amazonにおける販売方法にはベンダーセントラルとセラーセントラルの2種類があります。
それぞれにメリットデメリットが存在します。
これからamazonでの販路を見出そうとされている事業主様はぜひ参考になさっていただければと思います。

amazon「ベンダーセントラル」と「セラーセントラル」の違いとは?

2つの違いを簡単に言うと、「amazon”に”販売をする(ベンダー)」か「amazon”で”販売をする(セラー)」の違いになります。
言い換えると、
・amazonに商品を卸し、amazonに販売を任せる→「ベンダーセントラル」

・amazonのサイト(販売システム)を借りて、事業主が直接販売する→「セラーセントラル」

となります。

それぞれのメリットとデメリットは?

「ベンダーセントラル」

メリット
・amazonが販促活動を行うため、売れる商品は勝手に売れていく。
・運用工数もそこまでかからない。
・在庫リスクも低い。

デメリット
・主体的な販促ができない
・amazonに売れないと判断された商品は放置される→売れなくなる

「セラーセントラル」

メリット
・主体的な販促活動ができる。
・販売したい商品を自由に販売できる。
・利益率が高い

デメリット
・運営の手間がかかる。
・在庫保管料がかかる。
・手数料計算が煩雑

使い分けは?

ベンダーセントラルとセラーセントラルで販売手数料の条件がちがいます。
ベンダーセントラルは、販売価格に対して、掛け率60%+共同マーケティングプログラムの5%がかかります。
セラーセントラルは、販売価格に対して、販売手数料10%+「出荷配送料」1,000円がかかります。
ベンダーの手数料は、販売価格の内の、割合で手数料がかかるのに対して、セラーは固定で1000円かかる手数料が存在します。販売価格の安い商品をセラーで売ると、販売価格にかかわらず1,000円固定でかかるため利益が出ずらい事が予想されます。つまり、商品単価が安く比較的よく売れる(生活必需品など)はベンダー、商品単価が高く、購入に少しハードルがあるものがセラーというような形で使い分けることで、商品選定をなさるのが良いでしょう。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。