Google広告は日々進化しています。特にユーザープライバシー関連のアップデートは頻度高く、Googleの検索語句(ユーザーが実際に検索したワード)に関しては2020年9月にもアップデートされていました。その時の記事を添付しておきます。

【検索語句レポート】多くのユーザーが検索した語句のみ表示に変更

上記の流れで、2022年2月にも検索語句についてさらにアップデートされます。継続的な取り組みの一環として行われる内容です。

基準を満たさない検索語句は2022年2月から見られなくなる

ユーザーのプライバシーを保護しながら、検索語句レポートを改善

広告主様のアカウントで 2020 年 9 月 1 日より前に収集され、検索語句レポートの現在の基準を満たしていない過去の検索語句のデータは、2022 年 2 月 1 日を過ぎるとレポートに表示されなくなります。

対象期間:2020 年 9 月 1 日以前のデータが対象

対象語句:Google 広告が定めるプライバシー基準を満たしていない語句が対象

正確な期間は明示されているわけではないのですが、2020年9月1日以前に存在するプライバシー基準を満たしていないクエリは全て見えなくなると考えてよさそうです。

該当期間の検索語句は事前にダウンロードしておく

広告運用者が対策として行えることは、検索語句レポートをダウンロードしておき、可能な限り以前のデータを閲覧できるようにしておくことです。基本は月単位でダウンロードする形で問題ないかと思いますが、ビジネスによってはさらに細かく週単位で見るケースもあるかと思います。運用時に何らかの判断ができる規模でダウンロードするように心がけましょう。

Google管理画面>レポート>基本>検索語句

検索語句はターゲットが求めていることを知るための貴重な情報となります。可能な限り情報は集めておき、分析できるようにしておきましょう。

今回は以上となります。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。