Google広告は皆様ご存じの通り、様々なターゲティングが可能です。検索キーワードを基にしたターゲティングや、サイト訪問者、その拡張配信など多岐にわたります。ただ、施策のトライアンドエラーを繰り返すと、いつの日かできるターゲティングの幅が減ってきます。要はネタ切れってやつです。
色々なターゲティングを試して一定の成果は出て、良いものに寄せるというのはごくごく普通の事です。ただ、これで拡大を果たすためには予算を上げるくらいしかありません。ここで一度振り返ってみましょう。
数々試したオーディエンスを。効果として出せなかったものを改めて見返して、実は条件をもっと絞り込めば、ターゲットユーザーに対してリーチできたのではないか。
ここでまたトライの開始です。
Googleの組み合わせセグメント
Google広告ではオーディエンスの組み合わせができます。&条件でターゲットを繋いで、●●の人且つ、●●という形でユーザーを絞り込む事ができます。
または、●●の人だけど、●●の人を除外もできます。
セグメントできるのは以下の4つ。
ウェブサイトの訪問者
アプリユーザー
顧客セグメント
動画ユーザー
では設定方法についてみていきましょう。
管理画面右上の「ツールと設定」から「オーディエンスマネージャー」をクリック
上部のタブの「統合セグメント」をクリックし、青い+マークをクリック→「統合セグメント」を選択
ここでは、カスタムアフィニティとユーザー属性を組み合わせてみます。
例えば、ある旅行代理店が「一人旅特集」キャンペーンで人を集めいたいと考えてます。
仮説としては独身で旅行好きな人≒”一人旅好き”が成り立つのではないかという事で、以下のようにターゲティングします。
どちらからでもいいのですが、まずはカスタムおフィニティの「旅行好き」を選択。そのあとに、「セグメントを絞り込む(AND)」をクリックします。
そのあと、ユーザー属性から「独身」を選択すれば完成です。
旅行好きだと広すぎたターゲティングが、独身をAND条件にすることで、
独身で旅行好きというセグメントが出来上がります。
※独身で旅行好きの人が一人旅が好きという事には直結しませんが、少なくとも夫婦で旅行に行く人達は除外できたのではないでしょうか。
今回はほんの一例です。組み合わせは無限大ですので、ターゲットとしているユーザーの質や特性を見極めて、改めてオーディエンスの検証をしてみてはいかがでしょうか。
Masahiro Ozeki
最新記事 by Masahiro Ozeki (全て見る)
- Meta広告のAdvantageカスタムオーディエンスのビジネス活用方法と機能解説 - 2025-02-01
- インハウス広告運用で求められる人材スキルを徹底解説。キャリアアップにもつながる5つのポイント - 2024-12-27
- 成功する広告インハウスマーケティングの秘訣。これだけは押さえたい4つのポイント - 2024-12-03