【初心者向け】P-MAXキャンペーンとは？予算が少なくても効果が期待できる？

こちらの記事にも記載しているようにP-MAXキャンペーンは検索キャンペーンをはじめ既存キャンペーンを補完しアカウント全体のコンバージョンを最大化してくれるプロダクトになります。

しかし、本当に既存のキャンペーンのインプレッションやコンバージョン数は変化がないのでしょうか？実際に数字を見てみましょー！

P-MAX導入後の既存キャンペーンにどのくらい影響がある？

P-MAX導入前後の表示回数

まだ、配信期間が短いのでこの数字だけて判断するのは芳しくないですが、P-MAXを導入してからあからさまに「ショッピング」と「ファインド広告」のインプレッションは減少しています。しかし、一方で検索は表示回数に大きな変化はなく、逆にディスプレイはインプレッションインプレッションが増加しています。

P-MAX導入前後のコンバージョン数

P-MAXを導入したことによって全体のコンバージョン数は増加していますが、ショッピング広告はインプレッション＆コンバージョンも激減しています。「P-MAXは既存キャンペーンを補完するんじゃないのかーい！！」っと思い、Googleヘルプを再確認したら下記の記載がありました。

P-MAX キャンペーンは、同じ Google 広告アカウントで同じ商品を掲載している既存のショッピング キャンペーンよりも優先されるため、P-MAX を開始すると、ショッピング キャンペーンの広告掲載が少なくなり（P-MAX の予算がショッピング キャンペーンより低い場合でも）、それに対応して P-MAX の広告が掲載されるようになります。

Googleヘルプ：https://support.google.com/google-ads/answer/10732484?hl=ja

な、なんと！！！ショッピング広告に関しては既存キャンペーンよりもP-MAXの方が優先されて配信されるため既存のショッピングキャンペーンが縮小して配信される仕組みのようです。

まだ、導入されて間もなくプロダクトなのでどのような挙動をするのか未知の部分がありますが、検索広告＆ディスプレイについてはP-MAXが補完しているような動きをするが、ショッピング広告とファインド広告についてはインプレッションが減少しているためP-MAXが強めに表示されているような気がします。

P-MAXは3ヶ月ほど配信を続けることで最適化が進むとも言われています。上記は数日の配信結果なので今後の挙動に注目していきたいと思います。

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。