ネットでは日々進歩するAI・機械学習の話題がもちきりです。機械学習を軸としている広告運用も同じように日々進化しており、いつかは自社内で広告運用を実践してみたいと考える広告主も増えてきています。同時に自社内で行ってもうまく回らないのではないか声も聞こえてきます。今回は自社ビジネスを理解している担当者が広告運用に携わることの強みについてお話ししたいと思います。

自社ビジネスを理解できていることの強みとは

自社ビジネスを理解している担当者が広告運用に携わることのメリットは何があるのでしょうか。

ユーザーの感情を理解して訴求できる

機械学習による自動化が進化している現在は広告クリエイティブが大きな差別化のポイントとなります。ターゲットとしたいユーザーが何を考えているのか、何を伝えればを興味を持ってもらえるのかを肌感で理解しているため、効果的な広告表現で訴求することが可能となります。

自社内の施策の動向を把握している

コンバージョン数やクリック数、広告表示回数は様々な要因で日々変動します。たとえば自社内の別部署(例えばPRの部門等)にて新施策を実施している場合、突然広告の表示回数やコンバージョン数が増加するケースがありますが、施策の詳細を把握せずに広告運用を実施した場合は誤った改善を行ってしまう可能性があります。自社内の他施策の動向を把握できることは広告運用においてとても重要です。

自社ビジネスに合わせて分析・改善できる

広告運用者広告管理画面を通して改善を実施していきますが広告管理画面で見えるのはあくまでビジネスの一部分だけです。業界の動向や時期的な変化について理解できていれば数字に変化あったとしても適切に分析・改善を実施できるようになります。

適切な広告表現の範囲を理解している

景表法、薬機法等の広告表現については企業の攻め・守りの部分が含まれています。自社ではどこまでの表現を許容しているのか反対に何を表記していないのか判断することが出来ます。また自社内での表現範囲を理解しているのでブランドイメージを保ちながら広告配信することが出来ます。

興味があればチャレンジしよう

AI・機械学習は日々進化していますが現状は各ビジネスに合わせて最適化されるまでには至っていません。自社ビジネスを理解したうえでの広告運用は変わらず人間が介入する必要があり、広告運用者が自社ビジネスを理解していることは大きなアドバンテージになります。興味がある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

もし自社運用を考えている場合は弊社でもインハウス支援を実施していますのでお気軽に!
https://service.engun.co.jp/sukedachi

今回は以上となります。

 

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。