Facebook(Meta)広告で複数の広告セットで運用しているとかなりの確率で、アカウント概要の箇所に「断片化の影響を受けている広告セット」というアラートが出てきます。

内容としては、広告は似てるけどオーディエンスが違うため、情報収集に時間がかかるから広告セットは一緒にしたほうが良いという事です。
確かに、CV目的であればデータを貯めたほうが将来的にはよくなると思います。

Meta広告は配信したオーディエンス毎の広告成果が見れないため、結果として何が良かったか判断つきづらくなります。そのため私はオーディエンス、似ているものでない限りは分けて運用したいのです。

ただ、あまりにも「断片化の影響を受けている広告セット」がでてくるので、じゃあ、試してみましょうという事で、1か月試してみました。

 

断片化の影響を受けている広告セットを統合した結果:
広告セットを統合する前の1か月を100%だとすると、統合した後の1か月では、CV数:90%、CPA:110%、CPC:95%、CVR:90%となりました。

1か月という検証期間が短いのかもしれませんが、全体的に成果としては悪化しました。

 

長期的なスパンで見たら、全て統合して配信したほうが良いのかもしれません。ただ、何かにつけて断片的な影響が~、っていうものですから、じゃあ、極端な話、ターゲット全部でやったほうがいいってこと?って言っているようなものですよね。
たまに、ALLリーチ(デモグラ)で効果が出ているという話を聞きますが、商材やサービスに寄りけりだと思いますし、すべて機械任せでうまくいくというのは、Meta広告ではまだまだ先の未来なのかな?と思うところです。

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。