自宅のWi-Fi、遅いと感じていませんか?
一度にPCやスマホなど、複数の端末を接続するのに便利なWi-Fi接続ですが、速度が遅くてはやはり使いづらいもの。
この記事では、自宅のWi-Fi接続が遅くなってしまう原因と、原因別の対策について解説していきます。
Wi-Fiが遅くなる6つの原因
自宅のWi-Fiが遅くなる原因は、主に以下の6つです。
・ルーターと端末のあいだに遮蔽物がある
・電磁波を出す機器が近くにある
・接続している端末の数が多すぎる
・ルーターの調子が悪い
・ファイアフォールの設定による不具合
・夜になると遅くなる
1つずつ、確認していきましょう。
ルーターと端末のあいだに遮蔽物がある
Wi-Fiルーターとパソコン・スマートフォンなどのデバイスの間に壁などの遮蔽物があると、Wi-Fiの電波は弱くなってしまいます。
Wi-Fiの電波は、金属・コンクリート・土壁・断熱材・金属性の素材が入ったガラス・木材などに弱いです。
こういった素材で作られたものが無線LANルーターとデバイスの間の存在が多いと、電波が弱くなってしまったり、場合によっては電波をまったく通さなくなってしまう場合もあります。
電磁波を出す機器が近くにある
電子レンジやコードレス電話といった、電磁波を出す機器もWi-Fiの電波とは相性がよくありません。
そういった機器が近くにあると、電波がつながりにくくなってしまいます。
接続している端末の数が多すぎる
Wi-Fiに接続している端末が増えれば増えるほど、1台当たりに割り当てられるリソースが低下します。
たとえば、接続している台数が1台であれば電波のリソースすべてをその端末に割り当てられますが、接続する端末が2台になると1台当たりのリソースは半分に減ってしまいます。
このように、接続している端末が増えるほど1台当たりに割り当てられるリソースが減少していくため、接続台数の増加に伴い通信速度が遅くなってしまうのです。
また、同じ周波数帯(2.4GHz/5GHz)の電波機器の影響でもWi-Fiの速度が遅くなることがあります。
ルーターの調子が悪い
ルーターは、使い続けると「熱を持つ」「ログがたまる」「回線が混雑する」などの理由から、不調をきたす場合があります。
それまでスムーズに通信できていたのに急に接続の調子が悪くなった時には、このルーターの不調を疑うようにしましょう。
ファイアウォールの設定による不具合
スマホは繋がるけれど、PCが繋がらないという場合には、ファイアウォールの設定による不具合が考えられます。
もし、どちらか一方が繋がらない場合は、別の端末での接続が可能か確認するようにしましょう。繋がらない端末によって、インターネットが繋がらない原因の切り分けができます。
夜になると遅くなる
昼間は快適に利用できているのに夜間のみ通信速度が遅くなるという場合は、回線の混雑を疑いましょう。
夜は多くの人がインターネットを利用する時間帯のため、回線の混雑が起こりやすいです。昼休みや土日も混雑しやすいため、やはり速度の遅延が起こりやすくなります。
快適にネットを利用するための速度の目安は?
インターネットを快適に利用するためには、それぞれの目的にあった速度がきちんと出ているかを知る必要があります。
大切なのは下り速度
回線速度で大切なのは、「下り速度」です。Webサイトを閲覧したり、YouTubeを視聴したりするのはすべて下り(ダウンロード)です。
一方で、上りは、メールの送信やSNSへの投稿、データファイルのアップロードなどを表します。
ネットでの作業のほとんどは閲覧や視聴でしょうから、「下り速度」が重要になるということですね。
作業別に必要な速度の目安は、以下の通りです。
〇メールの受信〇
下り1Mbps~
〇WEBページ閲覧〇
下り1Mbps~
〇SNSの受信や閲覧〇
下り1Mbps~
〇YouTube視聴〇
下り5Mbps~(Full HD)
〇オンラインゲーム〇
下り25Mbps~
〇4K動画視聴〇
下り25Mbps~
上記の数値以上の速度が出ていれば、それぞれの作業は快適に行えます。
Wi-Fiが遅い場合の原因別対策
作業ごとの必要速度の目安が確認できたところで、自宅のWi-Fiが遅いと感じた時に行える対策を、原因別に見ていきましょう。
完全にWi-Fiが繋がらない場合はこちらの記事をご確認ください。
ルーターと端末のあいだに遮蔽物がある場合
ルーターと端末とのあいだに遮蔽物があるなら、置く場所を変えることで通信速度が改善される場合があります。
ルーターの位置を変える場合は、部屋のすみや壁際に置くのではなく、なるべく部屋(または家)の中央に置くのがおすすめ。Wi-Fiの電波は同心円状に広がるためです。そうすることで、部屋(または家)全体にWi-Fiの電波が行き届きます。
もしくは、背の高い家具の上などに置くと良いでしょう。
電磁波を出す機器が近くにある場合
電磁波を出す機器はWi-Fiの電波に干渉してしまうため、できるだけこれらの機器を避けて設置するようにしましょう。
電子レンジやコードレス本の近くに置かないことはもちろん、水槽や水回りなども避けた方が無難です。
接続している端末の数が多すぎる場合
1台のルーターに接続しているデバイスが多すぎる時は、数を減らすことで通信速度が改善されることがあります。
まずはどの端末が接続されているのかを1つずつ確認し、本当に必要なものだけを優先して接続するようにしましょう。
ルーターの調子が悪い場合
ルーターを定期的に再起動することで、通信状況が改善する場合があります。
これはルーターの不調の3つの原因である「熱を持つ」「ログがたまる」「回線が混雑する」という状況のすべてにおいて有効な手段です。
今まで不自由なく使っていて、急に通信速度が遅くなったと感じた時は、まずはこの方法を試してみてください。
ファイアフォールの設定による不具合の場合
スマホは接続できるのに、PCは接続できないといった場合、PCのファイアウォール設定を一時的に解除してみてください。
そして、その状態でインターネットに接続してみましょう。
問題なく接続できるようでしたら、それでOKです。
そして、確認後は改めてファイアウォールを設定するようにしましょう。ファイアウォールを解除するのは、あくまで一時的なことです。解除したまま放置するとセキュリティの面で危険ですのでご注意ください。
夜になると遅くなる場合
夜や土日など、多くの人がインターネットを利用する時間のみ一時的に遅くなってしまう場合、回線に問題があると考えられます。
その場合の問題は、回線が遅いということではなく「回線が混雑している」ということですので、回線を乗り換えることでしか解決が図れません。
毎晩ストレスを感じてしまっているようでしたら、思い切って回線を乗り換えることをおすすめします。
上記の対策で改善しない場合は回線の変更を!
回線を乗り換える場合、速度の速い回線を使うことがおすすめです。
速度の速さの目安は一般的な光回線の「下り最大1Gbps」ですが、NURO 光はそれ以上の速さを実現しています。
NURO 光の特徴を見ていきましょう。
NURO 光なら下り最大2Mbpsの通信が可能
NURO 光は、下り最大2Gbpsの速度でインターネット通信が行えます。
これは、一般的な光回線の2倍の速度です。
通信速度について
※「最大 2Gbps 」という通信速度はネットワークからお客さま宅内に設置する宅内終端装置へ提供する最大速度です。
※機器使用時の通信速度はお客さまの通信環境と規格により異なります。
※有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac における通信で最大 1.3Gbpsとなります。
※弊社が設置する宅内終端装置の機種によりIEEE802.11acに対応していない場合があります。
※なお、記載の最大通信速度は、技術規格上の最大値であり実使用速度を示すものではありません。
※インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により低下する場合があります。
さらにNURO 光には、ほかにも様々なお得なポイントがあります。それは、大きく分けて以下の4つです。
・速度が速い
・価格が安い
・特典が充実
・無線機能付きONUを無料で貸し出している
既出の「速度が速い」以外のポイントについても確認していきましょう。
価格が安い
一般的に光回線の月額利用料の目安は5,000~6,000円と言われています。
それに対して、NURO 光の月額利用料は4,743円(税別)。この金額には、プロバイダ料も含まれているため、お得に高速インターネット回線を使うことができます。
特典が充実
NURO 光には、様々な特典があります。2020年3月時点での特典の選択肢は以下の4つです。
・キャッシュバック43,000円
・1年間月額1,980円(税別)
・ひかりTVとセットで1年間月額2,480円(税別)~
・3ヶ月間ワンコイン(500円(税別))でお試し
これらの特典は併用できませんが、それぞれに違った魅力があるため、自身の希望やスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
時期によってはさらにお得なキャンペーンを実施していることもあるので、こちらのページでご確認ください。
特典についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの
ほかにも、ソフトバンクのスマートフォンを利用されている方がお得になる「おうち割り 光セット」や「ホワイトコール24」もありますので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!
無線機能付きONUを無料で貸し出している
NURO 光で貸し出されるONUは、無線LAN機能を有しています。
またNURO 光のONUは次世代の通信規格であるIPv6とIPoEの通信方式に対応。より快適なインターネット通信を実現しています。
IPv6やIPoEについては、こちらの記事をご確認ください。
>>「IPv6」や「IPv4」ってなに?「PPPoE」と「IPoE」の比較と、おすすめの組み合わせは?
まとめ
Wi-Fiが遅くなってしまうのには、様々な原因があります。
まずは原因がどこにあるのかを探り、それにあった対策をとるようにしてください。
そのうえで、「より快適にインターネット通信を行いたいという」根本的な解決を目指すのでしたら、おもいきって回線を変更することをおすすめします。
NURO 光は「安い料金」と「高速インターネット」の2つを両立させている回線ですので、ぜひ候補のひとつとして検討してみてください。