Meta広告(旧Facebook広告)は様々なクリエイティブ様式が存在します。主な形式としては静止画(バナー)と動画です。さらにサイズでは横長(1.91:1)スクエア(正方形)(1:1)縦長(9:16)などが展開されております。また、カルーセルやコレクション広告など掲載のされ方の違いもあります。

たくさんありますが、結局は効果が見いだせるものを優先的に実施していきたいですよね。筆者も当然この課題には直面しているわけですが、この度それが試せる良い機会をいただいたので、参考数値も併せて検証内容を紹介したいと思います。

検証内容

同様のデザインで以下4つのフォーマットを準備し同時に同様の広告セットで配信した場合、どのクリエイティブで成果がでるか。
・正方形(1:1)
・横長(1.91:1)
・動画(1:1)
・カルーセル(1:1)

※動画とカルーセルについては、静止画のものを要素分解して端的に説明するバナーや映像を継ぎ合わせた形です。見た目のトンマナは静止画と合わせています。
※プライマリの成果としてCTR、セカンダリの成果としてCVRとします。
※CVの成果地点は申し込みボタンのタップ
※検証期間:1週間

 

カルーセルが最もCTRが高い結果となりました。Meta広告の特徴としてCTRが高いクリエイティブに配信がよるため、数値に偏りが出てきてしまっていますが、配信が出ているもの=効果があると判断されたクリエイティブとも言えるため、今回の検証は一旦、「正方形サイズのカルーセルが良い」と判断づけていいと思います。長方形のカルーセルは?という疑問も生まれますが、正方形 VS 長方形の配信で比較しても正方形の方が圧倒的にパフォーマンスが良いため、実施しなくても想像はつきます。カルーセルはCVRでも相対的に高い結果となってます。動画でも1件ついたことで33%という非常に高いレートになってますが、件数が件数のため参考値までにとどめておきます。

結論

正方形×カルーセルフォーマットを実施していくべき。

とはいえ、複数枚のクリエイティブを準備するのが難しいという事もあると思うので、その場合は正方形サイズ単体でも良いかと思います。

 

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。