年次で開催される大規模イベントのCanva Createで、Canvaの様々な新機能やプランなどが発表されました。
Canvaは2023年8月に10周年を迎え、今回は次の10年に向けた戦略発表ということでイベントにもかなり気合が入っています。
特に力を入れている印象を受けたのが「エンタープライズ向け」のプランで、複数人でプロジェクトを管理する機能や、セキュリティ強化などを推進しているようでした。
詳細はCanvaの特集ページでご確認いただければと思いますが、その中で個人的に気になったポイントをピックアップしてご紹介します。
Google広告アカウントとの連携
Canvaは様々なアプリケーション・ツールとの連携を強化しています。
現状は海外のサービスが多く活用できるケースは少ないかもしれませんが、SlackやPowerPoint、Google Driveなど、主要なサービスはカバーされています。
その中でGoogle広告との連携機能があったので内容を確認してみました。
現状言語は英語のみ対応のようですが、特に問題なく使用できそうです。
Googleアカウントとの連携を完了すると、広告アカウントが選択できるようになります。
広告アカウントにアップロードしている画像アセットの一覧が表示され、そこから簡単にCanvaに素材としてインポートできます。
簡易的な画像の編集などはCanvaでできそうですね。
また「Export」のタブからはCanvaで作成したバナー画像をGoogle広告にアップロードすることも可能です。
Canvaをメインで使用してバナー作成などを行っている場合は重宝しそうなツールです。
広告メニューに応じてキャンバスのサイズなどを自動で変換・作成してくれるとより便利になりそうな気がしました。
現状Google広告のみにしか対応していないので、他の媒体との連携も今後期待できますね。
その他気になるCanvaの新機能
その他既にリリース済みのものも含め、Canvaには多彩な機能が用意されています。
- 背景除去
- マジック切り抜き
- マジック消しゴム
- リサイズ&マジック変換
- マジック作文
- マジック生成
- スタイル
- ハイライト
- マジックアニメーション
背景の除去や不要なオブジェクトの削除などは本当に簡単にできるようになっています。
中でもマジック生成は、好みの素材が見つからないときにAIが素材を作成してくれる面白い機能です。
静止画以外にも動画も生成可能です。
マジック生成以外でも、外部のアプリケーションなどを組み合わせて様々な素材を作成できます。
その他はマジックアニメーションも活用できそうなイメージです。
マジックアニメーションはCanvaで作成したスライド全体にアニメーションを付けることができる機能です。
試しに今回の記事のサムネイルにマジックアニメーションを適用してみました。
例えば広告配信で動画素材が必要になったときに、バナー素材があれば簡易的な動画をCanvaで作成することもできるかと思います。
まとめ
普段はAdobe Creative Cloudを使用しているのですが、簡易的な画像の編集やブログのサムネイル作成などはすっかりCanvaを使用するようになってきています。
どんどん機能も増えており、今後は法人での活用も進んでいきそうな予感です。
広告運用の業務でCanvaをどのように活用できるか、今後も可能性を追求していければと思います。
Keisuke Asou
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