広告運用をしていますと、日々管理画面で把握しておきたい指標がたくさん出てくるかと思います。その中には広告管理画面ではすぐに出てこない指標もあるかとおもいます。
CVポイントが複数あるが、特定のCVポイントの成果のみ確認したい
現在のCPAを運用手数料込みを確認したい
マイクロCVを除いた現在のCV成果を確認したい などなど
上記のような指標は広告管理画面からはすぐに確認ができないため、しらべるために分割や分類などを行う顔と思いますが、毎回同じことをするのは少し面倒ですよね。であれば最初から項目立てしていつでも見ることが出来るようにすればいい。ということで今回はgoogle広告で行える新しい項目の作り方をご紹介いたします。
google広告管理画面に新しい指標を追加する方法
特定の指標を新たに作るにはカスタム列から作成。たとえば複数のCVポイントの内、特定のCV成果を見たい場合は、カスタム列に入り設定をおこないます。
![](https://engun.co.jp/newsite19/wp-content/uploads/google広告時短_02.png)
表示項目から「表示項目の変更」を選ぶと、カスタム列という項目があります。こちらをクリックするとカスタム列を追加するボタンがあるのそちらを選択。
![](https://engun.co.jp/newsite19/wp-content/uploads/google広告時短_03.jpg)
新しく指標を作る画面になるので、こちらで指標を作成します。
![](https://engun.co.jp/newsite19/wp-content/uploads/google広告時短_04.jpg)
コンバージョンの内訳を確認したい場合は、「+指標」をクリックしてコンバージョンを選択。右側にコンバージョンの内訳を選定する箇所があるので、こちらで該当するコンバージョンを選択・作成します。
![](https://engun.co.jp/newsite19/wp-content/uploads/google広告時短_05.jpg)
広告運用の時短は小さな一歩の積み重ね
カスタム列で作成した指標を広告管理画面上に表示させておけば、次回以降は画面を開いたらすぐに指標を確認することが可能となります。確認するための手間を省く小さな改善ですが、毎日広告管理画面に入りチェックすることを考えると、いずれはおおきな時短効果となってあらわれるはずです。
なおカスタム列はアップデートされてさらに行えることが増えました。詳細は下記記事にて。
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Hiroshi Shimada
リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。
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