検索広告を初めて行う場合、成功させるために事前に調べておくべきことがいくつかあります。今回は事前に調査することに3つご紹介いたします。

1.戦うことが出来る市場か事前に把握する

検索広告には平均クリック単価が存在。クリック単価は業界(それに関連するキーワード)によりその単価は大きく変動します。たとえば緊急性の高いサービスや人材関連などはクリック単価が1000円を超える場合もありますし、物販関連のワードでは数十円という場合もあります。平均クリック単価は、自社サービス・商品において許容できる獲得単価となるのかを決める重要な指標となりますので必ず事前に確認しておきましょう。

キーワードの市場を調べるには「キーワードプランナー」「キーワードアドバイスツール」を使用するのが一般的です。

キーワード プランナー

https://support.google.com/google-ads/answer/7337243?hl=ja

キーワードアドバイスツール

https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=1147

 

 

2.ターゲットニーズを明確にする

自社サービス・商品を求めている方はどんなキーワードで検索するのか、どんなニーズを持ってるのかを把握する必要があります。それが事前に調べておくもう一つの理由です。具体的にサービスを求めているユーザーが調べるであろうワードの調査を行っておくことで、より深くユーザーの心理を理解することにつながります。キーワードについては上記の「キーワード プランナー」と「キーワードアドバイスツール」で確認することが出来ます。まずは思いつくキーワードを入力してみましょう。価格の安さを求めていたり、メーカー名・ブランド名を重視していたりなど、求めていることがみえてくるはずです。

 

3.競合との差別化箇所を明確にする

実際に出向している競合の広告やページを基に、自社サービスとの差別化できるポイントを見つけることが重要となります。検索結果には多くの競合サイトが存在し、競合は様々なメリットを広告文に盛り込み誘導を図っているはずです。ターゲットはそれらの他社サービス・商品との比較検討を行ったうえで申込・購入するか否かを決めるので、他社よりも優れたポイントを見つけましょう。見つけることが出来たら広告文に明記します。

 

3つを調べたうえで広告出稿を行う

市場単価(平均クリック単価)・ユーザーニーズ・競合状況、これらを把握したうえで広告出稿を行えば、検索広告で成功する確率は引きあがります。あなたのサービス・商品の価値をきちんと届けることが出来るようになるので、事前の調査は必ず行いようにしましょう。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。