Google広告はどんどん自動化に関する機能が豊富になってきていますよね。手動で調整する時代は終わりを迎えようとしており、いかに自動化機能を使いこなすかが広告運用者に求められるようになってきました。また、自動化を効率よく使いこなして、空いた時間に調整・運用業務以外の領域の支援が出来るようになることも求められているかもしれません。

自動入札機能で本当に成果改善するのか?

目標コンバージョン単価入札やコンバージョン最大化入札等の自動入札機能が入札方法の主流になりつつあるわけですが、そんな中でも「本当に成果改善するの?」と心配になっている方も少なくないと思います。この手の自動入札機能がローンチされたばかりの頃は、なかなか上手く機能していなかったということもありますし、全てを機械に任せるというのは何だか怖いですよね。

心配ならテストしてから判断すればいい

Google広告には「下書きとテスト」というABテスト機能があります。これは「設定変更による成果の違いを統計的に示してくれるABテスト機能」となり、「オリジナルキャンペーンは既存の手動入札機能のまま広告配信し、テストキャンペーンでは自動入札機能を使って広告配信する」ということができます。オリジナルキャンペーンとテストキャンペーンで広告配信割合を事前に調節することもできますので、「6:4」や「7:3」等の広告配信割合にすることで少ないリスクで自動入札機能が良いかどうかテストすることが可能です。

テストは統計的有意差が出るまで実施するのが基本

ABテスト機能「下書きとテスト」でテストを実施する際、よくあるのが「短期間(数日~1週間程度)でテストをやめてしまうこと」です。テスト期間が短すぎると、そのタイミングで表示されている各種数字は統計的有意差がないものであることがほとんどです。Google広告の管理画面上で統計的有意差が出ていることを確認できるまで、基本的にはテストを実施するようにしましょう。ただし、統計的有意差がいつまで経っても出ないこともありえますので、1ヶ月程度を目安に「1ヶ月経過しても統計的有意差が出なかったらテストは終了する(=その場合は、その時点において重要指標で良い数値になっている入札方式を採用する等と決めておく。)」と事前に関係者で合意形成しておくのが良いでしょう。「基本的には統計的有意差が出るまでテストを実施するが、1ヶ月経過しても統計的有意差が出ない場合はテスト終了とする。」ということですね。

以上。自動入札機能を使うことで成果改善するかどうか心配な場合は、あれこれ悩んだり、事例を探したりするのではなく、実際にABテストをして数字をもとにどうするか意思決定した方が良いですよ!数字をもとに話せば、関係者も納得・安心できますしね!