ファインドキャンペーンはご存じの通り、YouTubeやGmail面などGoolgeプロダクト面に配信でき、効果も非常に高いメニューです。
ファインドキャンペーンって何?という言う方は以下の記事もご覧ください。
そんなファインドキャンペーンですが、コンバージョンをベースとした入札しかできません。
つまり、クリック数を最大化するような入札や、ましてや手動の入札単価で調整するということはできません。
そのため、コンバージョンがそもそも少ない業界、業種、サービスだとインプレッションも伸びず、苦戦を強いられる場合があります。
本日はそういった場合の一つの対策をご紹介します。
コンバージョンが少ない場合の対策
本記事のタイトルのままですが、コンバージョンが少ない場合はマイクロコンバージョンの活用を検討してみてください。
マイクロコンバージョンとは何かは以下記事をご覧ください。
ただし、この場合のマイクロコンバージョンはなるべくラストコンバージョンに近いアクションを設定したほうが良いです。
例えば、申し込みフォームへの入力が必要な場合、申し込みボタンのクリックなどです。
ページスクロールのようなライトなコンバージョンポイントだと、コンバージョン数は余裕で貯まり、ファインドキャンペーンも問題なく動いて露出も増やせますが、最終的にほしいラストコンバージョンにはなかなか至りません。
また、ファインドキャンペーンはどの面でどれぐらいのインプレッションがあるのかは仕様上わかりませんが、YouTubeホームフィードの露出量が多いのではないかと推測します。
この場合、動画を見ようとするモチベーションのユーザーがいきなり入力フォームに入力しきるというのはよほど興味がないとないのではないかと思います。
そのため、申し込みフォームが必要なサービスでファインドキャンペーンでコンバージョンが少ない場合は、同様にマイクロコンバージョンを試してみると良いかと思います。
マイクロコンバージョンを活用した事例
最後に一つ事例をご紹介します。
ファインドキャンペーンで伸び悩んでいたクライアント様でマイクロコンバージョンを設定した一か月目から、時間はかかりましたが、5か月目でラストコンバージョンが9.4倍に増加しました。
もちろんクリエイティブの見直し、ターゲティングの変更といった要素もあるかと思いますが、マイクロコンバージョンがなければ、ここまでは増えなかったと思われます。
いかがでしたでしょうか?ファインドキャンペーンはコンバージョンの入札しかないものの、うまく動き出せば非常に効果が出るメニューです。
コンバージョンが少なくて伸び悩んでいる方はぜひ試してみてください。
ではまた。
Junichi Nakamura
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