Googleのファインドキャンペーン(以下、Findとします。)におけるカルーセル広告や、YDAでのカルーセル広告などカルーセル広告のプロダクトが増えています。
今回は、それらのカルーセル広告の実績傾向について簡単に書きます。

参考:YDA カルーセル広告 概要について
https://engun.co.jp/yda_tios2/

結論:
・クリック率が高まる傾向にある
・インプレッションはレスポンシブ広告の1/10程度
・CV率は画像やLPによるが、一度に複数商材を見せられるのでCV率が上がる場合もある(商材が多いサービスにおススメ)

向上率はターゲットや画像によってまちまちなのですが、Find、YDAともにレスポンシブ広告と比べてカルーセル広告のクリック率が高い傾向が見られました。
ただし、どちらの媒体においてもレスポンシブ広告と比べてインプレッションは1/10程度のボリュームしかありません。
配信面・枠が限られている影響がうかがえます。
その影響もあってか、CPCもレスポンシブ広告より高い傾向が見られました。
CV率は商材やLPによるので一概には言えませんが、商材の多いサービスではCV率が高まる傾向も見られます。
InstagramなどのSNS広告におけるカルーセル広告と同様の傾向がFind・YDAでも見られております。

カルーセル広告では、Find、YDAともに最大10枚のカードを1つの広告枠に対して表示できます。
そのため、不動産や通販サイトのように複数の商材を抱えるサービスであれば、様々な選択肢を閲覧者に見せることが出来ます。
ディスプレイ広告における施策の一つとしておススメです。

ちなみに「カルーセル」とは回転木馬・メリーゴーランドという意味らしいです。
最後に童心に帰って終わりましょう。今日も1日お疲れ様です。

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。