いきなりメディアサイト運営の担当に任命された!等という状況になって困っている人は少なくないでしょう。HTML・CSSやSEO対策や導線設計等、何となく言葉は聞いたことがあっても、いざそういった戦術を駆使してメディアサイトを活用した事業成長を実現しようすると、何をどう始めたらいいのか分からないのが普通です。そんな方へ向けて、今回は「hタグ(=見出しタグ)の基本知識」を手短にまとめておきます。メディアサイトの各ページを作っていく際には必ずhタグを各ページに設置していきますので、基本中の基本としてメディアサイト運営担当者は知っておくべきことになります。
コンテンツ
hタグとは何なのか?
hタグとは、HTMLで記述する「見出し」を意味するタグになります。本に大見出し・中見出し・小見出しが書かれているように、hタグを適切に使用することで「検索エンジンにそのページで伝えたいことを伝える」ことに繋がります。正確にページの内容を検索エンジンへ伝えなければ「狙った検索キーワードで検索エンジン上位表示なんてできない」のは当然です。つまり、hタグを適切に使用することは、検索エンジン上位表示への第一歩とも言えます。
hタグには何を書けばいいのか?
先に述べました通り、hタグは「見出し」を記述する為のタグです。当然、hタグ内に書くのは「そのページの見出しになるもの」となります。なお、見出しなのですから、具体的な書く内容は「各段落の概要(=重要な内容を要約した内容)」です。50文字以上等の長すぎる文章は避け、30文字程度以内を目安として端的にその段落の概要をhタグ内にまとめましょう。
hタグを書く際の注意点
今回は初心者向けの記事ということで、基本となる注意点を2点だけ述べておきます。1点目は「無駄にhタグを乱用しない」ということ。hタグは検索エンジンに「このページは何の情報がまとめられたページなのか」を伝える重要なものだと述べましたが、だからと言って不必要に何度も使用する必要はありません。不自然にhタグを使用しすぎているページは検索エンジンから評価されなくなる可能性すらあります。
そして、2点目は「重要なキーワードはhタグ内に含ませる」ということ。検索エンジン上位表示を狙っているような重要なキーワードはhタグ内に含ませて、とりわけ「hタグ内の最初の方」に含ませると良い(=検索エンジンに「このページに対して重要なキーワードである」と認識させやすくなる)です。ただし、「重要なキーワードは」と限定的な表現をしました通り、あれもこれもと多すぎるキーワードをhタグ内に含ませるのは避けましょう。hタグ自体の乱用が不自然なのと同様に、hタグ内の多すぎるキーワードは不自然ですので、これまた検索エンジンからの評価を下げる可能性が出てきてしまうからです。
今回は以上です。メディアサイトを運営し始めると、たくさんのページを作ると思います。そして、ページを作る都度、hタグとは付き合っていくこととなります。今回解説したhタグに関する内容は「サイト運営初心者の方が最低限として理解しておくと良いだろうこと」のみとなりますが、まずはこのページで解説した内容から実践していってみて下さい。
Akira Kodaka
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