ITPやiOS14.5の影響でリターゲティングの活用が見直されている今、効果的にWEB上でCVを獲得していく手法として活用されているのが、カスタムオーディエンスという手法です。CRMデータを広告媒体にアップロードしてターゲティングとして活用する方法が今や主流となってきている昨今ですが、その設定方法は各媒体によって違います。
例えば、Googleなどはカスタマーマッチと呼ばれており、リスト(メールアドレスや電話番号)をアップロードします。類似リストは自動で生成される仕組みとなるため一度アップロードすれば、リストに対して直接配信することも可能ですし、その拡張ユーザーにも配信することができます。Facebookは、リストを選択して拡張リストを生成する必要があります。
では、Twitterはどうでしょうか。
Twitterは拡張リストを生成するという概念がありません。
ではどうやって拡張させるのか?今回はTwitterのターゲティング拡張方法について説明していきます。
Twitterのターゲット拡張の考え方
いたってシンプルです。イメージとしては足し算引き算です。
基となるリストをターゲットとして設定して拡張ONで除外。そのような流れです。
実際の管理画面の設定方法はこちらです。
1,広告グループのターゲティング編集から、カスタムオーディエンスで拡張元のリストを選択。今回はアプリのインストールユーザーの拡張を行う前提で設定を行います。
2,「選択したカスタムオーディエンスのフォロワーが似ているオーディエンスを含める」にチェックを入れる
3,除外するアカウントに変更して拡張元のリストを除外
これでリスト自体は除外されますが、リストの拡張ユーザーに対しては配信が可能となります。
GoogleやFacebook程賢くないTwitterですが、少し頭を使えば他媒体で実施しているような施策はTwitter上でも可能です。
Masahiro Ozeki
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