Yahoo!広告は最近アップデートが頻繁に実施されていますね。
今回は検索広告で画像アセットが設定可能になるとのことなので、公式の情報を元にまとめていきます。
画像アセットの概要

【画像引用:LINEヤフーfor Business】
画像アセットは2024年4月10日(水)から提供開始予定とのこと。
Google広告と同様に、正方形の画像と横長の画像が入稿できるようです。
画像アセットでは以下のサイズの画像が利用できます。
アスペクト比1:1でピクセルサイズが300×300以上(推奨:1200×1200)
アスペクト比1.91:1でピクセルサイズが600×314以上(推奨:1200×628)※最大容量2MB以内(200KBを超える場合は自動圧縮)
アスペクト比1:1は3本以上、1.91:1は1本以上の関連付けを推奨。
正方形の画像は3枚連続して表示されるケースもあるようですね。
アスペクト比が1:1の画像アセットが関連付けられていないと配信されにくくなるようなので、1:1の画像は優先的に設定した方が良いようです。
画像アセットのメリット
画像アセットを設置することのメリットを改めて整理します。
クリック率の改善による誘導効率UP
画像アセットを設置することでCTRが高まると、CPCを低減できる可能が高まります。
結果的に同じコストでLPへの誘導数を増加させることができるので、CV数の増加・CPAの低減などにも繋がりやすくなります。
訴求できるメッセージがより多様になる

【画像引用:LINEヤフーfor Business】
画像アセットを設置することで、テキストだけでは難しい商品のイメージなども併せて伝えられるため、ユーザーの関心を高められる効果が見込めます。
公式の資料の例が分かりやすかったので引用してご紹介します。
画像アセット活用時の注意点
いくつか知っておいた方が良い注意点があったのでまとめていきます。
画像内にテキストがあるものや外枠が追加されている画像は掲載不可
これはGoogle広告でも同様ですが、訴求用のコピーが入っていると審査が通りません。
また画像に外枠が付いている場合も掲載できないようなので事前に素材をチェックしておきましょう。
作成した画像アセットは削除・編集ができない
これはYahoo!広告のみですが、1度登録した画像アセットは削除・編集ができない仕様のようです。
この点は注意が必要ですね。
アカウント毎に登録可能な画像数は1,000件までとなっているため、計画的に登録をしたほうが良さそうです。
画像アセットは必須で設定したほうが良さそう
注意点はいくつかあるものの、画像アセットを活用することで得られるメリットは大きいです。
Google広告で既に成果の良い画像アセットが分かっている場合は、そのままYahoo!広告にも流用していくのが良いかと思います。
画像アセットを表示することで、より商品・サービスの魅力が伝えられる可能性が高まるため、ぜひ積極的に活用していきましょう。
リリース後は実際の成果にどのように影響があるか検証していければと思います。
Keisuke Asou
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