P-MAXはGoogle広告の配信面を網羅的にカバーできるため、成果の拡大という目的において有効な広告メニューです。
現在実施されている方も多いかと思いますが、1つ不便な点に「アセットグループ別の成果が確認できない」という部分があるかと思います。
GDNのレスポンシブディスプレイ広告のように、アセットの組み合わせや、アセットごとの評価を確認することはできますが、実際にどのアセットがどれくらい表示・クリックをされていて、CVに至っているのかを確認することは残念ながらできません。
あくまでGoogleにお任せというメニューで、運用者が操作できるレバーは少なめです。
コンテンツ
アセット別の成果が確認できるようになりそう
Performance Max Asset Group Reporting is rolling out! We’re seeing this in some of our accounts! 💥
Super excited about this! #PerformanceMax #GoogleAds #PPCChat https://t.co/hMJnlbGKt8 pic.twitter.com/Y8qN6Che75
— Menachem Ani (@MenachemAni) April 27, 2023
こちらのツイートで紹介されている通り、P-MAXのアセットグループレポートに表示回数やクリック数などの指標が追加されているようです。
ツイートより引用
米国内の広告アカウントで先行して表示されているようなので、日本国内の広告アカウントでも近々表示されるようになってくるのではないかと思われます。
指標が表示されているか確認してみた
運用中のアカウントで指標が表示されているか確認してみましたが、4月末現在では見当たりませんでした。
確認の方法は、まずメニューの「アセットグループ」を選択し、右側アイコンの「Table」をクリックして表示を切り替えます。
こちらに指標が追加されるはずですが、現状は「広告の有効性」「アセット」「オーディエンスシグナル」のみとなっています。
今後のアップデートに期待
現状はアセット別の成果が確認できないようでしたが、今後P-MAXで確認できる指標が増える可能性が高いです。
ランディングページやプレースメントを確認する方法はあるのですが、やはり最も重要なクリエイティブ別の成果が確認できるようになるのはありがたいですね。
数値の確認やコントロールできる部分が増えれば、より仮説検証がしやすくなるので、今後のアップデートに期待しましょう。
Keisuke Asou
最新記事 by Keisuke Asou (全て見る)
- 【初心者向け】除外キーワードのマッチタイプについて - 2024-07-20
- 【検索広告】部分一致が「インテントマッチ」に名称変更/何が変わった? - 2024-07-16
- 【Google広告】商品画像をAIで生成/Product Studioの作例を紹介 - 2024-06-22