見込客の早期顧客化を目的にGoogle広告を実施する場合、まず実施するのは「検索連動型広告のみ」もしくは「検索連動型広告とGDNリマーケティング広告」というケースが多いです。早期顧客化を狙う場合は、いわゆる「今すぐ客」に狙いを定めて広告配信をする為、

・検索連動型広告:自ら情報を探して検索行動を取るほど確度が高いユーザーに広告配信する
・GDNリマーケティング広告:自社サイトに訪問したことのあるユーザーのみに広告配信する

このような特徴のある検索連動型広告・GDNリマーケティング広告は、目的達成を考えた際に非常に適しています。ですので、広告配信開始してから最初の段階ではこのような広告配信のみでも良いのですが、中長期のビジネス拡大を考えるとターゲティングを更に拡張していきたいところです。その際、次なるターゲティングとして候補に挙がるものの1つがファインド広告となります。

ファインド広告とは(要点のみザックリ)

YouTube Home Feed、Gmail、Discover(Google Feed)に広告配信するターゲティングメニューです。モバイルデバイスのみに広告配信することが可能で、広告フォーマットはレスポンシブディスプレイ広告を入稿します。また、ターゲティングメニューとしては、概ね通常のディスプレイ広告と同様となります。

お勧めターゲティングメニュー(今すぐ客を狙うケース)

ディスプレイ広告と概ね同様のターゲティングが可能ではあるのですが、「今すぐ客」に狙いを絞るのであれば、「キーワードターゲティング」と「リマーケティング」の2つがお勧めです。キーワードターゲティングは、指定したキーワードに対して検索行動を取ったユーザーを狙うターゲティングになりますので、検索連動型広告で上手く自社サイトへ誘導できなかったユーザーをこのファインド広告で捉えることに繋がります。また、リマーケティングに関しては、自社サイトへのサイト訪問者のみを狙うターゲティングになりますので、当然確度の高いユーザーを狙った広告配信となります。なお、「日本中の男性へ広告配信する」「25歳~54歳の女性へ広告配信する」等、ブロード配信することも可能です。今回は「今すぐ客を狙うケース」として、説明しております。

キーワードターゲティングのポイント

ファインド広告でターゲティングに使用するキーワードを設定する際、5個~10個のキーワードを何となく設定している人が多いように感じております。ですが、基本は「50個以上のキーワード」を設定して下さい。設定したキーワードに対する検索行動を取ったユーザーだけを狙って特定のプレースメントで広告配信するのがファインド広告になりますので、設定するキーワード数が少ないと、そもそも広告の表示回数が増えません。広告表示が増えなければ、コンバージョンを増やすこともできませんので、ファインド広告でキーワードターゲティングを使用する際は、50個以上のキーワードを設定するようにしましょう。

リマーケティングのポイント

既に通常のディスプレイ広告でのGDNリマーケティングにて成果が出ているのであれば、そのリマーケティングリストをそのままファインド広告でも使用すればOKです。そうでない場合は、所有しているリマーケティングリストの中から「リストサイズが大きいリマーケティングリストを使用する」ようにしましょう。より多くのデータを用いて広告配信した方が自動入札の機械学習の精度が上がるからです。よくリーセンシーごとに分類したリマーケティングリストを使用している人がいますが、自動入札はリーセンシーも考慮して動作しますので、細かくリマーケティングリストを分類することは「むしろ運用の質を落とす」ことに繋がります。

以上、ファインド広告の基本についてお伝え致しました。検索連動型広告ほどではないにしろ、確度の高いユーザーを狙って広告配信するターゲティングは他にもありますが、ファインド広告はクリック単価が通常のディスプレイ広告と比較すると安い為、少ない予算でテスト配信してみるという戦略もとれます。検索連動型広告、GDNリマーケティング広告と成果を出してきましたら、次の一手としてファインド広告を試してみてはいかがでしょうか。