こんにちは。
今回は、Google広告の広告文(以下、広告)の重要指標である
広告の有効性を高めるコツについて、記事を書いてみようと思います。

「広告の有効性」については、高くできるのであれば高いほうが良いです。
高いほうがGoogleからユーザーにとって、役に立つ広告であると認識されるので、
広告の品質スコアが優遇されやすくなります。

CPAを指標にして運用されている会社が多いと思いますが、
CPAはCPCを如何に下げるか、CVRを如何に上げるかというのが重要になってきますので、
品質スコアが優遇されるとCPCが下がる可能性がでてきます。

有効性を上げるためのコツについて

有効性をあげるための考え方は
オフィシャルにGoogleより言及されております。
(管理画面を見たことある方なら恐らく目にしたことがあるはず)

①広告見出しを追加しましょう
②よく使われているキーワードを広告見出しで使用してください
③広告見出しをより独自性のあるものにしましょう
④説明文をより独自性のあるものにしましょう

内容についてはそのとおりなのですが、
・広告見出しについて基本的に15本入稿する事
・広告グループ内のキーワードを広告見出しに使用する事
・広告見出しの訴求をそれぞれ重複しないように作成する事
・説明文に広告主の会社ならではの強み・特徴を用いて作成する事
が重要になってきます。

有効性については5段階(非常に良い~低い)というのがあるので、
出来るだけ非常に良いになるように広告文を作成していくのを推奨します。

ただ、状況によっては難しいこともあるので、「低い」を作らないのは
マストで良い~平均的を目指すようにしてください。

ちなみに、一部の広告見出しを固定してしまうと、
「非常に高い」は取れない可能性が高いので、
固定したい見出しがある場合は固定した場合と固定しない場合の
ABテストを行うなどして、判断していくことも大事です。

有効性だけではなく、広告の見た目も意識しよう

レスポンシブ広告では、最大15本の広告見出しを入稿することが可能です。
表示される組み合わせはGoogleが最も良いと思われる形で
自動で生成されるものになりますので、一本一本で意味が分かるものにすることが大事です。

・「〇〇なら▲▲」「〇〇〇〇なら」を多用しない
・訴求の内容が出来るだけ重複しないようにする

広告の有効性を判断するのはシステムですが、
実際に広告をクリックするのかしないのかというのは人間ですので、
上記を意識して、15本どの組み合わせで出ても違和感のないものにすることが大事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
最初はなかなか15本で独自性をもたせるというのが難しいと思いますが、
やっていくと慣れてくるかと思いますので、まずは考えてみることが大事かなと思います。

参考にしていただけますと幸いです。

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Hirofumi Nishi

大手インターネット広告代理店のセプテーニにてSEM及びディスプレイ領域のコンサルタントとして約3年間従事したのち、外資系の共同購入型クーポンサイト運営会社に4年間在籍。インハウスの広告運用担当として急速な事業成長に貢献。その後、カカクコムのマーケティング本部プロモーションチームの初期メンバーとして入社。主に金融領域・通信領域の広告効果最大化に4年程度注力したのち、スキルの幅を広げるためにWebディレクターとしてサイト改善の施策立案・ディレクションを担当。2022年、株式会社援軍に参画。