戸建て向け光回線工事の内容や流れについて|費用や時間、注意点も解説

光回線の開通工事の内容は、戸建てとマンションとでやや異なります。

この記事では、「戸建て」で光回線を利用する際にどのような工事が行われるのか、その内容や流れ、費用、時間などについて解説していきます。

確認しておきたい注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

戸建ての光回線工事の流れ

戸建て住宅で光回線を利用する場合は、以下の手順で手続きを進めることになります。

1.光回線の申し込み
2.工事日程の調整
3.開通工事
4.インターネットの初期設定
5.現回線の解約手続き
6.キャンペーン申請(必要な場合)

それぞれの手順の詳細を、順番に解説していきます。

1.光回線の申し込み

まずは、光回線の申し込みを行いましょう。光回線各社は、電話やインターネット、店頭などさまざまな申し込み方法に対応しています。

また、同じ光回線であっても申し込み窓口によってキャンペーン内容はバラバラです。

例えば、NURO 光の場合でも、複数の代理店経由で申し込んだ場合と公式HP経由で申し込んだ場合で、受け取れるキャッシュバックの金額などが異なります

詳しくは、こちらの記事でご確認ください。

>>NURO 光は公式で申し込みをするのがお得?特典を他社と比較

2.工事日程の調整

申し込みが完了すると、回線業者から工事日程を決める連絡が入ります。

基本的に光回線利用時には開通工事が必要となりますが、不要になるケースも。その詳細については以下の記事で確認してください。

>>【工事有無の確認方法】光回線の工事が不要になる3つのパターンとは?

工事日程の調整は、メールや電話で行われます。

申し込み時に工事希望日を入力する回線業者が多いですが、最終的な日程はメールもしくは電話でやり取りをしたうえで決定されます。

時期にもよりますが、基本的に土日は混雑する傾向があり、別途費用がかかることも。開通を急ぎたい場合は、平日の午前中がおすすめです。

3.開通工事

指定した日時に工事業者が訪問し、光回線の工事を行います。

工事の内容は、以下の2つ。

・屋外工事
・宅内工事

光回線のそれぞれの工事には立ち合いが必要です。予定通り作業が進まないこともあるため、その日は余裕を持って予定を立てましょう。

3-1.屋外工事

屋外工事とは、最寄りの電柱から自宅の外壁まで光ケーブルを引き込む作業です。光回線を自宅まで引き込むために、外の電柱と自宅を光ケーブルで繋げます。

宅内への入線方法は、以下の優先順位で行われます。

1.電話線の配管を使う
2.エアコンダクトを使う
3.壁に穴を開ける

電話線の配管からの入線を試し、それが無理な場合はエアコンダクトを利用、それもできない場合は壁に穴を開けるということですね。

3-2.宅内工事

宅内工事は、屋外工事で引き込みした光ケーブルを室内に通す作業です。ONU(回線終端装置)を設置まで実施します。

光コンセントやONUの設置場所を工事担当から聞かれますので、事前に回答できるようにしておきましょう。有線接続したいパソコンやテレビなどがある場合は、その近くに設置するのがおすすめです。

この屋外と宅内の工事をもって光回線工事は完了となりますが、2つの工事を1日で完了するか日を分けて行うかは、回線業者によって異なります。

4.インターネットの初期設定

光回線が開通したら、パソコンやスマホをインターネットに接続してみましょう。

有線接続であればLANケーブルを接続すれば完了しますが、Wi-Fi接続をする場合はONUのほかに無線ルーターが必要となる場合もあります。

回線によっては、無線Wi-Fiの利用に別途オプション料金がかかる場合もありますので、申し込み前に確認しておきましょう。

NURO 光の場合、無料レンタルされるONUに無線LAN機能が搭載されているため、何らかの手続きもオプション料金も必要なく、Wi-Fi接続が可能です

5.現回線の解約手続き

乗り換えの方が対象になりますが、新規光回線が開通したタイミングでこれまで利用していたネット回線を解約しましょう。開通前に解約してしまうと、インターネットが使えない期間が出てしまうため、工事後の解約をおすすめします。

各社で異なりますが、解約方法や光回線の撤去が必要かなどについては、電話か会員サイトで確認できます。フレッツ光を契約している方は、プロバイダ解約も忘れずに行ってください。

6.キャンペーン申請(必要な場合)

最後に、キャンペーン申請についてです。

光回線各社は、新規加入者を対象にさまざまな入会キャンペーンを実施しています。そして、特典の内容にもよりますが、受け取りに際して開通後の手続きが必要なケースも多々あります。

特に、キャッシュバック系の特典・キャンペーンは開通から一定期間経過したタイミングで申請を行うケースがほとんどです。その場合、申請を行わないとキャンペーンが適用されませんので、忘れないように気を付けましょう。

戸建ての光回線工事にかかる時間と費用

続いて、戸建ての光回線工事にかかる時間と費用についてまとめます。

工事費用は20,000円~40,000円程度

具体的な金額は光回線事業者によって異なりますが、工事費用の相場は20,000円~40,000円です。あくまで標準工事費用のため、追加工事が必要な場合は別途費用がかかります。

例えば、光電話を追加すると追加で1,000円~3,000円、光回線で地デジとBSを視聴する場合は追加で10,000円~30,000円といった感じです。

多くの場合、工事費用は一括払い・分割払い(24回~60回)の選択が可能です。

工事時間は1~2時間程度

戸建ての光回線工事にかかる時間は1時間~2時間で、基本的に工事は1回で終わります。

ただし、NURO 光の場合は屋外工事と宅内工事が別日に行われ、1回目に宅内工事(NURO 光側)、2回目に屋外工事(NTT側)という順番です。

また、工事には立ち会いが必要ですが、オプションサービスを利用すると1日にまとめることも可能ですので、急ぐ方はご検討ください。

>>インターネット回線の工事期間や工事費用は?

戸建てで光回線工事をする際の注意点

戸建てで光回線工事をする際は、次の5点に気を付けましょう。

・開通までに1~2か月かかる
・光回線の工事ができない条件もある
・賃貸の場合は工事許可を事前に取る
・工事で壁に穴を開けることもある
・事前にONUの設置場所を決めておく

詳細は、以下の通りです。

開通までに1~2か月かかる

マンションの場合は申し込みから2週間程度で光回線が開通することがありますが、戸建ての場合は開通まで1~2か月かかります。

特に、人気のある光回線や引越しシーズンの場合、申し込みから3か月~半年近く待つこともあります。

新規契約をする方は、インターネットが利用できない期間を作らないよう、余裕を持って申し込みをするようにしましょう。

光回線の工事ができない条件もある

いざ光回線に申し込みをしても、工事ができないケースもあります。

具体的には、以下のような場合です。

・そもそもエリア外である
・物件から電柱が離れ過ぎている
・隣家から許可が降りない

物件から電柱が離れ過ぎている

光回線工事では最寄りの電柱から物件へ光ケーブルを引き込みますが、近くに電柱がないと光ケーブルの引き込みが基本的にできません。

自宅から電柱までの距離が何メートル以内という決まりがあるわけではなく、工事業者の判断に委ねられます。

仮に工事ができると判断されても、電柱を別途立てる必要がある場合は開通するまで時間も費用もかかってしまいますので、注意してください。

また、地域によっては電線が地中化されています。その場合は光ケーブルの引き込みができないため、工事を行うことができません。

隣家から許可が降りない

建物の構造上、他人の私有地に光ケーブルを通さなければいけない場合があります。例えば、自宅と最寄りの電柱に間に他人の家(敷地)がある場合です。

こういったケースでは、光ケーブルが他人の土地をまたぐため、家主の許可を取らなければなりません。

賃貸の場合は工事許可を事前に取る

賃貸物件の戸建てにお住まいの場合、光回線の申し込み前に工事許可を取る必要があります。勝手に工事をしてしまうと、後々トラブルになることも多いためです。

許可を取るといっても、管理会社や大家さんに電話や直接口頭で「光回線の工事をしますがよろしいでしょうか?」と確認するだけです。

基本的には許可をもらえることが多いですが、「壁に穴を開けないで下さい。」といったリクエストを受けた場合は、その旨を工事担当者に伝えましょう。

工事で壁に穴を開けることもある

光ケーブルを宅内へ入線する際に、穴開けやビス留めが必要なことがあります。

通常、光ケーブルの引き込みは電話線の配管やエアコンダクトを通して行われますが、それらの配管が使用できない場合は、壁に穴を開けて入線せざるを得ないからです。

賃貸物件の場合は、この点に関しても管理会社や大家さんに確認しておきましょう。

事前にONUの設置場所を決めておく

ONUの設置場所は、後から移動させることができません。事前に配線や設置場所を決める必要があります。

2階に導入することも可能

ONUを2階に設置したい場合は、2階まで入線する配管があるかどうかがポイントです。

基本的に、2階に光コンセントと呼ばれるコネクタが付いていれば、入線が可能と考えて問題ありません。

もし、光コンセントが2階になければ、エアコンダクトから入線するか壁に穴を開けての入線となります。

NURO 光なら工事費用が実質無料&ポケットWi-Fiレンタルあり

ここまで、戸建てにおける光回線工事の内容や料金などについて解説してきました。

もし、回線工事に伴う工事費用や、開通までの期間が気になるなら、NURO 光を検討してみてはいかがでしょうか。

NURO 光なら工事費用が実質無料ですし、工事が完了までの期間ポケットWi-Fiを会員価格でレンタルできます。

工事費用が実質無料

前述したように工事費用は20,000円~40,000円が相場ですが、中には工事費用が無料となる回線もあります。

NURO 光もその1つで、戸建て向けの回線の場合は44,000円(税込)の工事費用が発生しますが、3年間ならびに2年間の契約期間があるプランの場合、工事費用は実質無料です。

実際には、毎月の月額利用料金に36回もしくは24回の分割で工事費用分が上乗せされるのですが、同額の割引が受けられるため、実質的な支払いはありません。

ただし、NURO 光を解約する際に工事費用の残債が残っている場合は、解約時に工事費用の残債を精算する必要があります。

ポケットWi-Fi・ホームルーターのレンタル制度あり

NURO 光では、光回線が開通するまでの期間、会員価格にてポケットWi-Fi・ホームルーターの貸し出しを行っています。

レンタル料金は会員向けの特別価格で、1日単位の日割り計算。そのため、費用が無駄になることがありません。

工事の関係でインターネットが使えない期間が生じてしまうと心配な方は、NURO光のポケットWi-Fi・ホームルーターのレンタルサービスをご利用ください。

NURO 光が選ばれる理由

NURO 光のメリットは、工事費用やポケットWi-Fiのレンタルサービスだけではありません。

以下のような理由で、多くの方に選ばれています。

・通信速度が速い
・料金がお値打ち
・入会特典が選べる
・NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大下り最大2Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです

通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

料金がお値打ち

下り最大2Gbpsという通信速度を実現しているNURO 光ですが、月額料金は5,200円(税込)となっています。(G2Tプランの場合)

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

入会特典が選べる

NURO 光では、申し込み時に以下の特典を選べます。

・1年間 月額980円(G2Tプランのみ)
・2年間 月額3,590円(G2Dプランのみ)
・ひかりTVセット割引
・NURO でんきセット割引
・3か月間 月額500円~トライアル
・43,000円キャッシュバック

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。

特に、ソフトバンクユーザーにおすすめなのが、光でんわとセット申し込みで受けられる「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」といった特典です。

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

NURO でんきと同時の申し込みでさらにお得

NURO 光とNURO でんきを同時に申し込むと、インターネット回線の利用料金が1年間月額0円になる専用特典が受けられます。(G2Dプランの場合500円)

こちらの特典はNURO 光単体の「1年間の利用料金が980円(税込)」特典がベースとなりますが、NURO でんきに同時申し込みをすることで、割引率がアップ。

2年目以降も「NURO でんき永年割引」が適用され、NURO 光の月額基本料金から501円(税込)が割引されます。

まとめ

今回ご紹介したのは、一般的な光回線の戸建て向け光回線工事の内容です。すでに申し込む回線が決まっている方は、より詳細で具体的な手順を申し込み前に確認しておきましょう。

工事費用や工事期間が気になる方は、工事費用が無用で開通するまでポケットWi-Fiのレンタルサービスが利用できる、NURO 光を検討してみてください

>>NURO 光の詳細はこちら