今回はいつもの広告のお話ではなく、今界隈で話題になっているツール「チャットGPT」をご紹介したいと思います。

チャットGPTとは

AIを用いた言語処理ツール

チャットGPTはAIを用いた言語処理ツールで人間の様々な質問に対して人間が返信するような形で答えを提示してくれます。その中にはpythonやjava scriptなどのコードに対しても答えを提示してくれます。ちなみに下記はチャットGPTに質問してみた内容です。入力窓に質問を入力すると会話形式で答えてくれるという特徴があります。

OpenAIのアカウント登録で無料で使用可能

チャットGPTを使用するにはまずOpenAIのアカウントを作成する必要はありますが、現段階では無料で使用することが出来ます。

OpenAI

チャットGPTを使用してみる

ではチャットGPTではどのようなことに答えてくれるのでしょうか。いくつか質問を投げてみたいと思います。

コードなど明確な答えがあるものは高い精度で答えてくれる

ひとつが新しいソースコードの生成です。例えば htmlやpythonなどの質問を入力すると関連するソースコードを提示してくれます。

  • 質問例:htmlを使用して4つのFAQを線を付けて横並びで作成してください

  • 出来上がったデザイン

 

  • 質問例:Pyhotonを用いてGoogleスプレットシートにデータを流し込む方法を教えてください

  • 出来上がったコード

それぞれのコードで何を行っているのかコメント入れて提示してくれます。生成できる量に制限があるようでソースコードが長くなると途中で文章が切れてしまうことがありました。

一般的な質問は少し荒い印象

次に一般的な質問を投げてみます。

  • 質問例:検索広告とは何か教えてください

 

  • 質問例:インプレッションシェアについて教えてください

 

  • 質問例:美味しいカレーのレシピについて教えてください

ザクッとした質問内容であるためということもありますが、返信内容としてはまだ荒い印象です。このあたりはデータが蓄積されてくれば精度は上がってくると思われます。

出来上がった答えを吟味するチカラは求められる

これまでは調べものがある場合はGoogle検索やSNSなどで調べるケースが多かったと思いますが、今後はちょっとした下調べ物はAIに答えてもらうなんて時代が来るのかもしれません。しかし現状は書かれている内容はまだ荒い点も多いため適切な内容なのかは必ず精査する必要がありそうです。

 

今回は以上となります。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。