Microsoft広告はインポート機能がとても充実しており、Google広告など他の広告媒体からでも気軽に始めることが出来る広告媒体です。関連記事もありますのでぜひご確認ください。
Google広告から気軽にインポートできる反面、インポートできない項目もいくつかありましたので共有させて頂きます。なお今回の記事の内容は現在(2023年3月7日)の情報となります。Microsoft広告は日々改善・変更されていくかと思いますので一か月後には全く変わっている可能性もあります。もしご自身で進められる際は必ず内容を確かめるようにしてくださいね。
Google広告インポートできなかった項目
インポートできるもの・できないものは公式記事から確認することが出来ます。
Google Ads からインポートできるもの
こちらの内容からでは書かれていなかったものを明記しておきます。
モニタリング機能
Google広告にはインポート機能という項目があります。機械学習のデータを増やすことができるため効率的に学習を進めることが出来るようになります。
既存のGoogle広告からインポートしてみたところモニタリング項目は全てオーディエンス項目に置き換えられて登録されていました。サポートにも確認してみましたが現段階ではインポート機能は存在していないとのこと。インポートのまま稼働してしまうと絞り込んで配信してしまう可能性があるのでモニタリングを設定されている方は要注意です。
カスタム作成した指標
Google広告では広告運用時に確認頻度が高い項目などは独自に指標を作成することが出来ます。カスタムで作成した指標もインポートすることが出来ないようです。
ファインド広告
取り入れることが出来るのは検索・ディスプレイタイプまでとなり、キャンペーンタイプがファインドとなるものはそもそも存在していないようです。これは媒体が異なるわけなので致し方ないですね。
ビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)を使用した地域設定
実店舗を持っている場合はGMB(Google My Business)を使用しているケースもあるかと思いますが、こちらもインポートしても反映されることはありませんでした。地域設定したい場合は別途Bing側のサービス(Bing Places for business)を作成する必要がありそうです。
問題なくインポートされているか必ず確認が必要です
インポート機能はとても便利な機能ですが想定した形になるとは限りません。広告稼働前に必ず各設定内容を確認するようにしましょう。
今回は以上となります。
Hiroshi Shimada
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