広告運用を行うと、常に注視することになる除外キーワード。長期間、複数人で運用すると適切に設定されていないケースがあります。今回は長期運用する際に気を付けておきたいことを紹介いたします。
長期運用する際に気を付けること
設定する際に注意したい点を挙げてみたいと思います。
設定間違いがおきないよう設定ルールを設けておく
除外キーワードは日々メンテナンスを行っていきます。1週間、2週間であればどのような除外キーワードを設定しているのかどこに設定しているのか覚えているかと思いますが、数か月後は設定している内容を覚えているとは限りません。また担当者が変わっている場合、前担当者がどこの場所に除外キーワードを設定しているのかわからなく効果的に設定することが出来くなる恐れもあります。
アカウント単位で設定
Google広告管理画面>アカウント設定>除外キーワード
※アカウント配下に除外キーワードを設定
キャンペーン単位・広告グループ単位で設定
Google広告管理画面>キーワード>除外キーワード
※キャンペーン単位or広告グループ直下に除外キーワードを反映
除外キーワードリストを用いて設定
Google広告管理画面>ツールと設定>除外キーワードリスト
※除外キーワードリストを紐づけたキャンペーン直下に除外キーワードを反映
除外キーワードを設定する際は「どこ」に「どのような条件」で設定するのか事前にルールを設けるようにしておきましょう。ルールを設けることで設定のし忘れや気が付いていないところで設定されているといった運用上のトラブルを予防することが出来ます。
定期的に既に設定している除外キーワードをチェックする
長期間広告を稼働していると商品・サービスが変わり以前は除外対象であった検索クエリが効果的に機能しなくなるケースもあります。設定されている除外キーワードが今も同様に使用できる内容なのかは定期的に確認するようにしましょう。
再稼働するルールを設けておく
除外するキーワードには全く関連しないキーワード以外にもCPAが見合わないため除外キーワードとして設定するケースもあるかと思います。そのような場合はCPA高騰用の除外キーワードリスト等を作成して一時的に除外。時期が変われば除外キーワードリストを外して再度稼働できるようにしておきましょう。検索広告は限られたシェアの中でコンバージョンを獲得していきます。除外するだけでは配信できるシェアが縮小する一方ですので、再稼働することも想定して再稼働ルールを設けておきましょう。
最後に
機械学習は日々進化しており、部分一致も数年前と比べると数段精度が上ってきています。とはいえ日々の検索語句を見るとなぜこの検索に?というケースもまだまだ存在します。予算を大切に使用するためにも除外キーワードは効果的に実施出来るようにしましょう!
今回は以上となります。
Hiroshi Shimada
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