絞り込みが部分一致がフレーズ一致に統合されるようです。
https://support.google.com/google-ads/answer/10286719

絞り込み部分がフレーズ一致に統合

Google広告ヘルプページより引用

今回の変更点は?

  • フレーズ一致に絞り込み部分一致の動作が組み込まれる
  • この変更はまず、一部の言語(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語)の広告主様に適用される。恐らく日本は2021年7月?
  • 2021年7月には絞り込み部分一致キーワードの新規作成ができなくなる
  • 除外キーワードの各マッチタイプには影響なし

事前に準備することはあるか?

  • 事前の準備は特に必要ない。
  • 絞り込み部分一致キーワードは、新しいフレーズ一致と同じ動作でそのまま運用できる。
  • 絞り込み部分一致をフレーズ一致に変更するツールがリリースされる予定

今後マッチタイプをどう考えるか?

事前に変更の準備は必要ないとしても、近い将来もう絞り込み部分一致はなくなることを踏まえると、運用者はどう対応するべきか?今から以下のように対応していくのが良いと思います。

  • 絞り込み部分一致ではなく、積極的に部分一致を活用していく。部分一致は以下の記事も参考にしてください。

【リスティング広告運用のコツ】部分一致と自動入札を併用しよう

  • 語順が重要であるキーワードはフレーズ一致を活用する

例)”東京から神奈川へ荷物配送” ”日本からイタリア 航空券”

比較的歴史の浅いマッチタイプだった絞り込み部分一致ですが、ついに従来の3つのマッチタイプに戻りますね。また続報があれば本記事でも紹介していきたいと思います。
ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。