Microsoft広告は比較的後発の広告媒体であるため、Google広告やFacebook広告からアカウントやキャンペーンをインポートできますが、
新たにPinterest広告からもインポートができるようになりました。
インポートの手順
画面右上のメニューから「インポート」を選択すると媒体からインポートするかを選べます。
ここでは「Pinterest広告からインポート」を選択します。
次にPinterestアカウントにサインインします。
インポート元となるPinterest広告のアカウントを選択します。
インポート名や完了時の連絡先を確認し、「インポートを開始」を押します。
以上で完了です。簡単ですね。
なお、この方法はアカウント全体をインポートすることになるので、一部のキャンペーンのみをインポートしたい場合は「詳細なインポート」を選択します。
「特定のキャンペーン」を選択し、インポートしたいキャンペーンの欄にチェックを入れます。
次の画面で詳細な設定を進めます。
以上です。
インポートされる内容
Google広告(検索広告)からのインポートであれば、同じ検索広告なので、何がインポートされるかはイメージしやすいですが、Pinterest広告の場合は何がインポートされるのでしょうか。
詳細はこちらに記載がありますが、
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/help:app54816/1/en-US/#ext:vnext_pinterestimport
- キャンペーン
- 広告グループ名
- 広告
- 予算
- スケジュール
- 入札と入札戦略
- 地域・年齢・性別のターゲティング
となります。
ここで注意点がいくつかありますが、主なものを3点記載します。
・広告はPinterestのイメージ広告がMicrosoftのオーディエンスとしてインポートされます。ビデオ形式・マルチイメージ形式の広告はインポートされません。
・Microsoftで利用できない入札の場合は、入札金額は1ドルに設定されます。
・年齢のターゲティングがMicrosoft広告とPinterest広告で一部ずれが生じます。(以下の赤枠部分)
また、ヘルプには特に記載がありませんでしたが、スケジュール設定に注意しましょう。
以前のこちらの記事にも記載しましたが、Pinterest広告はタイムゾーンがUTC(世界協定時)となっているため、日本時間とは9時間のずれが生じています。
そのため、Pinterest広告からインポートしたスケジュールがMicrosoft広告で意図通りに設定されているかは確認するようにしましょう。
今回は以上です。
Microsoft広告は主要な広告媒体からインポートができるためスタートしやすくなっているのは嬉しいことです。
ただし、媒体の仕様による違いもあるため、インポートする際にはそれらを理解したうえで進められるとよいでしょう。
Kyotaro Yamaoka
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