Google広告の検索連動型広告には画像アセットを設定することができます。この画像アセットを設定することで、検索連動型広告に任意の画像を添えて広告表示させることができるようになります。機能として画像アセットが実装されているのですから「設定した方がいいのかも。」とは思うものの、意外と「検索連動型広告で画像アセットをあまり見かけない。」ということもあり、検索連動型広告に画像アセットを設定すべきなのか疑問に思っている方がいるかもしれません。そこで今回は「検索連動型広告に画像アセットは設定した方がよいですか?」という疑問に対して手短に回答していきます。
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回答:検索連動型広告に画像アセットは設定すべき
当たり前の回答になりますが、検索連動型広告に画像アセットは設定すべきです。広告成果に対して良い効果が期待できると思って、機能は開発・実装されていきます。画像アセットについても同様です。画像さえあれば画像アセットの設定作業にほとんど時間はかかりませんから、早めに設定してしまうことをお勧めいたします。
理由:広告成果向上に関する様々なメリットがあるから
画像アセットの使用には広告成果向上に対する様々なメリットがあります。具体的には、「広告ランクの向上」「検索結果ページにおける広告の専有面積の拡大(目立つようになる為、広告のクリック率の向上を期待できる。)」「直感的に伝わる視覚的な情報の表示」「新しいプラットフォームでの検索連動型広告の配信」といったメリットがあります。画像アセットと言うと「ちょっとした機能」という感じもしてしまいがちですが、意外とメリットは多いのです。
補足:画像アセットの使用には要件がある(誰でも設定できるわけではない)
検索結果ページに掲載されている検索連動型広告で画像アセットの使用をあまり見かけないのは、画像アセットの使用に要件があるからかもしれません。具体的には、「広告アカウントの開設から60日以上が経過している」「ポリシーに準拠してきた実績がある」「広告アカウントに有効なキャンペーンがある」「テキスト広告が入稿された検索キャンペーンで過去28日以上にわたって費用が発生している」「プロモーションしている商材が画像アセットの利用が可能なカテゴリの商材である」といった要件があります。先に述べました通り画像アセットの使用には様々なメリットがありますから、要件を満たしていない場合は要件を満たすようにご自身が運用する広告アカウント内を確認・対処していくのがよいでしょう。
今回は以上です。競合含めて他の広告主が検索連動型広告で画像アセットを使っていないとしても、それが「検索連動型広告で画像アセットを使わない理由」にはなりません。画像アセットの使用には様々なメリットがありますし、設定する作業に膨大な労働力はかかりません。画像アセットだけで広告効果が数倍になるということはないでしょうが、それでも設定にかかる労働力に対する費用対効果は大きなものでしょう。検索連動型広告に画像アセットを設定していないのであれば、今すぐ設定しましょう!
Akira Kodaka
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