マンションのインターネットを選ぶ際に知っておきたい4つのこと

マンションでインターネットを利用する際、回線はどんなものを選べば良いのでしょうか?

接続方法には、光回線、ADSL回線、ポケットWi-Fiなど、様々な選択肢がありますが、なにが一番おすすめなのでしょうか。

この記事では、そんなインターネット回線の選び方のポイントや、選ぶときに知っておきたい注意点などについて解説をしていきます。

マンションのインターネットを選ぶ際の4つのポイント

マンションのインターネットを選ぶ際に知るべきポイントは4点です。

・マンションの対応状況は3パターン
・マンションにインターネットを導入するときの選択肢は3つ
・マンションのインターネットを選ぶときのコツ
・マンションでインターネットを利用できるようになるまでの流れ

この4点を理解したうえで、おすすめの回線業者を選択するようにしてください。

詳しくは、それぞれの項目で解説していきます。

マンションの対応状況は3パターン

まずは、マンションのインターネット状況を確認しましょう。

マンションにおけるインターネット状況は、大きくわけて以下の3パターンです。

・インターネット回線がない
・インターネット回線がマンションの共有部分まで引かれている
・各住戸までインターネット配線が完了している

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

>>マンションのインターネット、対応と完備の違いと選べる回線について

この記事でも簡単に、それぞれの違いを掘り下げていきます。

インターネット回線がない

古いマンションの場合、インターネット回線がない場合や、あるとしてもADSL回線しかない場合があります。

現在の主流は「光回線」ですので、速度の遅い「ADSL回線」では快適にインターネット利用ができなくなってしまいます。

また、ポケットWi-Fiを利用した接続の場合は通信制限がかかってしまうことがあるため、長時間の動画視聴などに向かないというデメリットがあります。

インターネット回線がマンションの共有部分まで引かれている

マンションの「付帯設備」に「インターネット対応」や「光ファイバー対応」と記載されているマンションがこれにあたります。

このパターンでは、マンションの共有部分までインターネット回線が引かれていますが、自室までは回線は届いていません。

そのため、インターネットの利用を開始するには、プロバイダ契約と開通工事が必要です。

各住戸までインターネット配線が完了している

マンションの「付帯設備」に「インターネット完備」と記載されているマンションがこれにあたります。

このパターンでは、各住戸までインターネット配線が完了しているため、入居してすぐにインターネットを利用することができます。

プロバイダもすでに契約されているため、新たな契約の必要はありません。料金も毎月の家賃に含まれているケースがほとんどです。

また、このパターンでは部屋にルーターなどの通信機器が備わっている場合もあります。

マンションにインターネットを導入するときの選択肢は3つ

前述の通り、「インターネット完備」マンションの場合は、入居後すぐにインターネットを使用することができます。これが1つ目の選択肢です。

そして、それ以外の場合は開通のための工事が必要です。工事が必要なケースは、使用したい回線によって、以下の2つのパターンに分けられます。

・対応している回線と契約して、共有部分から自分の部屋まで回線を引く
・完備されている回線、対応している回線が契約したい回線でない場合、契約したい回線の戸建てプランを利用して、外から回線を引く

対応している回線と契約して、共有部分から自分の部屋まで回線を引く

「インターネット対応」や「光ファイバー対応」と記載されたマンションで、もともとマンションに引かれている回線と契約をする場合が、これにあたります。

工事には、とくにオーナーの許可を得る必要はありません。

もともとマンションに引かれている回線が対応しているプロバイダを1つ選んで、回線の工事を行うだけでインターネットを利用できるようになります。

申し込みから利用開始までには、多少の時間(2週間程度を目安)がかかります。

完備されている回線、対応している回線が契約したい回線でない場合、契約したい回線の戸建てプランを利用して、外から回線を引く

たとえマンションが「インターネット対応」であっても、契約している回線が、自分の利用したい回線であるとは限りません。

その場合は、契約したい回線の「戸建てプラン」を利用して、個別契約することも可能です。

ただし、この方法をとる場合は、必ずオーナーの許可が必要になってきます。「戸建てプラン」導入の際には、外壁に小さな穴を数ヶ所開ける工事がありますので、その許可をオーナーからもらわなければいけないからです。

マンションのインターネットを選ぶときのコツ

マンションでのインターネット利用には、いくつかの選択肢があります。

・マンションにもともと導入されているADSL回線を利用する方法
・マンションにもともと導入されている光回線を利用する方法
・回線契約をせずにポケットWi-Fiで接続する方法
・光回線を個別で契約する方法

ADSLは回線速度が遅く、ポケットWi-Fiは無制限のプランであっても短期速度制限があり、3日間で10GB以上利用してしまうと通信制限がかかるなどの制約があります。

そのため、常に高速で快適な環境でインターネットを利用したい場合は、「光回線」を選ぶことをおすすめします。

そんな光回線の選び方のコツは、以下の5つです。

・使用しているスマホのキャリアと合わせ
・速度が速い回線を選ぶ
・価格が安い回線を選ぶ
・開通工事までの期間にWi-Fiの貸し出しがあるかどうか
・戸建てプランも検討する

それぞれ、確認していきましょう。

使用しているスマホのキャリアと合わせる

光回線と使用しているスマホのキャリアとを合わせることで、スマホの月額利用料が割引されることがあります。

対象機種

・iPhone
・スマートフォン
・ケータイ
・iPad
・タブレット
・Wi-Fiルーター
・モバイルシアター

※dynapocket X02T、X01SC、HTC Desire X06HT、TOUCH DIAMOND X04HT、TOUCH PRO X05HT、X01T、X03HT、X02K、X02HTを除きます。

適用条件

※iPhone、スマートフォン、ケータイ、iPad、タブレット、Wi-Fiルーター、モバイルシアターを対象料金サービスでご利用中であること(USM単体契約の回線を含みます)。

※本キャンペーンお申し込みのお客さま、もしくはそのご家族が対象固定通信サービスのご契約者で指定オプションをご利用中であること、またはお申し込みされていることを当社が確認すること。

たとえば、Softbankのスマホを使用している場合は、「NURO 光」を選ぶことで月々のスマホ料金が最大10台まで1台につき500~1,000円割引されます(おうち割 光セット)。

利用には毎月500円(税別)の「NURO 光 でんわ」に加入する必要があるという条件がありますが、たとえ1台でもSoftbankのスマホを持っていれば利用料金は相殺されます。

※ソフトバンクのキャンペーン期間と内容は予告なく変更する場合があります。詳細はソフトバンクホームページをご確認ください。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!

速度が速い回線を選ぶ

せっかく、マンション向けプランではなく「戸建てプラン」を選ぶのですから、速度が速い回線を選ぶようにしましょう。

そして、速度で選ぶのであれば「NURO 光」がおすすめです。

「NURO 光」の「戸建てプラン」では、下りの速度が最大2Gbps。一般的な光回線の下り平均速度が1Gbpsであることを考えると、如何に高速であるかがわかるかと思います。

※通信速度について

「最大 2Gbps 」という通信速度はネットワークからお客さま宅内に設置する宅内終端装置へ提供する最大速度です。

機器使用時の通信速度はお客さまの通信環境と規格により異なります。

有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac における通信で最大 1.3Gbpsとなります。

弊社が設置する宅内終端装置の機種によりIEEE802.11acに対応していない場合があります。

なお、記載の最大通信速度は、技術規格上の最大値であり実使用速度を示すものではありません。

インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により低下する場合があります。

価格が安い回線を選ぶ

「戸建てプラン」は、回線を1人で独占するため「マンション向けプラン」に比べて、月額の利用料金が高くなります。

光回線の月額利用料金はどの業者も5,000~6,000円程度ですので、その金額を目安に安い回線を選ぶことで、月々の出費を抑えることができます。

開通工事までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しがあるかどうか

マンションでインターネットを利用するためには、開通工事が必要になります。そして、開通工事の終了までは、長い場合で2か月以上の期間がかかることがあります。

その間にインターネットが使えないのは非常に不便ですが、ポケットWi-Fiのレンタルを行っている回線業者であれば、開通までの期間も安心です。

戸建てプランも検討する

マンションにもともと光回線が導入されている場合も、「戸建てプラン」に改めて契約するという方法があります。

マンション向けプランでは、1本の光ファイバーを各住戸に分配していくため、インターネットの利用が多くなる夜の時間帯などに、著しい速度低下が起こってしまうことがあります。

一方で「戸建てプラン」ならば、自分1人のための回線を独自に部屋に引くことができるので、他の人の利用状況に左右されずに、常に快適なインターネット通信を行うことができます。

「戸建てプラン」であれば、自分の契約したい回線を選べるという点も大きなメリットです。

インターネットをマンションで利用するまでの流れ

インターネットをマンションで利用するまでの流れを見ていきましょう。

大まかな流れは、以下の通り。

・導入したい回線の対応マンションかどうかを確認する
・「戸建てプラン」に申し込む場合はエリアを確認する
・オーナーの許可をもらう
・導入工事を行う

「マンション向けのプラン」と「戸建てプラン」で手順がやや異なりますので、詳細についてはこちらの記事で確認してください。

両者に共通する簡単な流れをご紹介します。

導入したいインターネット回線対応マンションかどうかを確認する

マンションが導入したいインターネット回線に対応しているかどうかを調べる方法は2つあります。

・オーナーに直接訪ねる
・各回線業者の公式HPから確認する

導入を考えているインターネット回線業者の公式HPに行き、「提供エリア検索」を行います。

回線業者によって操作に多少の違いはありますが、ほとんどの場合、まず郵便番号を入力して検索を行うと、その回線が提供されているエリアかどうかを確認することができます。

「戸建てプラン」に申し込む場合はエリアを確認する

戸建てプランに申し込む場合、独自に契約をすることになるため、オーナーに確認することはできません。

そのため、確認は各回線業者の公式HPにある「提供エリア検索」から行いましょう。

オーナーの許可をもらう

マンションに、導入を希望するインターネット回線が導入されておらず、個別で「戸建てプラン」を導入する場合には、まず、マンションのオーナーに工事の許可をもらいます。

「戸建てプラン」の工事には「屋外工事」と「宅内工事」があり、そのなかでは壁に小さな穴を数ヶ所開けるという工程があるためです。

導入工事を行う

引き込み工事を行う際には、立ち合いが必要になりますので、工事を行う業者と日程を合わせて、工事に立ち合いましょう。

二度の工事(「屋外工事」、「宅内工事」)が完了したら、その日からインターネットを利用することができます。

おすすめはNURO 光

マンションでの快適なインターネット接続にぜひおすすめしたいのが、「NURO 光」です。

マンションで「NURO 光」を利用する際の、メリットとデメリットを紹介します。

メリット

メリットは、以下の3つ。

・速度が速い
・無線LAN機能付きのONU機器が無料で貸し出される
・無料Wi-Fiの貸し出しがある

それぞれ、解説します。

速度が速い

NURO 光」の「戸建てプラン」なら、下り最大2Gbpsの速度でインターネット通信を行えます。

通信速度が速いため、動画や音楽などを快適に視聴可能です。

無線LAN機能付きのONU機器が無料で貸し出される

「NURO 光」から無料で貸し出されるONU機器には、無線LAN機能がついています。

そのため、別途ルーターを購入する必要なく、開通したその日からパソコンだけでなくスマホやタブレット、ゲーム機などのWi-Fi接続もできるようになります。

ポケットWi-Fiの貸し出しがある

NURO 光」では、開通までの期間にポケットWi-Fiの貸し出しを行っています。貸し出されるポケットWi-Fiの利用料金は日割りで計算されるため、無駄な出費を抑えることが可能です。

さらに、Softbankユーザーならば、「NURO 光」とのセット割である「おうち割 光セット」という割引きもあります。

詳細は、こちらをご覧ください。

>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!

デメリット

続いて「NURO 光」のデメリットは、以下の2点です。

・地域が限定されている
・「戸建てプラン」を選ぶ場合、各社のマンションプランに比べて価格が高くなる

こちらも、それぞれ解説します。

地域が限定されている

「NURO 光」の対応エリアは、以下の通り。

東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬

愛知、静岡、岐阜、三重

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良

福岡、佐賀

※一部エリアを除く

上記の地域以外では、「NURO 光」の高速回線を使用することができませんので、ご注意ください。

「戸建てプラン」を選ぶ場合、各社のマンションプランに比べて価格が高くなる

マンションで「NURO 光」を「戸建てプラン」で契約する場合は、「戸建てプラン」の月額利用料が発生します。

「NURO 光」の場合、マンション向けプランは月額利用料が1,900~2,500円(税別)ですが、戸建てプランでは4,743円(税別)。比較すると割高です。

とはいえ、一般的な光回線の「戸建てプラン」は5,000円~6,000円程度ですので、「戸建てプラン」で比較するとリーズナブルと言えます。

まとめ

マンションのインターネットを選ぶときには、様々な選択肢のなかから、「光回線」を選ぶと良いでしょう。

また、マンション向けプランでは、同一マンション内の利用者の影響で通信速度が遅くなってしまう可能性もあるため、高速回線の「戸建てプラン」を個別で契約することもおすすめです。

NURO 光では、状況に応じて「マンション向けプラン」、「戸建てプラン」のどちらかの利用が可能。インターネット回線の速さにこだわりたい方は、ぜひご検討ください。

>>NURO 光「マンション向けプラン」の詳細はこちら

>>NURO 光「戸建てプラン」の詳細はこちら