NURO 光のONUを使わないことは可能?自前ルーターとの併用について

NURO 光の回線契約をすると、無料でONUがレンタルされます。この記事では、NURO 光のONUについて、使い方や役割などを解説していきますのでご確認ください。

また、中には「NURO 光のONUを使わないでインターネットを利用したい」と考えている方もいらっしゃるようです。その点についても記事内で解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

NURO 光のONUを使わずにNURO 光の利用はできない

NURO 光回線の利用には、NURO 光から無料でレンタルされるONUを使う必要があります。このONUを使わないと、インターネットへの接続ができません。

NURO 光のONUはルーター機能付きなので自前ルーターは不要

NURO 光でレンタルされるONUには、ルーター機能が付いています。従って、NURO 光では別途自分でルーターを用意する必要はありません。

ONUとルーターの違い

まずは、ONUとルーターの違いについて確認しておきましょう。似たようなイメージを持たれがちですが、機能に大きな違いがあります。

ONUはインターネット接続するための機器

ONUは、光回線の終端装置です。その役割は、自宅に引き込んだ光回線から送られてくる光信号をデジタル信号に変換すること。光回線でインターネット接続するためには、この機器が欠かせません。

ONUとPCをLANケーブルで直接つなぐことで、初めて端末をインターネットに接続できるようになります。つまり、ONUがなければ自宅でのインターネット利用ができないというわけです。

しかし、通常、ONUだけでは、複数の端末をインターネット接続することは不可能です。ONUのみを使用する場合、LANケーブルでつないでいる1台のPCしかインターネット利用ができません

ルーターはWi-Fi機能で各端末を無線接続するための機器

そこで必要となるのが、ルーターです。

ルーターは、複数の端末をインターネットに接続する役割を果たします

ルーターとONUとをLANケーブルでつなぐことで、狭い範囲(ここでは自宅内)にWi-Fi環境を構築することができるのです。

Wi-Fi環境を構築すれば、電波のエリア内にあるデジタルデバイスを使って、無線でのインターネット接続が可能になります。

NURO 光のONUと自前ルーターを併用すると不具合が起こる可能性も

NURO 光でレンタルされるONUには、ルーター機能のオン・オフを切り替えるための電源はありません。ONUの電源を入れると同時に、自動でルーターも機能する仕組みになっています。

このようにルーター機能のみをオフにすることはできないので、NURO 光では自前ルーターを使うということはできません。

仮にNURO 光のONUを利用している状態で、別途自前ルーターを使用すると、「二重ルーター」という状態になってしまい、インターネット接続に不具合が出る可能性もありますのでご注意ください。

二重ルーターについての詳細は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>NURO 光では二重ルーターは必要なし!例外やデメリットを解説

例外として二重ルーターにしてもいいケース

Wi-Fi環境下で二重ルーターの状態を作ってしまうと、様々なデメリットが生じてしまいます。しかし、例外として二重ルーターの状態が望ましい場合もあります。

それは、「家の中で電波が繋がりづらい」ケースです。

例えば、三階建ての家に住んでいて、ONUを1階に設置する場合などがこれにあたります。ONUがある1階はインターネットにつながるのに、3階に上がるとインターネット接続しづらい(またはできない)ケースは少なくありません。

こんなときは、中継器として自前のルーターを使うことで、電波が繋がりづらい状態を解消することができる場合があります

ONUがないフロアでインターネットの電波が届きにくいときには、あえて二重ルーターを試してみるのも1つの手だと言えるでしょう。

NURO 光のメリットはルーター付きのONUだけではない

NURO 光に申し込むとルーター機能付きのONUが無料レンタルできます

手持ちのスマホやタブレット・ゲーム機など、すべての端末を無線接続することができるため、ルーターを別途用意する必要がありません。また、ルーター機能による無線接続をすれば、スマホの通信料金を抑えることが可能です

>>NURO 光の詳細はこちら

そして、NURO 光のメリットは、ONUの無料レンタルだけではありません。以下のような理由から、多くの方に選ばれています。

・速度が速い
・価格が安い
・特典が選べる
・開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを実施
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得に

NURO 光は通信速度が速い

一般的な光回線の通信速度は1Gbpsです。それに対して、NURO 光の通信速度は下り最大2Gbps。規格上2倍の速度で高速通信が可能です。

通信速度について
※「最大 2Gbps 」という通信速度はネットワークからお客さま宅内に設置する宅内終端装置へ提供する最大速度です。
※機器使用時の通信速度はお客さまの通信環境と規格により異なります。
※有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac における通信で最大 1.3Gbpsとなります。
※弊社が設置する宅内終端装置の機種によりIEEE802.11acに対応していない場合があります。
※なお、記載の最大通信速度は、技術規格上の最大値であり実使用速度を示すものではありません。
※インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により低下する場合があります。

NURO 光は月額料金が安い

NURO 光の月額利用料金は、4,743円(税別)です。そして、この金額にはプロバイダ料金も含まれています。

一般的な光回線の月額料金相場は5,000円~6,000円ですので、相場よりお安い料金で高速インターネットを利用できます。

NURO 光は特典が選べる

NURO 光では、契約時に特典を選ぶことができます。

特典には、キャッシュバックのほか、1年間の月額料金割引など、様々なものがあります。ご自身の使い方に合わせたものを選んでくださいね。

選べる特典とは別に併用できる特典もありますので、こちらの記事もあわせてご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!

開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを実施

NURO 光では、開通までの期間に希望者に対してポケットWi-Fiの貸し出しを行っています。料金は特別価格が適用され、1GB/日、10GB/月プランなどの通信容量に制限のあるプランであれば最大2ヶ月間(62日間)0円~。

こちらのサービスを利用すれば、申し込み後すぐにインターネットが利用できるため、開通工事に時間がかかっても安心ですね。

NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得に

NURO でんきと同時に申し込むと、NURO 光の月額料金が1年間100円(税別)になります。

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税別)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から455円(税別)が割引されます

まとめ

NURO 光を利用する際は、NURO 光から無料で送られてくるONUが必ず必要です。このONUを使わずにインターネット接続をすることはできませんので、ご注意ください。

また、NURO 光のONUにはルーター機能が備わっています。自前で別途ルーターを用意する必要はありません。

経済的に高速インターネットを利用したい方は、ぜひNURO 光をご検討ください。

>>NURO 光の詳細はこちら

光回線のルーターとは?役割や選び方、つなぎ方を徹底解説

パソコンやスマホといった複数のデバイスをインターネットに接続する際に用いられる「ルーター」。

自宅に導入した光回線でWi-Fi接続をしたい時にも、ルーターは必要となります。

本記事では、基本的なルーターの役割や選び方を説明し、おすすめの選択方法について解説していきます。ぜひ、参考にしてください。

光回線のルーターとは?役割や必要性について

冒頭でも紹介したように、ルーターの役割は「複数の端末をインターネット回線に接続する」ことです。

光回線が開通すると、ONU(光回線終端装置)にLANケーブルを接続することでインターネット接続ができるようになります。

しかし、この状態では接続できる端末に制限がかかりますし、Wi-Fiでの無線接続はできません。

この状態を解消し、複数の端末への有線接続やWi-Fiでの無線接続を可能にするのが、ルーターの役割なのです。

モデム・ONUとルーターの違いとは?

ここで、よく混同されるモデム・ONU・ルーターの違いについてまとめます。

モデム ADSLやケーブルテレビを利用する場合の変換装置
ONU 光回線を利用する場合の変換装置
ルーター 複数の端末をインターネット回線に接続するための機器

モデムとONUはどちらも変換装置で、コンセントから送られる信号をデジタル信号に変換する役割があります。

一方で、ルーターはパソコンやスマホなどの端末に複数台つなぐための機器のため、モデムやONUに直接接続されます。

したがって、光回線利用時にWi-Fi接続をしたい、複数の機器をインターネット接続したいという場合は、ONUとルーターの両方が必要になるということです。

光回線のルーターを利用するには

次に、ルーターの入手方法について説明していきます。基本的には、「市販品を購入する」「レンタルするの2択です。

市販品を購入する

家電量販店やネットで、一般的に5,000円10,000円程度で購入できます。また、リサイクルショップなどで中古品を買うこともできます。

ただし、ルーターの種類は多いため、知識がないと適切なものを選べません。適切な規格のルーターを購入しないとWi-Fiの速度が思ったより出ないということもあり得ますので、注意が必要です。

レンタル

光回線の業者がルーターのレンタルをしている場合は、それを利用するのも一つの方法です。

月額500円未満で借りられ新しい規格のものが用意されている場合が多いため、自分で選ぶのが難しい場合はレンタルが便利です。

光回線のルーターを購入する場合の選び方

まずは、ご自身でルーターを購入するという方向けに、選び方のポイントを伝えます。

ルーターには無線LAN規格があり、現在最新の規格は「Wi-Fi 6」です。正式名称は「IEEE802.11ax」で、従来の「IEEE802.11ac」よりさらに速い通信を行えます。

>>Wi-Fi 6とはどんな規格でいつから始まったの?特徴と価格を解説

選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

機器側の規格を確認

無線LANの規格が最新であっても、接続するパソコンやスマホ側がそれに対応していなければ意味がありません。

パソコンやスマホの説明書には無線LANの規格が記載されているため、無線接続する機器側の規格を確認してみましょう。

また、Windows10であれば以下の方法で無線LAN規格を調べることが可能です。

1.タスクバーの検索ボックスでcmdと入力

2.コマンドプロンプトが起動

3.「netsh wlan show interfaceと入力し、[Enter]キーを押下

4.「無線の種類という項目を確認

通信方式がIPv6かどうか

速度以外では、「IPv6に対応しているか」という点も重要です。

IPv6は従来のIPv4よりも高速な通信方式で、回線が混雑しやすい夜などの時間帯でもスムーズにインターネット回線への接続がしやすいという特徴があります。

多くの光回線はIPv6に対応しているため、ルーターもIPv6に対応したものを選びましょう。

ビームフォーミング・MU-MINOなどの技術

できる限り、多くの機能が搭載されているルーターを選ぶことをおすすめしています。中でもあった方が良いのは、以下の機能です。

ビームフォーミング

Wi-Fiをビームのようにまっすぐ通信機器に飛ばす機能です

ルーター側でWi-Fi接続しているパソコンやスマホの端末の位置を特定し、集中して電波を飛ばします。ルーターから離れていても、インターネット回線に繋がりやすくなるというメリットがあります。

MU-MINO

これまでのルーターは、同時に複数台接続すると速度が遅くなる傾向がありました。

しかし、MU-MINOが備わっていれば、ルーターのアンテナ数を増設して同時に通信できる能力を向上させているため、速度が低下しにくいです。

バンドステアリング

2.4GHz・5GHzの2つの周波数を自動で切り替える機能です。

速度が速い5GHzが主に利用されますが、5GHzの電波が届きにくくなると、自動で2.4GHzの電波に切り替わります。安定的なWi-Fi接続の実現のために、必要な機能と言えるでしょう。

光回線のルーターは原則有料レンタル

上記でもお伝えした通り、ルーターをレンタルする場合は有料になることが多いです。

ただし、中にはルーターのレンタル料金が無料の光回線も存在します。

例えば、NURO 光はレンタル料金が無料なだけでなく、ONUとルーターが一体化した機器を貸し出しています。

ルーター機能付きのONUであれば置き場所もスッキリしますし、コンセントも1つで充分。電気代の節約にもなります。

NURO 光で無料貸し出しをしているルーター機能付きONUについては、こちらの記事をご確認ください。

>>NURO 光のONUはルーター機能を搭載!その種類と性能の違いを比較

まとめ

光回線を便利に利用したいなら、ルーターは欠かせない存在です。まずはその機能や役割を理解して、最適なルーターを選択するようにしましょう。

NURO 光はルーター機能付きのONUを無料で貸し出していますので、複数端末で高速インターネットを楽しみたい方は、ぜひご利用ください。

>>NURO 光の詳細はこちら

NURO 光で利用できる2つのWi-Fi|ONUと開通までのポケットWi-Fi

NURO 光には、以下の2つのWi-Fiサービスが用意されています。

・無料でレンタルされる「ONU」を利用した無線LAN
・光回線開通までの「ポケットWi-Fi」レンタルサービス

この記事では、それぞれのサービスの特徴や利用方法などについて解説していきます。

無料でレンタルされる「ONU」を利用した無線LAN 

ONUとは「Optical Network Unit」の略称で、光回線終端装置のことです。

パソコンと回線をつなぐ、いわゆるモデムと同じ働きをする装置のことですが、モデムがADSLなどのアナログ信号とデジタル信号を変換するのに対し、ONUは光信号とデジタル信号を変換する装置となります。

このONUがあれば光回線を通じてパソコンをインターネットに接続できますが、その接続方法は有線となり、台数も限定的。

Wi-Fi接続を楽しんだり、複数のデバイスでインターネットに接続する場合は、無線LAN機能がついたルーターを別途用意してONUに接続しなければなりません。

ONUに無線LAN機能が付いているのがNURO 光の特徴!

NURO 光のONUには、無線LAN機能がついています。そのため、ルーターを別途用意しなくてもWi-Fi接続をすることができるのです。

ルーターを用意する費用を節約できるだけでなく、1台で済むためデザイン的にも非常にすっきりします。

ちなみに、NURO 光から無料レンタルされるONUには以下の5種類。

・ZXHN F660A
・HG8045Q
・ZXHNF660T
・HG8045j
・HG8045D

ONUについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。

>>NURO 光のONUはルーター機能を搭載!その種類と性能の違いを比較

NURO 光のWi-Fi接続設定方法

ONUの無線LAN機能を利用したWi-Fi接続をするには、以下の設定を行います。

・ONUに記載されている「SSID」と「パスワード」を確認
(SSIDとは、無線LAN(Wi-Fi)におけるアクセスポイントの識別名のことです)

・接続したい機器のインターネット設定画面を開く

・表示された接続先のなかから、ONUに記載されたSSIDを選択

・SSIDのパスワードを入力

・これで、そのデバイスをWi-Fi接続することができます

※「SSID」と「パスワード」はONUの機種によって記載されている場所が異なります。

複数の機器を接続する場合は、デバイスごとに設定する必要がありますが、いずれにしても「SSID」と「パスワード」を各デバイスで設定するだけでWi-Fi接続ができるようになります。

接続設定してもWi-Fiが繋がらない場合はこちらを参考にしてください。

複数接続時の注意

1つのルーターに複数のデバイスを接続すると、速度が落ちる場合があるので注意してください。Wi-Fi接続をしていて速度が遅いと感じたときには、以下の3つの改善方法を試してみましょう。

・接続を「5G」にしてみる
・時間帯を変更する
・接続している機器を減らす

接続を「5G」にしてみる

NURO 光のONUには2つの接続先(2.4G、5G)があります。

「2.4G」は電波の届く範囲が広い反面、電波が混雑しやすいという特徴があります。そのため、接続が不安定になりやすいというデメリットも。

対して、「5G」は障害物に弱い反面、電波が混雑しにくいという特徴があります。また、通信速度も2.4Gより高速です。

一般に2.4Gが選択されている場合がほとんどですので、接続を5GのSSIDに変更することで速度が改善されることがあります。

時間帯を変更する

混雑を避け人が使わない時間帯を選ぶことで、速度の遅さが改善されることがあります。

接続している機器を減らす

接続しているデバイスの数を減らすことで、状況が改善されることがあります。

また、無線ルーターを増設するのも1つの手です。その際には、家電量販店などでスペックの高い無線ルーターを別途購入して、ONUにLANケーブルで有線接続してください。

無線ルーターの数が増えれば混線が改善されるため、速度の遅さも改善されることがあります。

光回線開通までの「ポケットWi-Fi」レンタルサービス

ここからは、NURO 光の2つ目のWi-Fiサービスである「ポケットWi-Fi」について解説していきます。

このサービスは、NURO 光の申し込みをしてから開通工事が終了するまでの期間、希望者に対してポケットWi-Fiの貸し出しを行うといった内容です。

有料レンタルとはなりますが、工事に伴うインターネット不通期間を無くすことができるため、大変人気があります。

NURO 光「ポケットWi-Fi」5つのメリット

このポケットWi-Fiにも、光回線と異なる様々なメリットがあります。主なメリットは、以下の5点です。

・無制限プランが初月980円(税抜)
・最短で翌日配送
・工事不要ですぐに利用可能
・レンタルは1日単位
・コンビニや宅配で簡単に返却できる

それぞれについて、解説します。

レンタル料金は初月980円!

NURO 光のポケットWi-Fiレンタルサービスは、機種によってひと月あたりの通信容量を選択できます。

なかでも容量を気にせずに使える「無制限プラン」が人気で、料金も初月の30日31泊が980円(税抜)・1日当たり31円(税抜)と、非常にリーズナブルです。

2か月目も1日32円(税抜)なので、約2か月間お得にポケットWi-Fiが利用できます。

※63日目以降は1日128円(税抜)となります。

最短で翌日配送

NURO光のポケットWi-Fiは、申し込みから最短で翌日に配送されます。そのため、開通までにインターネットが利用できない期間を最小限に抑えることができます。

翌日配送の条件は、平日13時までの申し込み(ただし、北海道、離島は配送が翌々日以降になる場合があります)。

13時以降の申し込みの場合は発送が翌日になってしまうため、配送は翌々日になります。

工事不要ですぐに利用可能

ポケットWi-Fiは、届いてすぐにデバイスを接続して利用可能です。

利用開始までに工事などは必要ありません。

レンタルは1日単位

NURO 光のポケットWi-Fiは、一日単位でレンタルが可能です。一ヶ月単位でのレンタルではないため、無駄なく利用することができます。

ちなみに、ポケットWi-Fiの到着日がレンタル利用開始日になります。

コンビニや宅配で簡単に返却できる

返却は、到着時に同梱されている「専伝票がついた返送用封筒」にポケットWi-Fiを入れてポストへ投函するだけで完了します。詳しい返却の手順は、後述します。

Wi-Fiルーターの返却、解約の手順

Wi-Fiルーターの返却手順は、以下の通り。

・同梱された返送用封筒にWi-Fiルーターを入れる

・レンタル期日最終日の翌朝8時までにポストに投函

これだけで、返却は完了します。

万が一、返却が遅れてしまった場合は、レンタル期間が自動延長されますが、その場合の請求額も日割りで計算されます。

まとめ

今回は、NURO 光で利用できる2種類のWi-Fiサービスについて解説してきました。

この2つのWi-Fiサービスを利用することで、NURO 光では開通「前」も開通「後」も、複数の端末でWi-Fi接続が可能となります。

どちらも戸建てプラン・マンション向けプランの両方で利用可能です。

>>NURO 光の戸建てプランの詳細はこちら

>>NURO 光のマンション向けプランの詳細はこちら

NURO 光でポート開放する方法をONU(ルーター)ごとに解説

オンラインゲームをするときになどに、「ポート開放」という作業が必要になることがあります。

通常、インターネットを利用時は外部からの不審なアクセスを防ぐため、ルーターを含むホームゲートウェイやPCは一定以上のセキュリティをかけています。

しかし、このセキュリティが原因でオンライン上の対戦相手との通信ができなくなってしまうと、元も子もありません。

「ポート開放」とは、この必要以上のセキュリティを解除する操作のことを意味します。

NURO 光ではポート開放が可能ですが、ポート開放の方法はルーターによって異なります。この記事では、それぞれのポート開放のやり方などを解説していきます。

NURO 光はポート開放が可能

NURO 光ではポート開放が可能です。

その際には、特別な契約をする必要はありません。また、ポート開放に対して追加料金が発生することもありません。

ポート開放はなぜ必要なのか

冒頭でも触れたように、オンラインゲームによっては、ポート開放をすることでオンラインゲームでの協力プレイや対戦プレイが可能になるものがあります。

ポート開放していないとルーターの機能で通信がブロックされてしまうのですが、このとき意図した通信をブロックしないように行う操作が、ポート開放です。

ポート開放のメリット・デメリット

ポート開放をすることで、どのようなメリットとデメリットが得られるのでしょうか。

ポート開放のメリット

ポート開放のメリットとしてあげられるのは、「ゲームの幅が広がる」ということです。

前述のように、ポート開放をすることによって、オンラインゲームでの対戦プレイや協力プレイができるようになります。

ゲームによっては、ポート開放しなければそもそもプレイできないものもあります。

ポート開放のデメリット

デメリットは、「ポート開放していないときに比べて安全性が損なわれる」という点です。

ただし、ここでいう「安全性」とは致命的なものではありません。

安全性が損なわれると聞くとハッキングやウイルス侵入リスクが頭に浮かびますが、ポート開放したからといって、パソコン全体が無防備になるわけではありません。

ポート開放をしても、すべてのポートが開放されるわけではなく、解放したいポート番号を指定して一部開放されるだけです。そのため、解放したポート以外に外部から接続することはできません。

ゲームの対戦プレイ(または協力プレイ)をするためにポート開放を行ったとすれば、ポート開放しているゲームにおいては悪意のあるユーザーからの通信妨害が起こる可能性が考えられます。

そのゲーム以外のルートから悪意を持ったユーザーが入り込むことは基本的にできませんが、不要なポート開放は控えましょう。

NURO 光でポート開放する方法

ポート開放するためには、ONU(ルーター)とPCの設定を変更する必要があります。

PCの設定変更は、以下の手順で行います。

それぞれ、順番に設定を行っていく必要があります。1つずつ確認していきましょう。

IPアドレスの固定方法 (Windowsの場合)】

コントロールパネル」を開く

ネットワークの状態とタスク」→「アダプターの設定の変更」の順にクリック

現在利用しているネットワークのアイコンを右クリック、「プロパティ」を表示

インターネットプロトコルバージョン4」をダブルクリック

次のIPアドレスを使う」にチェックを入れ、ONUがDHCPとして配布するアドレスを確認し、その範囲外のIPアドレスを指定する。

サブネットマスクはONUに規定のものを使用する(一般的には255.255.255.0)

デフォルトゲートウェイはONUのLAN側アドレスとして設定されているものを記載する

OK」をクリック

これで、IPアドレスの固定が完了です。

ルーターの設定を変更する

IPアドレスの固定が完了したら、続いてルーターの設定を変更していきます。NURO 光ではレンタルできるすべてのONUにルーター機能が備わっており、すべてのルーターにおいてポート開放が可能になっています。

設定方法はルーターによって異なるため、自身がレンタルしているルーターにあわせて設定方法を確認してください。

「F660A」「F660T」の設定

F660A」「F660T」は姉妹ルーターです。そのため、設定画面の表示方法に多少の違いはありますが、設定の仕方自体はどちらも同じです。

ポート開放の設定をするためには、以下の手順を参考にしてください。

・パソコンとONUをLANケーブルで接続

・ONUの設定画面を開く

・インターネットブラウザ(GoogleChromeなど)を開く

・URLの欄に192.168.1.1と入力(コピー&ペーストでOK)

ログイン画面が出るので「初期ID」「パスワード」の両方にadmin」を入力※以前、自分でIDとパスワードを変更している場合は、そちらを入力してください。

・メニュー項目からポートフォワーディングを選択(このメニュー項目の表示方法が「F660A」と「F660T」で異なります)。

入力欄が表示されますので、そこに「IPアドレス(内部ホスト)」「ポート番号など各項目を入力(開放する必要のあるポート番号は使用するゲームによって異なるため、各ゲームの公式サイトや説明書を確認しましょう)

入力完了後に「追加」をクリック

これでポート開放の設定は完了です。

「HG8045J」「HG8045D」「HG8045Q」の設定

HG8045J」「HG8045D」「HG8045Q」は、姉妹ルーターです。画面表示に多少の違いはありますが、ポート開放の設定方法はすべて同じです。

ポート開放までの手順は、以下を参考にしてください。

・パソコンとONUをLANケーブルで接続

・ONUの設定画面を開く

・インターネットブラウザ(GoogleChromeなど)を開く

・URLの欄に192.168.1.1と入力(コピー&ペーストでOK)

・ログイン画面が出るので「初期ID」「パスワード」の両方にadmin」を入力※以前、自分でIDとパスワードを変更している場合は、そちらを入力してください。

・設定画面が表示される

上部にあるタブから「転送ルール(HG8045Jの場合「詳細設定」)」をクリック

画面左の項目から「ポートマッピング設定」を選択

画面右の「新規作成」をクリック、種別を「カスタム設定」に変更

ポートマッピングを有効にする」にチェック

・入力欄が表示されますので「ポート番号」「IPアドレス」などの各項目を入力(開放する必要のあるポート番号は、プレイするゲームによって異なりますので、各ゲームの公式サイトや取扱説明書を参考にしてください)

・「適用」をクリック

これで、ポート開放は完了です。

※2020年現在、「FG4023B」や「NSD-G1000T」といった新しい機器も提供されています。こちらからそれぞれの取扱説明書をご確認ください。

「FG4023B」…取扱説明書p58~
「NSD-G1000T」…取扱説明書p40~

まとめ

オンラインゲームで対戦や協力プレイができない場合、ポート開放することで、それらができるようになる場合があります。

ポート開放をするためには開放するPC・端末のIPを固定する必要がありますので、まずはそちらの設定を行い、そのあとにONUの設定を変更してください。

超高速インターネットで人気のNURO 光は、オンラインゲームとの相性もばっちりです。ぜひ、快適なゲーム環境を整えてくださいね。

>>NURO 光の詳細はこちら

NURO 光で自前ルーターが必要になる2つのケースと設定時の注意点

インターネットを利用する際には、基本的に「二重ルーター」の状態にしない方が良いと言われています。

二重ルーターとは、ネットワーク内にルーターが2台ある状態のことです。

ただし、場合によっては契約した回線からレンタルしているルーターのほかに、自前でルーターを用意して二重ルーターの状態にした方が良いケースもあります。

この記事では、NURO 光で自前ルーターが必要になる2つのケースについて解説していきます。また、その際の設定方法もあわせて確認していきましょう。

NURO 光で自前ルーターが必要になるのは、こんな時

NURO 光で自前ルーターが必要になるケースは、以下の2つです。

・中継器として利用する
・接続する機器が6台以上ある

それぞれ確認していきましょう。

中継器として利用する

NURO 光の場合、基本的に回線工事の際に設置したルーター機能付きONUだけで家中のインターネット環境をまかなえます。

ただし、ルーターを設置している場所によっては、Wi-Fiの電波が届かない場所が出てしまう場合があります。ルーターの電波は障害物や電磁波を出す機器や水回りに弱いためです。

特に、以下の2つのケースではWi-Fiの電波が届きにくくなってしまいますので、ご注ください。

・2部屋以上隔てて接続する場合
・階を隔てて接続する場合

こういったケースに該当する場合、NURO 光からレンタルしているONUだけではカバーしきれないことがあります。

その場合は、別途、自前ルーターを用意し、それを中継器として使ってください。意図的に2台のルーターを使用することにより、ルーター1台の状態よりも広い範囲でインターネットが楽しめます。

接続する機器が6台以上ある

インターネットに接続する機器が多い場合にも、自前ルーターを用意する必要があります。

1つのルーターで接続できる機器は無制限ではありません。そのため6台以上の端末を接続する場合には、1台のルーターではまかないきれないケースが出てきます。

そういった場合は、貸し出されるONUとは別に、もう1台のルーターを自前で用意する必要があります。

接続する端末は、PCだけでなく、スマホ、タブレット、ゲームなども含めますので、6台という上限に意外と簡単に達してしまいます。

二重ルーターの注意点

2台のルーターを使うことによって家の広い範囲をカバーすることができますが、基本的に「二重ルーターの状態をつくることは、あまり良いはとされていません。

「二重ルーター」とは、1つの家で、2台以上のルーターを使用している状態であり、以下の2つのデメリットがあります。

・通信が遅くなる
・インターネットに接続できなくなってしまう場合がある

これはルーター同士がお互いに干渉してしまうことが原因となって起こる不具合です。そして、この不具合はインターネットを利用するうえでは致命的なデメリットになってしまいます。

二重ルーターについての詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください。

>>NURO 光では二重ルーターは必要なし!例外やデメリットを解説

トラブルを避けるための設定方法

意図的に二重ルーターの状態をつくり出す際には、上記のトラブルを避けるために2台目のルーターの設定を変更しなければいけません

具体的には、中継器として用意した自前ルーターの設定を変更することが大切です。

NURO 光からレンタルしているONUには中継器として利用するための設定がないため、1つの家庭で2つのルーターを使う場合には、必ず自前ルーターの設定を変える必要が出てくるのです。

その際には、2台のルーターをそれぞれ、以下の設定にします。

・NURO 光のONUはそのままの設定
・自前ルーターの設定を「ブリッジモード」に変更

ブリッジモードとは?

ルーターには、「ルーターモード」と「ブリッジモード」があります。

デフォルトでは「ルーターモード」に設定されているため、これを「ブリッジモードに変更しましょう。これで、ルーターを中継器として利用できるようになります。

ルーターを「ブリッジモード」にする方法は、機器ごとに異なりますので、購入した機器の説明書に従ってください。

まとめ

NURO 光では無料でルーター機能付きのONUがレンタルされるため、自前ルーターは基本的に必要ありません。

しかし、1台のルーターだけでは、多くの部屋を隔ててインターネット利用をしたときや、階を隔ててインターネット利用をしたときに、Wi-Fiの電波が届かなくなってしまうケースがあります。

そんな場合には、自前でルーターを用意することで、家中のネット環境を整えることができます。

その際には、自前ルーターを「ブリッジモード」に変更し、二重ルーターにならないように注意しましょう。

>>NURO 光の詳細はこちらから

Copr. Sony Network Communications Inc.

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