光回線の速度が遅い?スピード平均や目安を調べる方法と改善策を紹介

「せっかく高速回線と呼ばれる光回線を利用しているのに、特に早さを感じない」

「この速さが普通だと感じていたけど、友人宅の回線の速さに驚いた」

光回線の利用中、こんな風に感じたことはありませんか?

ご自宅の光回線が遅くなる原因は、いったいどこあるのでしょうか?

この記事では、光回線の速度が遅くなってしまう原因と、その対策について解説していきたいと思います。

どれくらいが普通?快適なネット環境が送れる速度は?

まずは、光回線がどれくらい速いものなのかという点を、確認しておきましょう。

光回線にかぎらず、一般的に下りの速度が100Mbps」出ていれば、快適にインターネット通信が行えると言われています。

まずは、サイト閲覧や動画視聴などを快適に行うための速度目安を確認しておきましょう。

・サイト閲覧、SNS閲覧……1Mbps~
・動画視聴……5Mbps~
・4K動画視聴……25Mbps~
・オンラインゲーム……100Mbps~

一般的にどれくらいの速度が普通かというと、上記の速度が出ていれば快適にインターネットを利用することができると言われています。

一般的な光回線の通信速度は下り最大1Gbps

平均的な光回線各社の通信速度は、下り最大1Gbpsであることがほとんどです。

つまり、上記で挙げたサイト閲覧などを快適に行うための必要速度は、十分満たしています。にもかかわらず、実際の動作がモッサリしてしまうことも少なくありません。

カタログスペックはベストエフォート型

光回線の公式HPやパンフレットに掲載されている「下り最大1Gbps」といった数値は、「ベストエフォート型と呼ばれる理論値です。

ベストエフォート型の意味するところは「確実にその速度が出せることを約束する」というものではなく、「ある一定の条件下でのみ、その速度を出すことが理論上可能であるため、その速度が出せるように努力する」といったものになります。

つまり、ほとんどの場合、記載されているそのままの数値が出ることはないのです。

光回線を導入しているのに遅いと感じてしまう原因は、ここにあります。

自宅の光回線の速度を調べてスピードを確認する方法

自宅の光回線が遅いと感じるなら、実際にどれくらいの速度が出ているのかを測定してみましょう。

自宅の光回線の速度を調べるためには、以下のサイトが便利です。インターネットの通信速度をオンライン上で無料計測できます

>>SPEEDTEST

計測方法は簡単です。

以下のサイトにアクセスし、「GO」のボタンを押すだけ。それだけで、速度の計測結果が表示されます。

このサイトで調べることができるのは、以下の3項目です。

・Ping値
・Download(下り)
・Upload(上り)

それぞれチェックを入れ、規定値以上の数値が出ているのかを確認してみましょう。

戸建てとマンションでは条件が異なる

戸建てとマンションでは、同じ理論値であっても条件が異なります。

戸建てプランが1家族1本の光ファイバーを独占できるのに対して、マンションプランの場合は1本の光ファイバーを同じ建物内の住人で分け合う形式となるためです。

そのため、マンションプランを利用していると、利用者の多い土日や夜などの時間帯で速度が遅くなってしまうことがよくあります。

光回線が遅いと感じる5つの原因について

戸建てプランとマンションプランで条件の違いはありますが、そういった回線独自の特徴以外で、自宅の光回線が遅いと感じる原因を挙げてみました。

・モデムやルーターが原因
・接続の問題
・接続している端末の問題
・Wi-Fi接続先の問題
(無線接続の場合)
・回線の問題

1つずつ、順番に確認していきましょう。

モデムやルーターが原因

モデムやルーターが古い機種の場合、性能が低く光回線の速度を活かしきれないことがあります。

ルーターによっては100Mbps以下までしか対応できないことがありますので、まずは自宅のルーターが何Mbpsまで対応しているのかを確認しましょう。

接続の問題

接続が有線接続か無線接続かでもインターネットの通信速度は変わります。

一般的に、有線接続の方が無線接続よりも速い速度で通信できると言われています。

接続している端末数の問題

ルーターに接続している端末が多いほど、通信速度が遅くなってしまいます。

PCだけでなく、スマホ、タブレット、ゲーム機など、何台の端末がルーターに接続されているのかを確認しましょう。

Wi-Fi接続先の問題(無線接続の場合)

Wi-Fiの規格には2種類(2.4GHzと5GHz)があります。

(各端末のWi-Fi情報に表示されるとき、末尾が「a」と「g」で表現されます。)

末尾「a」と「g」の違いは以下の通りです。

「g」の特徴
・2.4GHz
・障害物に強い
・電波が遠くまで届く
・電子レンジなどに干渉するため接続が不安定

「a」の特徴
・5GHz
・障害物に弱い
・他の無線ルーターとの干渉のリスクが低いため通信が安定する
・通信距離が長くなると電波が弱くなる
・「11ac」という新しい規格で接続できるため、通信速度が速くなる可能性がある

現在、速度が低下してしまっている端末が、「g(2.4GHz)」と「a(5GHz)」のどちらで接続されているかを確認してみましょう。

回線の問題

速度に満足がいかない場合、回線自体が混雑していたり、そもそもの速度が出ない回線であったりすることも少なくありません。

たとえば、ADSLやCATVの場合、最大速度が光回線に比べて遅いです。そのため、光回線の方がインターネットの通信速度が出しやすいと言えます。

また、インターネットの接続規格にはIPv4とIPv6がありますが、IPv4にしか対応していない回線の速度は、遅くなってしまうことがあります。

接続方式にもPPPoEとIPoEという2つの方式がありますが、IPoEの方が速い通信が可能です。

つまり、IPv6規格かつIPoE方式に対応している回線を利用することで、インターネットの通信速度が上がる可能性があるということですね。

IPv6やIPoEについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

>>NURO 光はIPv6に完全対応!IPoE接続で納得の速さを実現

光回線が遅い場合の改善方法

では、具体的にどのような対処をすれば、光回線の速度は改善されるのでしょうか。

先に挙げた光回線が遅くなる原因別に、改善方法を見ていきましょう。

モデムやルーターが原因の場合の改善方法

原因がモデムやルーターにある場合は、まずは機器を再起動してみましょう。

モデムやルーターは、電源を入れっぱなしにして長く使い続けていると「熱を持つ」「ログがたまる」「回線が混雑する」などの不調を起こしてしまうことがあります。

そんな時は、一度電源を抜き、放電してから再接続してみてください。この作業を行うだけで、上記3つの問題が解消され、通信速度が改善される場合があります。

ただし、モデムやルーターの機種が古い場合は、光回線を活かしきることができないことが速度低下の原因である場合も考えられます。その場合は、新しい機種に買い替える必要があります

Wi-Fi 6とはどんな規格でいつから始まったの?特徴と価格を解説

接続の問題が原因の場合の改善方法

基本的に、無線接続よりも有線接続の方が通信速度は速いです。

現在、無線接続の速度に満足できていないなら、一度有線接続を試してみましょう

有線接続をする場合は、LANケーブルでモデム(またはルーター)とPCをつなぐことになりますが、その際には「カテゴリ6以上のLANケーブルや光ケーブルを用意することがポイントです。

古い規格のLANケーブルでは光回線の速度を活かしきれず、速度に変化が出ない場合があります。

無線接続のまま改善したい場合は

無線接続のままでの改善を考えるなら、ルーターの位置を変更してみましょう

具体的には、障害物や電子レンジ、コードレス本や、水回りを避けて、背の高い家具のうえに置くのがおすすめです。

また、ルーターの電波は同心円に広がりますので、壁際ではなく部屋(または家)のなるべく中央に設置するようにすると、家のどこにいてもWi-Fiが繋がりやすくなります。

接続している端末の問題

ルーターに接続している端末が多いと、インターネットの通信速度は遅くなってしまいます。

接続している端末の数を減らしてみましょう。そうすることで通信速度が向上する可能性があります。

Wi-Fi接続先の問題(無線接続の場合)

前述の通り、Wi-Fiの接続先には2.4GHzと5GHzの2種類があります。

状況に応じて、この種類を切り替えてみましょう。それだけで、遅いWi-Fiの通信速度が改善される可能性があります。

回線の問題

通信速度が遅い原因が回線にある場合は、利用時間帯を変えるか、回線を乗り換えるしか解決策がありません。

その場合は、「IPv6規格のIPoE方式に対応している回線に乗り換えるのがおすすめです。

根本的なスピードの解決を目指すならば回線の乗り換えがおすすめ

光回線の速度が遅いと感じたら、まずは上記でご紹介した方法を試してみてください。

それでも思ったほど改善しない場合は、根本的な解決が必要です。おもいきって、速度の速い回線に乗り換えることを検討してみましょう。

NURO 光は下り最大2Gbpsの高速回線

ネット回線に高速さを求めるのでしたら、NURO 光がおすすめです。

NURO 光の特徴は、主に以下の4点です。

・回線速度が2倍
・価格が安い
・IPv6対応のONUを無料貸し出し
・お得な特典がたくさんある

それぞれ、ご紹介していきます。

回線速度が2倍

一般的な光回線は通信速度が下り最大1Gbpsであるのに対し、NURO 光の速度はその2倍。下り最大2Gbpsです。

光回線のなかでも、より高速なインターネット通信が期待できます。

通信速度について
※「最大 2Gbps 」という通信速度はネットワークからお客さま宅内に設置する宅内終端装置へ提供する最大速度です。
※機器使用時の通信速度はお客さまの通信環境と規格により異なります。
※有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac における通信で最大 1.3Gbpsとなります。
※弊社が設置する宅内終端装置の機種によりIEEE802.11acに対応していない場合があります。
※なお、記載の最大通信速度は、技術規格上の最大値であり実使用速度を示すものではありません。
※インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により低下する場合があります。

価格が安い

光回線の月額利用料金の平均は、5,000~6,000円。

そんな中、NURO 光の月額利用料金はプロバイダ料込みで4,743円(税別)。乗り換えるだけで、速さと安さの両方を手にできます。

IPv6対応のONUを無料貸し出し

NURO 光から無料で貸し出されるONUには、無線LAN機能が搭載されています。そのため、自分でルーターを用意する必要がありません。

また、NURO光のONUは、すべての機種がIPv6規格であるIPoE方式に対応しています。

状況に応じて自動でIPv4とIPv6の接続切り替えが行われるため、つねに最高の状態でインターネット通信をすることができます。

お得な特典がたくさんある

NURO 光には、様々な特典があります。

・キャッシュバック
・1年間の月額利用料金が1,980円
(税別)
・ひかりTVとセットで1年間の月額利用料金が2,480円
(税別)
・3ヶ月間ワンコイン
500円(税抜))で使えるお試しプラン

これらの特典の併用はできませんが、一人ひとりのスタイルに合わせて特典を選ぶことが可能です。

上記以外で併用できる特典もありますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

さらに、ソフトバンクユーザーの場合、「おうち割 光セット(スマホの月額使用料金の割引)」や「ホワイトコール24(通話料の無料)」というセット割も利用できます。

どちらも、ソフトバンクユーザーにとってお得な内容となっていますので、こちらの記事で詳細をご確認ください。

>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!

まとめ

自宅の光回線の速度が遅いと感じたら、まずは、現在の自分の端末がどれくらいの速度が出ているのかを確認してください。

そして、速度が出ていないことが確認できたら、原因がどこにあるのかを調べ、それに応じた対策をとるようにしましょう。

それでも速度が変わらない場合は、根本的な改善を目指すために速度の速い回線への乗り換えをおすすめします。

>>NURO 光の詳細はこちら