スマートショッピング広告とは、ECに特化した広告メニューです。機械学習を利用し、クリエイティブ生成、ターゲティング、広告の配信場所(配信ネットワーク)入札調整までが自動化されたキャンペーンタイプです。

配信面

フィードを使用し、ユーザーの情報とGoogleの持つ情報など様々なシグナルを用いて成果が最大化できるタイミングで適した面に広告を配信します。配信面の中で最も効率の高そうなのは検索結果面です。

検索面でしっかり獲得効率をあげていきたい時に有効なポイントを上げていきたいと思います。検索面での広告掲出は、ユーザーの検索キーワードに対して反応する広告ですが、主に商品タイトルなどのキーワードと連動されていると想定されます。

つまり、商品タイトルによく検索されるキーワードなどを入れ込む事で成果が見込める可能性があるという事です。

検証

同じ商品に対して違うタイトルを用いて数値にどのような変化があるか検証しました。

①商品名+その商品の特徴をのせたもの
②商品名+その商品の対象者が抱いている悩み軸(よく検索されるキーワード)

この二本で比較しました。

結果としては②の検索キーワードをタイトルに入れたものの方がCVRが高くCPAが安価に推移しました。

全自動とは言え、手を加えられるところを少し工夫するだけで、機械学習がより進むような成果を達成する事ができます。

ショッピング広告で苦戦している方、フィードの内容を一度見直してみてはいかがでしょうか。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。