光回線の乗り換え手順はめんどくさい?注意点やおすすめのキャンペーンを解説

「光回線の乗り換えは、解約手続きや工事の立ち合いが面倒くさい。」

そんな風に思って、乗り換えを先送りしていませんか?

確かに新しい回線への申し込みなどで一定の手間はかかりますが、工事や解約手続きが不要になるパターンもあります。

そして、何よりも乗り換えたほうが、月額料金が安くなったり、通信速度が向上したりといった多くのメリットがあるのも事実です。

本記事では、光回線の乗り換えを検討されている方を対象に、乗り換え手順を3つのパターンに分けて解説します。

おすすめのキャンペーン・特典や、乗り換えを検討するべきタイミング、注意点などもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

光回線の乗り換え手順|3つのパターンで解説

では早速、光回線の乗り換え手順を以下の3パターンに分けて解説します。

・【転用】フレッツ光から光コラボの場合
・【事業者変更】光コラボから光コラボの場合
・それ以外の場合

【転用】フレッツ光から光コラボの場合

フレッツ光から光コラボに乗り換えることを「転用」と言います。この場合、フレッツ光の配線や機器は変わらずに利用できるため、基本的に工事をする必要はありません。

具体的な乗り換え手順は、以下の通りです。

  1. NTTにて転用承諾番号を取得する
  2. 光コラボに申し込む
  3. 光コラボに切り変わるタイミングを迎える

1.NTTにて転用承諾番号を取得する

最初に、NTTにて転用承諾番号を取得する必要があります。転用承諾番号とは、文字通り転用するときに必要な番号のことで、11ケタの英数字で構成されています。

電話もしくは公式サイトから取得できますが、有効期限は15日です。この期間以内に転用手続きができないと無効になりますので、注意してください。

2.光コラボに申し込む

転用承諾番号を取得後、乗り換え先の光コラボ事業者に申し込みましょう。

転用の場合は工事不要になるケースが多く、切り替わりのタイミングが分かりづらいです。変更日は、しっかり確認しておきましょう。

内容に不備がなければ、数日後に契約書類などが郵送されます。キャンペーンや特典を利用する場合は、漏れなく手続きも済ませてください。

3.光コラボに切り変わるタイミングを迎える

申し込みを済ませたら、光コラボに切り替わるのを待つだけです。

転用の場合、申し込みが完了してから1週間程度で自動的に切り替わります。NTTにて解約手続きをする必要はありません。

【事業者変更】光コラボから光コラボの場合

光コラボから光コラボ(もしくは光コラボからフレッツ光)に乗り換える場合も、工事不要です。この乗り換えは「事業者変更」と呼ばれ、光回線の設備も変わらずに継続できます。

この乗り換えができるようになったのは、2019年7月からです。それまでは、光コラボ間の乗り換えや光コラボからフレッツ光への乗り換え時には、一旦解約して新規で契約する必要がありました。

固定電話の番号もNTTアナログ電話に戻す必要があり、工事回数が余計に増える点もデメリットでしたが、事業者変更の開始後はスムーズな乗り換えが可能となっています。

乗り換え手順は以下の通りです。

  1. 契約中の事業者にて事業者変更承諾番号を取得する
  2. 乗り換え先の光コラボに申し込む
  3. 切り変わるタイミングを迎える

1.契約中の事業者から事業者変更承諾番号を取得する

まずは、現在契約中の光回線事業者にて、電話や公式サイト経由で事業者変更承諾番号を取得します。

事業者変更承諾番号とは、事業者変更するときに必要な番号で、転用承諾番号と同じ11ケタの英数字で構成されています。

有効期限が15日という点は、「転用」の場合と同様です。取得後は、事業者変更を早めに進めてください。

2.乗り換え先の光コラボに申し込む

事業者変更承諾番号の取得後、乗り換え先の光コラボに申し込みます。

転用」手続きと同様に、工事不要になる場合がほとんどです。

切り替わり日を必ず確認しつつ、キャンペーンや特典があれば、漏れなく手続きも済ませましょう。申し込み完了後、契約書類が郵送されるまでに数日かかります。

3.切り変わるタイミングを迎える

申し込みが完了してから、1週間程度で自動的に切り替わります。旧回線の解約手続きをする必要がないため、簡単に変更可能です。

それ以外の場合

最後は、転用と事業者変更に該当しない乗り換えのケースです。

例えば、次のような場合となります。

・フレッツ光からNURO 光などの独自回線に乗り換える
・他社の独自回線からNURO 光に乗り換える
・モバイルWi-Fiルーターやホームルーターから光回線に乗り換える

いずれも光回線の設備が異なるため、回線工事が必要です。下記の手順に沿って乗り換えを進めていきましょう。

  1. 乗り換え先の光回線に申し込む
  2. 工事に立ち合う
  3. 旧ネット回線の解約手続きを行う

1.乗り換え先の光回線に申し込む

このケースの乗り換え時に重要なのが、「新規回線開通⇒旧回線解約」という順番で手続きを行うという点です。

解約を先にしてしまうと、固定電話やインターネット回線が利用できない期間が発生してしまいます。このようなタイムラグが発生しないためにも、先に乗り換え先の光回線の申し込みを進めておきましょう。

一般的に光回線が開通するまでにかかる期間は、申し込みから1か月半~2か月です。引越しシーズンなどの繁忙期の場合、2か月以上かかることもあるため、早めに申し込みをしておくことをおすすめします。

また、土日に工事する場合は追加費用がかかる場合が多いですし、日程が埋まりやすいため、開通までに時間がかかってしまいます。逆に、平日は比較的日程が空いているため、希望の日時で工事の予約を取りやすいです。

2.工事に立ち合う

光回線の工事には「屋外工事」と「宅内工事」の工程がありますが、物件や配線状況によって必要な作業や時間はさまざまです。

工事の詳細内容や立会いの時間などについて以下の記事にまとめていますので、併せて参考にしてください。

>>光回線の工事には立ち合いと穴開けが必要!内容や期間、費用を解説

3.旧ネット回線の解約手続きを行う

乗り換え先の光回線が開通したら、旧回線の解約手続きに入ります。基本的に電話による申し込みが必要ですので、営業時間を確認のうえ対応してください。

機器やケーブル類の返却や回線撤去が必要になる場合もあるため、この点も忘れずに確認しておきましょう。

光回線を乗り換えるタイミングは?

光回線には、お得に乗り換えが可能なタイミングがあります。具体的には、下記5つのタイミングです。

・引越し
・そろそろ更新月を迎える
・通信速度が遅いと感じる
・工事費用の残債がなくなった
・月額料金が上がった

それぞれの詳細を、順番に解説していきます。

引越し

引越し先で同じ光回線を利用する場合も、新居で工事が必要なケースがあります。そして、回線によっては引越し時の工事に対してキャンペーンや特典が適用されないため、工事費用が実費になる場合が多いです。

そういったケースでは、引越しを機に他社の光回線への乗り換えがおすすめ。

新規で申し込みすると、解約金補填やキャッシュバックといった条件の良い特典が受けられるためです。

そろそろ更新月を迎える

残り数か月で更新月を迎えるなら、光回線の乗り換えタイミングです。更新月中に解約できうれば、解約金がかからないからです。

光回線の乗り換えがしにくい理由の1つに解約金の存在がありますが、更新月であれば解約金はかかりません。

更新月は、マイページで確認できます。更新月を覚えていない方は、現在契約中指定回線のマイページにて確認し、タイミングを逃さないようにしましょう。

通信速度が遅いと感じる

現在契約している回線のインターネット速度が遅いなら、回線を乗り換えることで改善される可能性が高いです。

例えば、光回線「NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsのため、2倍も速くなります。

実際にNURO 光に乗り換えて速度が改善された方も多いです。ぜひ、検討してみてください。

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工事費用の残債がなくなった

工事費用を完済したタイミングも、光回線の乗り換えにおすすめのタイミングです。その理由は、解約時に請求される金額が少なくなり、乗り換えがしやすくなるからです。

多くの光回線事業者は「工事費用を負担するキャンペーンや特典」を実施していますが、完全無料というわけではありません。基本的に、工事費用を分割払いにして、同等額を月額料金から割引するという仕組みを採用しています。

標準工事費18,000円(税込)が実質無料」の場合を例に解説すると、以下のような形です。

18,000円(税込)を24回や36回に分割すると、毎月500円~750円(税込)が月額料金とは別にかかります。同時に、毎月500円~750円(税込)の割引が行われるため、実際の工事費用負担はありません。これが、「工事費用実質無料」の仕組みです。

ただし、24回や36回分の支払いが完了していないタイミングで解約してしまうと、残債が一括請求されます。

逆に、工事費用を完済し終えていれば、解約時の工事費残債請求はありません。

月額料金が上がった

月額料金の割引キャンペーン・特典にて契約した場合、割引期間が終了すると毎月の月額料金は正規料金にとなります。

この時も、他社への乗り換えを検討するタイミングです。新しい回線の割引やキャッシュバックなどのキャンペーン・特典を利用すれば、再度お得に契約できるからです。

光回線乗り換える時の注意点

メリットがある一方で、光回線の乗り換え時には以下の注意点も存在します。

・解約金や工事費用の残債がかかる場合がある
・基本的に工事の立ち合いが必要になる
・撤去費用がかかる場合がある
・乗り換え後に使えなくなるサービスがある
・固定電話の番号が変更される場合がある

それぞれの詳細は、以下の通りです。

解約金や工事費用の残債がかかる場合がある

基本的に、光回線には「契約期間中に解約すると解約金が発生する」というルールがあります。

多くの場合、この期間は2~3年間ですが、「その期間が経過すればいつでも解約金なしで解約できるというわけではありません

なぜなら、多くの光回線契約は、更新月が来たら自動的に契約が更新されるからです。例えば、2年の自動更新の場合、開通して2年経過しても25ヶ月目からは再度2年契約が始まります。

解約金が発生しない期間は、契約が更新されるタイミング「更新月」の前後2~3ヶ月程度。その期間以外に解約すると、解約金が発生するという仕組みです。

乗り換え時に解約金の支払いを避けたい方は、契約書やマイページにて更新月を確認しておきましょう

基本的に工事の立ち合いが必要になる

転用や事業者変更の場合を除き、光回線の乗り換え時に工事は必須です。工事担当が自宅に訪問して作業を実施するため、立会いをしなければなりません。

工事に要する時間は1~2時間で土日祝日も対応できますが、予定通りに進まない場合もあります。

工事の予定終了時間直後に別件を入れてしまうと、工事が長引いた際に再度日程を調整しなければならなくなるなど、開通までに必要以上の時間がかかってしまいますので、工事後の予定は空けておくようにしましょう。

撤去費用がかかる場合がある

光回線の解約時に、旧回線の撤去が必要になる場合があります。特に、賃貸物件の場合は配線撤去が基本です。

撤去工事には立ち合いが必要となるほか、費用も10,000円程度かかります

乗り換え後に使えなくなるサービスがある

同じ光回線でも、乗り換えてしまうと利用できなくなるサービスがあります。具体的には、メールアドレスやオプションなどです。乗り換え前と同じように使えない場合が多いため、事前に確認してください。

回線によっては、別途料金を支払うことで「メールアドレスだけを残すオプション」を利用できることもありますので、必要な方は検討してください。

固定電話の番号が変更される場合がある

現在利用中の光回線で「ひかり電話」を利用している場合、その電話番号は乗り換え後に使えなくなる可能性があります。

NTTで取得した電話番号であれば継続できますが、光回線事業者で発番した番号の場合は変更となりますので、注意してください。

お得&快適さがポイント!乗り換え先の光回線を選ぶ基準

光回線の乗り換えにはメリットとデメリットがありますが、上手に乗り換えができればメリットがデメリットをはるかに大きいです。

ここからは、乗り換えのメリットを最大限受けるために重要となる「乗り換え先の光回線をどう選ぶべきか?」という点を掘り下げていきたいと思います。

その際に重要となるのが、以下のチェック項目です。

・月額料金が安くなるか?
・今よりも通信速度が向上するか?
・乗り換え時の特典・キャンペーンがお得か?

月額料金が安くなるか?

光回線はランニングコストがかかるサービスですので、乗り換えるのであれば月額料金が安くなる光回線を選ぶ方がお得です。

また、スマホとのセット割などが適用できるか?という点も、検討ポイントとなります。

スマホとのセット割は、対象キャリアが回線によって異なりますし、プランや台数によって割引金額も異なります。

割引分を加味したあとの月額料金はいくらになるか?」といった観点で比較すると、判断しやすいです。

今よりも通信速度が向上するか?

インターネット回線は、年々速度が向上しています。一般的に光回線の通信速度は下り1Gbpsですが、現在では下り10Gbpsや20Gbpsのサービスも登場しました(NURO 光では最大20Gbpsの高速サービスも取り扱っています)。

>>NURO 光 「10ギガ」「20ギガ」の違い|スペックや契約期間を比較

特に、家族がパソコンやスマホなど複数の端末を同時にネット接続する機会が多いご家庭の場合、回線が不安定になりやすいです。

そのような場合は、通信速度や通信容量に重点を置いて光回線を選びましょう

乗り換え時の特典・キャンペーンがお得か?

申し込み時のキャンペーンや特典が充実していれば、解約時の解約金や工事費残債がかかっても相殺できます。

また、それ以上のキャッシュバックや割引が受けられる可能性も十分にあります。

乗り換えに伴う解約金などが気になる方は、キャンペーンや特典が充実した事業者を乗り換え先に選ぶと良いでしょう

光回線「NURO光」が乗り換え先におすすめの理由

光回線には多くのサービスがありますが、中でもNURO 光は以下のような理由で多くの方に支持されています。

・通信速度が速い
・月額料金がリーズナブル
・最大2万円まで他社解約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

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月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(3年契約プランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

最大2万円まで他社解約金を補填

NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う解約金に対して、最大2万円までのキャッシュバック補填を実施しています。

工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。

ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。

入会特典が選べる

NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。

・1年間 月額980円(3年契約プランのみ) + 工事費実質無料
・43,000円キャッシュバック + 工事費実質無料

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。(しかも以下はすべて併用可能!)

多くが2022年夏以降に新しくできた新特典で、さらに合計何万円分もお得になる内容になっています。

【NURO 光 公式申込でついてくる特典】
・他社解約時の解約金最大2万円補填
・開通遅延補償(開通まで4ヶ月以上かかった場合に、申込4~6ヶ月の最大3ヶ月間5,200円を補償)
・NURO 光 契約解除料無償化(0円)

【オプションの申込で得られるもの】
・オプション申込で、最大2万円追加キャッシュバック
・NURO 光 でんわ利用で、ソフトバンクユーザーが最大月額1,100円割引
・ソニー製ONUが必ず届くNUROスマートライフが、初期費用&最大6ヶ月間無料
・NUROモバイル1年間0円~特典(申込後のメールにあるURLからモバイル申込で、3GBプランなら1年間0円特典)

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには回線工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーターのレンタルを実施しています。

ソニー製のホームルーターが最大2ヶ月無料で使えるので非常にお得です

まとめ

光回線の乗り換えパターンは、以下の3通りです。

・【転用】フレッツ光から光コラボの場合
・【事業者変更】光コラボから光コラボの場合
・それ以外の場合

転用と事業者変更は工事不要のため、手間なく&時間もかけずに乗り換えが可能です。

そろそろ更新月を迎える方や工事費の残債を払い終える方などは、光回線を乗り換えるベストタイミング。変更の手間やキャンペーンや特典などを考慮して、お得に乗り換えましょう。

NURO 光は月額料金が安く、通信速度も速いです。多くの入会特典も用意していますので、ぜひ乗り換え先としてご検討ください

>>NURO 光の詳細はこちら