先日とあることがあり自動で文字起こししてくれるツールを探していました。Chromeの拡張機能で探していると使いやすいツールを発見。テレワークが浸透してビデオ会議が多くなる方には便利なツールだと思いましたので今回ご紹介させて頂きます。

「こえもじ」とは

今回ご紹介するのは「こえもじ」というツールです。どのような特徴があるのかいくつかご紹介したいとおもいます。

GoogleMeet上の会話をチャット上にリアルタイムに表示してくれる

私が気に入った点はGoogleMeetでの会話をリアルタイムに文字起こししてくれる点です。文字起こしした内容は右側にあるチャットメッセージと画面下部にそれぞれ表示されます。オンラインでの打ち合わせではネット環境によっては声が聞き取りにくいケースもあります。どのようなことを話していたのかを文字でも確認することが出来るためとても便利です。

ちなみに会話の相手がツールを取り入れていない場合でもチャットメッセージ上に同様のテキストが示される仕様になっています。

チャットの文字はテキストとしてダウンロードできる

チャットメッセージのテキストはすべてダウンロードすることが可能です。打ち合わせが終わった後の議事録などは効率的に作ることが出来るかと思います。ちなみに相手がツールを導入していない場合はダウンロードすることが出来ない（ダウンロードのボタンが出てこない）ようなのでご注意ください。

会話内容の変換の精度は高い

他の文字起こしツールは1・2つ程しか使ったことがないため正確な比較は出来ないのですが、個人的には精度よく文字を変換してくれて満足しています。

下記の動画はとある文章を読み上げたところです。意識的にしゃべったということもありますが一つ一つを文章として変換してくれています。WEB広告に関連する言葉もいくつか話してみましたが、きちんと変換してくれました。以前使用したツールでは再現度が低く苦労した記憶があったのですが、こえもじは比較的ストレスなく使用することが出来ました。

Chromeの拡張機能から設定するだけで使用することが出来る

ビデオ会議の会話をリアルタイムに文字起こししてくれるChromeの拡張機能のひとつでボタン一つで簡単に取り入れることが可能です。業務でChromeを使用している方ならChromeストアから簡単に導入できるかと思います。

Chromeストア「こえもじ」

ビデオ会議が多い方におススメ

文字起こしツールはこれまでほとんど使ってこなかったのですが、今後オンラインの打ち合わせで使用してみたいと思いました。話した内容がすべて文字に起こされていると、振り返る際にとても便利です。テレワークでビデオ会議が多くなる広告運用者はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお使用する際の注意点は下記のとおりです。

人によってはチャットメッセージに会話を表示したくない・もしくは文字を残したくないという方もいるかと思います。使用する際は事前にお伝えした方が良いかもしれません。個人的にはリアルタイムに表示するのを自分だけにするなど細かな設定が出来るようになると嬉しいです。

また無料版では連続で使用できるのは1時間までの様です。1時間以上使用する場合は改めて接続しなおす必要がありますのでご注意ください。もし長時間使用するケースが見込まれる場合は有料版を使用しましょう。

それでは。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション（現RIZAP）にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。