現在、Google広告では手動入札と自動入札が存在します。手動入札の場合は広告グループorキーワード単位で入札単価の調整を行うことができますが、自動入札の場合は入札単価の変更ができなくなっています。入札単価の調整ができない!と困ったらキャンペーンでの入札戦略を確認してみましょう。
入札戦略の確認方法
簡単に入札戦略を確認できる方法が該当のキャンペーンを選択し上部の「詳細」をクリックします。
そうすると、選択したキャンペーンの入札戦略を確認することができます。
クリック数の最大化は上限クリック単価を設定することが可能
上限クリック単価(CPC: クリック単価)では、「クリック数の最大化」入札戦略を使用する際の入札単価の上限を設定できます。ここで指定した額が、クリック 1 回に対するお支払い額の上限となります。クリック単価の上限を指定しなかった場合、予算の範囲内で最大限のクリック数が得られるよう、入札単価が制限なしで自動調整されます。Googleへるプより
このように、自動入札ではクリック単価の設定を行うことができませんが、「クリック数の最大化」を選択した場合は上限 CPC による入札の上限を設定することが可能です。
しかし、機械学習を活用してキャンペーンを最適化を行っていく場合は上限クリック単価を入力することはあまりおすすめしません。機械学習は蓄積されたデータを基にクリック単価の調整などを行います。
例えば日曜の午後に多くのCVにつながっているキャンペーンの場合、機械学習はCVが多く取れている曜日や上限単価を強めて広告配信を行います。このときに入札単価の上限を設定していると機会学習が上手く回らなくなってしまう可能性が高くなりますので、可能な限り入札単価の上限は設定せずに配信を行うことをオススメします。
自動入札機能使用時の日予算変更による挙動については下記記事を参照にしてください。
Ryoko Furudate
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