皆さんはGTM(Google Tag Manager)を使用されていますか。GTMはタグ管理しやすく、直接ソースに触れることなくタグ回りを変更できるため、取り入れたいと考えている方も多いかと思います。しかしトリガーなど独自のワードも多く初めて触れる方にはとっつきにくいツールであります。今回はわかりそうでわからないトリガーについてご説明いたします。

トリガーとは目的となる実績を計測するための計測条件

GTMタグをサイトに埋め込むだけでは目的としている実績を計測することは出来ません。実績を計測するためには別途トリガーの設定が必要になります。トリガーは埋め込んだタグの中で発火する条件を指定したものです。わかりやすいものではすべてのページビューをえらぶと、タグが埋め込まれている全ページを対象にして発火(トリガーが動作している状態)します。

トリガーは様々な条件を設定することが出来ますが、今回は広告運用の際に設定する機会が多いコンバージョンの設定についてお話しいたします。

目標としているコンバージョンの数を計測したい場合

コンバージョンの成果を測るにあたり計測するのは主にサンクスページとなります。サンクスページとは目的としているアクションを完了した際に表示されるページのことで、ECサイトで購入を完了した際に出てくる「購入有難うございました」のページに該当します。コンバージョンは様々な方法を用いてを計測することが可能ですが、設定しやすいのは「ページビュートリガー」「クリックトリガー」の二つになるかなと思います。

・ページビュー トリガーを使用して、サンクスページのURLのビュー数を計測

・クリックトリガーを使用して、サンクスページに遷移するバナーのクリック数を計測

どちらの方法を使用しても計測することは可能ですが、コンバージョンの計測は「ページビュートリガー」で行うことをお勧めいたします。「クリックトリガー」でも計測することは可能ですが、サイト側でバナーに変更・追加が入った場合は、GTM側でも都度修正を入れる必要があり、場合によっては計測不備につながる恐れがあります。しかしサンクスページのURLは単一であることが多く共通利用されやすいURLです。定点観測するには適しています。サンクスページURLが存在しないなど「ページビュートリガー」の設定が難しい場合でない限りは「ページビュートリガー」を使用することをお勧めいたします。

ページビュートリガーの設定方法

ではページビュートリガーの設定についてご説明いたします。

まずはGTMにログイン後、トリガーに入り新規作成をクリックします。するとトリガーのタイプの選択画面がでてきくるので、「ページビュー」を選択します。

トリガーとするページはすべてのページビューか一部のページビューか選択する画面になるので、「一部のページビュー」を選択します。

一部のページビューを選択後、トリガーとする要素を選択する画面がでてくるので「Page URL」を選択します。

設定する際の注意点としては、トリガーとして設定するURLの範囲です。サンクスページに訪問する際に「等しい」を選択すると、完全一致となり設定しているURLのみが計測対象となります。しかし現実的にはサイト運用の中でサンクスページの後に様々なクエリが追加されるなど固定のURLと限らないケースも考えられ、「等しい」にして固定のURLのみにすると計測対象から漏れる恐れもあります。設定する際はサンクスページ訪問時にURLとして表示される部分を設定することを形をお勧めいたします。

設定したら必ずプレビュー機能を用いて発火しているかを確認する

GTMには正しく発火(トリガーが動作している状態)しているかを確認するためにプレビュー機能が実装されています。プレビュー機能の使い方については別の記事がありますので参考ください。

GTM(Google Tag Manager)のプレビューを使ってタグの発火を確認する方法

まずはコンバージョンを計測してみる

初めての方にはわかりにくいGTMですが、今回ご説明した通り、ひとつひとつは設定しやすいように作られています。まずはコンバージョンの設定を行ってみて、使い慣れたらそのほかの計測も色々試してみてください。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。

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