SEO対策を意識した記事を書く場合、狙ったキーワードに対して「ユーザーが知りたいと思うであろう内容」を押さえて記事を書いていきます。狙ったキーワードが抽象的なものであればあるほどユーザーが知りたいと思うことは多岐にわたる為、記事に書く内容は幅広いものになってきます。しかしながら、狙ったキーワードが具体的なものであればあるほどユーザーが知りたい内容は狭まってくる為、記事に書く内容は限定されたものになっていってしまいます。

他サイトの記事と同じような内容になってしまった・・・

狙ったキーワードが具体的であるが故に記事の内容が限定された結果、図らずも「既に存在している他サイトの記事と同じような内容になってしまった」ということが起こりえます。例えば、狙ったキーワードが「ダイエット」であれば色々と幅広い内容を書けますが、狙ったキーワードが「りんごダイエット 3日間 効果」であれば限定された内容しか書きにくいということがイメージできるかと思います。

対処法として「関連のあるコンテンツ」も記事に追加する

狙ったキーワードに対して直接的に対応するコンテンツも記事として書きつつ、その情報に加えて「ユーザーにとって役立つと思うコンテンツ」を追加してみましょう。そうすることで、記事全体を見比べた時に他サイトの記事と異なる内容になります。狙ったキーワードに対して直接的に対応するコンテンツに対して、同等かそれ以上の割合になるよう関連のあるコンテンツも記事内に含ませることを目安にして下さい。

関連のあるコンテンツの具体例の1つは「体験」

最後に補足情報として「関連のあるコンテンツとは何か?」という問いに回答しておこうと思いますが、その回答は「体験に関するコンテンツ」となります。筆者自信の体験談でも良いですし、他人の体験(口コミ等)でも良いでしょう。全く同じことを行って全く同じことを感じたり達成したりすることは稀ですので、体験に関する記事は独自性の高いコンテンツとなることが多いです。

今回は以上です。狙ったキーワードに対する記事を書くのが競合サイトと比較して後発であればあるほど、記事の内容が似たようなものになってしまうかと思います。しかしながら、だからと言って既に存在する競合サイトの記事と同じような記事を公開してもユーザーにとって価値はありませんし、ユーザーにとって価値がないのであれば検索エンジンからも評価されません。似たような内容を含む記事になってしまったとしても、あなたのサイトでしか得ることのできない情報も記事内に盛り込んで、独自性の高い記事を作るよう心掛けていきましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。