Google広告のレスポンシブ検索広告には既に実装されている「広告の有効性」ですがついにYahoo!広告でも実装されるようです。
今回は公式のリリースノートの情報を参考に、改めて有効性の改善方法や改善のメリットについてまとめていきます。
アップデートの概要
対象はYahoo!広告のレスポンシブ検索広告となります。
評価指標は「非常に高い」「高い」「平均的」「低い」の4段階です。
広告の設定内容が最適なパフォーマンスを期待できる状態か確認することができます。
■広告管理ツールの場合
「広告レポート」のオプション項目に「広告の有効性」が追加されます。
■キャンペーンエディターの場合
レポート作成時の「広告」のオプション項目に「広告の有効性」が追加されます。
イメージ例にタイトルや説明文が多く入っている方が有効性が高いとなっているので、この辺りもGoogle広告と同じと考えて良さそうです。
有効性を改善するためには?
有効性の改善に関しては下記の記事が参考になるかと思います。
こちらはGoogle広告の例ですが、
- 広告見出しについて基本的に15本入稿する
- 広告グループ内のキーワードを広告見出しに使用する
- 広告見出しの訴求をそれぞれ重複しないように作成する
- 説明文に広告主の会社ならではの強み
- 特徴を用いて作成する
などが有効性の改善方法として押さえておきたいポイントとなります。
作成した見出し・説明文の組み合わせがどのような形になってもある程度自然に、意味が通じるような形に整えることも重要となります。
同じような言い回しの見出しが増えてしまうと、それらが組み合わせで選ばれた時に不自然な訴求になってしまうので注意しましょう。
有効性を改善するとどんなメリットがある?
有効性を「非常に高い」まで引き上げることで下記のようなメリットが見込めます。
- 見出しや説明文のバリエーションを増やすことでインプレッションの増加が見込める
- クエリに対応した広告文を表示できることでCTR改善が見込める
- 広告ランクが高まりCPCの改善が見込める
実際に有効性を改善することでCTR・CPCが改善し、結果的にCVも増加したという事例もございます。
まとめ
アップデートの実施日は9月13日(水)からの予定となっています。
今回のリリースではパフォーマンスレポートのみで確認できるようになるようで、管理画面での表示は秋頃実装予定とのこと。
有効性を改善することで成果が良化するケースは比較的多く見られているため今後重要な指標となりそうです。
Yahoo!広告でも有効性の指標を活かしながらしっかりとパフォーマンスの改善をおこなっていきたいですね。
Keisuke Asou
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