

光回線「NURO 光」では無料でONUをレンタルしていますが、このONUにはルーターとハブの機能が搭載されています。

光電話を利用するときはTAという機器が別途必要ですが、インターネットを利用するだけなら必要な機器は1台だけとシンプル。自前でルーターを用意する必要がありません。

また、NURO 光のONUは、従来規格のIPv4だけでなく、次世代規格のIPv6にも対応しています。IPoE方式での接続を行うため、混雑時でも安定してインターネットを楽しめますよ。

IPv4・IPv6両方の規格に対応しているため、接続先のサイトに合わせて自動で切り替わり、スムーズなWeb閲覧が可能です。

>>NURO 光の詳細はこちら

ONU以外にも、NURO 光は以下のような理由で多くの方に支持されている光回線です。

・通信速度が速い
・料金がお値打ち
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(G2Tプランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(G2Tプランのみ)
・2年間 月額3,590円(G2Dプランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額500円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(G2Dプランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

現在のルーターにはハブの機能が搭載されていることが多いため、2つの機能を混同していた方も多いかもしれません。

ぜひ、この機会に一度整理してみてください。

NURO 光のONUにはルーターとハブの機能が搭載されているため、機器が1つにまとまります。配線周りもスッキリしますので、ぜひ検討してみてください。

>>NURO 光の詳細はこちら

NURO 光は光コンセントがある場合でも工事が必要!理由と流れを解説

自宅に光コンセントがある人は、配線工事なしでNURO 光を利用できると思われるかもしれません。

ですが、NURO 光を利用するためには、光コンセントがあっても配線工事をする必要があります。

今回の記事では、NURO 光と他の光回線との違いや、実際の工事の流れなどを解説していきたいと思います。

NURO 光は光コンセントがある場合でも工事が必要

NURO 光の回線を家庭に引く際は、回線工事が必要となります。それは、すでに光コンセントが設置されている場合も例外ではありません。

光コンセントとは

光コンセントとは、電柱から引き込んだ光回線とONU(光回線終末装置)を繋げるためのコンセントのことです。光回線専用のコンセントで、他の電源用コンセントとならんで設置されていることが多いのが特徴です。

しかし、この光コンセントはNURO 光のONUと接続することができません。その理由は、光コンセントは各キャリアの資産であるからです。

宅内光コンセントまでがキャリア資産

一見すると最初から物件に備え付けられていたと考えられがちな光コンセントですが、実はこの宅内光コンセントまでがキャリアの資産なのです。

仮に、入居した物件に光コンセントがすでに存在していたとしても、他社の光設備を使用することはできません。新たにNURO 光の光コンセントを設置する必要があります。

>>【工事有無の確認方法】光回線の工事が不要になる3つのパターンとは?

NURO 光の工事の流れ

ここからは、NURO 光の申し込みから開通までの流れを確認していきましょう。

・公式HPから申し込む(申込後にそのまま1回目の工事日を調整すると少しでも開通までの期間を早めることができます。)

・登録した電話番号に工事日決定の連絡(SMS)がある

工事(2回)

開通

NURO 光の配線工事は2回に分けて行われますが、いずれの場合も住人の立ち合いが必要です。

ちなみに、NURO 光の戸建てプランの場合、申し込みから開通までの期間は、1~2ヶ月が目安です。この期間を「長い」と感じる方に向けて、NURO 光では、開通までのストレスを軽減させるための2つの工夫を用意しています。

・工事を早めることができる
・ポケットWi-Fiの貸し出しを行っている

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

>>NURO 光の工事は遅い?期間を早める方法や土日の対応を解説

この記事でも、簡単に解説していきます。

工事は早めることもできる

オプション料金(5,000円)がかかりますが、2回ある工事を1度にまとめることができます。また、こちらも料金(3,000円)がかかりますが、を支払うことで土日祝日の工事も可能です。

NURO 光の工事短縮に関しましては、こちらの記事をご確認ください。

>>NURO 光開通までの流れと期間は?ポケットWi-Fiのレンタルも可能

ポケットWi-Fiの貸し出しを行っている

NURO 光では開通までの期間、希望者にポケットWi-Fiの貸し出しを特別料金で行っています。(10Gプランで、初月980円、2ヵ月目も1日32円)

レンタルしたポケットWi-Fiの料金は日割り計算で行われるため、NURO 光開通後と利用期間が重なることがありません。

ポケットWi-Fiのレンタルを上手に利用すれば、インターネットが使えないという状態を回避することが可能です。

まとめ

NURO 光を利用する際は、光コンセントがある場合でも回線工事が必要です。その理由は、「他の光回線との伝送方式の違い」があるからです。しかし、伝送技術が違うからこそ、NURO 光では高速なインターネット通信が可能になっています。

開通までの期間は申し込み後1~2ヶ月かかりますが、開通までのストレスを軽減させるための方法もあるため、必要に応じて利用を検討してください。

>>NURO 光の詳細はこちら

モデムとルーターの違いをわかりやすく解説|見た目で判断する方法も

モデムとルーターはインターネットに接続するときに必要な機器ですが、見た目が似ているため、混同している方も多くいらっしゃいます。

そこで本記事では、2つの機器の違いをわかりやすく解説。それぞれにどんな役割があるのかを解説するとともに、簡単な見分け方もお伝えしていきます。

モデムとルーターとの違いについて

では早速、モデムとルーターの違いについて確認していきましょう。

モデムはADSLやケーブルテレビの変換装置

モデムは、ADSLやケーブルテレビを利用するときに必要な機器です。

電話回線やケーブルテレビのアナログ信号をデジタル信号に、パソコン側のデジタル信号を回線側のアナログ信号に変換することでインターネット接続が可能となりますが、この変換部分を担うのがモデムの役割となります。

現在では光回線が主流のため、モデムが利用されることはほぼなくなりました。光回線においてモデムの役割を果たす機器はONU(光回線終端装置)と呼ばれ、利用するには開通工事が必要です。

光回線ではモデムでなくONUを利用

モデムと混同してしまいがちですが、光回線の場合はONUを利用します。ONUは回線終端装置と呼ばれ、光回線の信号をデジタル信号に変換する装置です。

光信号をデジタル信号に、デジタル信号を光信号に変換するのが、ONUの役割となります

以下のように整理しておきましょう。

・モデムADSL回線やケーブルテレビの変換機器
・ONU光回線の変換機器

以下の記事では、そんなONUの機能や接続方法について詳しく解説しています。こちらも併せて参考にしてください。

>>ONU・モデム・ルーターそれぞれの役割と接続方法について

ルーターは複数の端末に繋げるための機器

一方のルーターは、「複数の端末をインターネットにつなげるための機器」です。「変換」が主な役割であるモデムやONUとは、機能がまったく異なります。

ONUやモデムにパソコンを有線接続すればインターネットにつながりますが、この方法では複数の端末を接続することはできません。

複数のパソコンや、スマホ、ゲーム機、IoT家電など、多くのデバイスを同時にインターネット接続させるためには無線LAN環境が必要ですが、無線LAN環境を構築してWi-Fi接続を実現するのが、ルーターの役割となります。

また、ルーターには有線ケーブルの接続口が複数あるため、複数端末を有線接続することも可能です。

重要なのは、光回線を複数端末で利用する場合には、ONUとルーターの2つの機器が必要だということです。ADSLやCATVの場合なら、モデムとルーターの2つが必要になってきます。

インターネット回線の事業者によってはルーターの貸出を行っていないため、自前でルーターを用意する必要が生じることもあります。

HUB(ハブ)はタコ足配線するだけの役割

HUB(ハブ)というネットワーク機器がルーターと混同されることがありますが、機能は全く異なります。

HUB(ハブ)はあくまで、LAN配線を分岐して有線接続できる端末を増やすための機器であり、ルーターのような機能はありません。

なお、ルーターは消耗品のため定期的に交換する必要があります。以下の記事では、ルーターの寿命や買い替え時期についてわかりやすくまとめています。こちらも、ぜひ参考にしてください。

>>ルーターの寿命と買い替え時期のタイミングについて解説

モデム(ONU)とルーターを見た目で判断するには

次に、モデム(ONU)とルーターを見た目で判断する方法をまとめていきます。

・電話回線(光回線)のコネクタがあればモデム(ONU)
・LANポートが複数あればルーター

上記2つのポイントについて解説します。

電話回線(光回線)のコネクタがあればモデム(ONU)

モデム(ONU)には、モジュラージャックと呼ばれるコネクタが機器の背面に付いています。モジュラージャックとは、電話機やISDN、LANを接続するときに使われるコネクタで、ケーブルにはラッチと呼ばれるツメが付いており、指で下に押し込むことで挿したり抜いたりできます。

また、電話機(光回線の場合は光コンセント)と直接接続されている端末であれば、モデム(ONU)と判断することも可能です。

LANポートが複数あればルーター

ルーターについては、LANポートが複数あるかどうかで判断できます。モデムにはLANポートが一つしかないのに対して、ルーターには主に4つあるため確認が簡単です。

また、ルーターは、必ずモデムの後に接続されます。「モデムルーター」という順番で接続されるため、モデムと接続される機器の方がルーターと分かります。

ONUはルーター一体型が主流

ここまで、モデムとルーターの違いについて解説してきました。

前述したように、ADSL回線やケーブルテレビの場合は、モデムとルーターの2つの機器が必要です。

光回線も原則としてONUとルーターの2台が必要ですが、回線によっては貸し出されるONUにルーター機能が内蔵されている場合もあります。

光回線「NURO光」のONUはルーター機能を搭載

光回線サービスのひとつである「NURO光」のONUには、ルーター機能が搭載されています。また、機器の貸し出しは無料のため、ONU利用のための費用は一切かかりません。

別途ルーターを購入する必要なく、複数デバイスで有線・無線の接続が可能です。

また、NURO 光のONUは、従来規格のIPv4だけでなく、次世代規格のIPv6にも対応。IPoE方式での接続を行うため、混雑時でも安定してインターネット通信を行えます

IPv4・IPv6両方の規格に対応しているため、接続先のサイトに合わせて自動で切り替わり、スムーズなWeb閲覧が可能です。

>>NURO 光の詳細はこちら

加えて、NURO光は以下のような理由で多くの方に選ばれています。

・通信速度が速い
・料金がお値打ち
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(G2Tプランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

入会特典が豊富

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(G2Tプランのみ)
・2年間 月額3,590円(G2Dプランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額500円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大3ヶ月無料で使えるので非常にお得です。

NURO でんきと同時申し込みで毎月501円(税込)割引

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(G2Dプランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

モデムはADSLやケーブルテレビの変換機器、ルーターは複数の端末をインターネット接続するための機器です。ONUやHUB(ハブ)と混同されることも多いですが、それぞれの役割をしっかり整理しましょう。

現在、モデム(ONU)とルーターの両方を使っている方は、ぜひNURO 光への乗り換えもご検討ください。NURO 光のONUは一体型のため接続が簡単ですし、配線周りもスッキリしますよ。

>>NURO 光の詳細はこちら

NURO 光の下り最大2Gbpsは嘘?!真相はLANとWANの違いにある!

下り最大2Gbps で高速インターネットが利用できるNURO 光ですが、実測値においては2Gbpsという通信速度が出るわけではありません。

その理由は、LANとWANの違いにあります。

この記事では、2Gbpsという速度の意味と、「それでもNURO 光の通信速度は他社回線に比べて速い」という内容を、わかりやすく解説していきます。

※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

実測で2Gbpsが出ないのはLANとWANに違いがあるため

NURO 光の最大の特徴は、「通信速度が速い」という点です。その速度は、下り最大2Gbps。これは、一般的な光回線の2倍にあたる通信速度です(他社回線の多くは下り最大1Gbps)。

しかし、実際にNURO 光を利用してこの通信速度を出すことはできません。ただし、これはNURO 光に限った話ではなく、すべての光回線でカタログに記載された速度を出すことはできません。

NURO 光が実測で下り最大2Gbpsの通信速度を出せない理由は、LANとWANの違いにあります。まずは、この2つの違いを解説していきます。

LANとWANの違いとは?

LANとWANの違いは、以下の通りです。

・LAN(Local Area Network)
⇒ONUやルーターとパソコンをつないでいる部分

・WAN(Wide Area Network)
⇒ONUやルーターと光回線(または電話回線)をつないでいる部分

NURO 光を含めたすべての回線において、近くの電柱から自室にあるONUに接続している部分がWANにあたり、自室のONUからパソコンに接続している部分がLANにあたります。

ネットワーク機器を挟んで速度が変わる

NURO 光のケーブルから送られてくる光回線の速度は、下り最大2Gbpsです(WANの部分)。しかし、それを受ける終端装置(ONU)より先の部分(LANの部分)は端末1台につき下り最大1Gbpsの速度までしか出すことができません。(無線環境で下り最大1.3Gbps)

これは、ONUやルーターなどのネットワーク機器や規格の性能に限界があるためです。

WANの部分までは最大2Gbpsの速度が出ているものの、LANの部分で最大1Gbpsにまで速度が抑えられてしまうことが、最大速度を出せない理由です。

ちなみに他社回線の場合、WANの部分もLANの部分も下り最大1Gbpsの速度が限界になっています。

WANの部分で下り最大2Gbps出ることのメリット

LANを経由することで最終的な下り最大速度は1Gbpsになってしまいますが、それでもWANエリアまで下り最大2Gbpsであることには、大きなメリットがあります。

それは、「複数デバイスで回線を共有した場合の速度が速く、安定している」という点です。

NURO 光は回線が太いため家の中で複数台使っても速い

1本の光回線を複数デバイスで共有する際は、WANエリアまでの回線容量をデバイスの数で分け合う形になります。

分かりやすくするための簡易イメージにはなりますが、

つまり、NURO 光のようにWANエリアまでの回線容量が2Gbpsであれば、パソコンやスマホ、家族の端末などを仮に4台接続した際に、1台あたりの理論上の通信速度は下り最大0.5Gbpsとなる計算です。

2Gbps÷4台0.5Gbps

一方で、WANエリアまでの回線容量が1Gbpsである一般的な光回線の場合、同じ条件で4台の端末を接続すると、1台あたりの理論上の通信速度は下り最大0.25Gbpsとなります。

1Gbps÷4台0.25Gbps

NURO 光も他の一般的な光回線もLAN環境下における「1台あたりの下り最大速度」は1Gbpsと変わらないものの、2台以上の端末を同時に接続した場合にその差が大きく出るというわけです。

これが、実測値で2Gbpsが出ていないにもかかわらず、「NURO 光は速い」と多くの方に実感いただいている大きな理由です。

⇒NURO 光の詳細はこちら

独自回線を利用している点もNURO 光の速さの理由

NURO 光の速さの理由は、他にもあります。それは、独自回線を利用しているという点です。

他社の回線は、光コラボ(NTTの光回線を借り受けて提供している回線サービス)のようにほかの業者と共有している場合がほとんどです。しかし、NURO 光は他社回線が使用していない独自回線を使用しているため、回線の混雑が起こりにくくなっています。

WANエリアにおいて理論値からの速度低下が少なくて済むため、最終的に「速い」と実感しやすいというわけです。

NURO 光には速度以外にもメリットがある

NURO 光には、速度以外にも様々なメリットがあります。

・NURO 光は料金が安い
・NURO 光は加入時に特典が選べる
・NURO 光は開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを行っている

1つずつ、解説していきます。

NURO 光は料金が安い

NURO 光は月額利用料金が4,743円(税抜)です。一般的な光回線の月額利用料金は5,000~6,000円ですので、お得に高速インターネットが利用できるということになります。

また、NURO 光の場合、回線の月額利用料金にプロバイダ料金も含まれているため、それ以上の費用は発生しません。

NURO 光は加入時に特典が選べる

NURO 光は公式サイトから申し込みをする際に、4つの特典の中から1つを選ぶ形をとっています。

・キャッシュバック(43,000円)
・1年間の月額1,980円
(税抜)
・ひかりTVとセットで月額1,500円
(税抜)~
・3ヶ月間ワンコイン
(500円(税抜))のお試しプラン

ご自身のスタイルに合わせて、特典を選べるというのは嬉しいですね。

なお上記の特典は併用することができませんが、特典の中には併用できるものも多数あります。

たとえば、ソフトバンクユーザーならば、NURO 光 でんわに加入することで、端末ごとの支払いが月額500~1,000円(税抜)/最大10台まで割引になる「おうち割 光セット」や、ソフトバンクスマホとひかり電話との通話料金が24時間365日無料になる「ホワイトコール24」などの特典が利用できます。

その他の様々な特典に関しては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

NURO 光は開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを行っている

NURO 光は開通までの期間に、希望者にポケットWi-Fiの貸し出しを行っています。しかも、NURO 光をお申し込みの方向けにお得な料金で実施されています。

レンタル料金は日割りですので、開通後の支払いとポケットWi-Fiの支払いが重なることもありません。

まとめ

NURO 光の通信速度は下り最大2Gbpsですが、LANの規格に上限があるため、実際には端末1台あたりの通信速度は有線環境で下り最大1Gbps、無線環境で下り最大1.3Gbpsになります。

これは、LANとWANの違いによるものですが、NURO 光の場合、回線が太い、回線が混雑しづらいなどの理由から、WANの部分で1Gbpsしか出せない他社の光回線よりも高速通信が可能です。

安くて速いインターネットを利用したい方は、ぜひNURO 光の口コミや評判の情報をチェックしてみてください。

⇒NURO 光の申し込みはこちらから

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