P-MAXの運用に日々頭を悩ませている運用担当者の皆様に向けて、弊社でもP-MAXの運用で得た知見を記事にして公開しています。

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オーディエンスシグナルやクリエイティブなどのアセットが限られた運用レバーとなっているP-MAXですが、4月に入ってから新しいオプションが追加されているようだったので、詳細をまとめていきます。

イメージ広告オプションとは?

google-p-max-image-ads-option

P-MAXのアセットグループの編集画面に進み、下の方にスクロールしていくと「その他のオプション」という項目があるので、そちらを開きます。

すると最下部に「イメージ広告」というオプションが新たに追加されていることが確認できます。

Googleの公式情報は現状確認できていませんが、私の記憶する限り2024年3月までは無かったと認識しています。

イメージ広告オプションの内容は下記の通り。

最大15種類のイメージ広告を追加することが可能です。

①ファイル形式
フォーマット GIF、JPG、PNG
最大サイズ 150 KB

②広告のサイズ
【スクエアとレクタングル】
200×200 スクエア(小)
240×400 レクタングル(縦長)
250×250 スクエア
250×360 トリプル ワイドスクリーン
300×250 レクタングル
336×280 レクタングル(大)
580×400 ネットボード

【スカイスクレイパー】
120×600 スカイスクレイパー
160×600 ワイド スカイスクレイパー
300×600 ハーフページ広告
300×1,050 縦

【ビッグバナー】
468×60 バナー
728×90 ビッグバナー
930×180 トップバナー
970×90 ラージ ビッグバナー
970×250 ビルボード
980×120 パノラマ

【モバイル】
300×50 モバイルバナー
320×50 モバイルバナー
320×100 モバイルバナー(大)

【引用】Google広告 公式ヘルプ

これまでディスプレイ広告で入稿してきたバナーと同様の内容となっています。

バナーのサイズによって色々と名前が付いているのは正直知りませんでした‥

今後すべての広告メニューがP-MAXに徐々に統合されていく可能性がありそうですね。

イメージ広告オプションを追加するメリットを考える

P-MAXはご存知の通り、配信データが通常のキャンペーンと比べてブラックボックス化しており、どのバナーがどれくらい配信されたのか、CVに至ったのかは分かりません。

そうであるならば、詳細なデータを確認できるようにイメージ広告のバナーは別にディスプレイキャンペーンを作成して配信した方が良いのではとも考えられます。

イメージ広告の成果をしっかりと比較してどのバナーの成果が良いのかを厳密に比較したい場合は、別にキャンペーンを作成して配信すべきです。

ではP-MAXにイメージ広告オプションを追加するメリットとは何でしょうか?

それは配信面や配信機会を最大化して、よりCV獲得の機会損失を少なくすることと捉えています。

P-MAXは基本的に単体で運用するものではなく、他のキャンペーンと並走することで効果が最大化できるプロダクトというイメージです。

つまりP-MAX以外のキャンペーンでカバーできなかったユーザーを補完する、どちらかと言えば「守りの運用」が主な役割というのが私の考えです。

そのため、既に配信しているイメージ広告のバナーがあるのであればP-MAXにも追加することで、より隙のない運用ができると考えています。

運用の際の注意点

P-MAXはGoogle広告のすべての配信面を網羅できる広告メニューではありますが、実際の配信割合はコンバージョンが獲得しやすい「検索広告」または「ショッピング」のどちらかに偏ることが多いかと思います。

ディスプレイ広告の配信割合が多いケースは稀なので、イメージ広告オプションを追加することで劇的に成果が改善するという期待値はやや薄いかもしれません。

検索テーマやオーディエンスシグナル、低評価のアセットの調整をしたほうが現状改善のインパクトが大きいことが多いため、リソースをどこに割くかは要検討です。

イメージ広告オプションは試す価値あり

広告予算の規模や、P-MAXの配信状況によっては改善インパクトは少ないかもしれませんが、既に配信している既存のイメージ広告で成果の高いバナーがあれば追加しておくのが良いかと思います。

特に定番サイズのレクタングルバナーや、ビッグバナー、モバイルバナーなどは追加して検証していきたいですね。

情報をキャッチアップしながら、しっかりとP-MAXをコントロールしていきましょう。

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Keisuke Asou

前職は福島県の広告代理店に8年間勤務。デザイナーとしてキャリアをスタート後、新規事業となる求人事業や、デジタル広告運用事業を立ち上げ、統括。中小企業や地方自治体のクリエイティブ・マーケティング支援を得意とする。マーケターとして更なる経験を積むため、2022年8月から援軍に入社。日々修行中。