広告では様々な商品やサービスを取り扱うことがあるかと思いますが、その際に複数のコンバージョンを設定する場合があるかと思います。例えば会員登録促進を目的とする場合と購入を目的と目的とする場合など。目的が異なると最適化したいポイントも異なります。複数コンバージョンが存在している場合、適切に機械学習による最適化が促進されないケースもあります。

目標が異なるキャンペーンごとに最適化が可能

そのような場合はキャンペーン別にコンバージョンを選びましょう。デフォルトの設定ではコンバージョンはアカウント単位で指定されていますが、追加の設定を行うことでキャンペーン単位でコンバージョンを設定することが可能となります。ただし設定できるのはGoogle広告のみとなります。現状ではYahoo広告では設定することは出来ません。

コンバージョンアクショングループを作成する方法

Google広告にはいり、ツールに入り測定下にあるコンバージョンにクリックします。

 

コンバージョンアクションとコンバージョンアクショングループがありますので、コンバージョンアクショングループをクリック。

+マークをクリックし、新しいコンバージョングループを作成、対象のキャンペーンと最適化したいコンバージョンを選びます。

機械学習を促進するという目線が結果を生み出す

今回の設定は時間としては数分で行える作業内容となりますが、設定することにより大きな成果を生み出す可能性があります。もし設定されていないようでしたら、設定してみることをお勧めします。変更される際に注意することは、コンバージョンの定義を変更することになるので、該当するキャンペーンの過去の機械学習成果は一度リセットされることになる点です。そのため一時的にコンバージョンの成果などが落ち込む可能性があるので、設定する際はご注意ください。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。