みなさん、運用時どういった指標を見てますでしょうか?
表示回数やクリック数、コンバージョンなどは日々見られていると思いますが、インプレッションシェアは見ていますでしょうか?

インプレッションシェアは運用していく中で見ていく重要な指標の一つとなります。本日はインプレッションシェアとは何かと、その簡単な改善策についてお話しします。

インプレッションシェアとは

インプレッションシェアは、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合で、以下の式で表されます。

インプレッションシェア=表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数

インプレッションシェアを損失する要因として、「予算」と「広告ランク」があります。「広告ランク」の詳細な説明は省きますが、広告の掲載順位と、広告掲載の有無を決めるために使用される値で、品質や入札単価などによって決まります。

そして、それぞれが原因でどの程度インプレッションを損失しているのかも管理画面で見ることができます。

検索広告のインプレッションシェア 損失率(予算)→予算が原因でインプレッションシェアを損失している割合

検索広告のインプレッションシェア 損失率(ランク)→広告ランクが原因でインプレッションシェアを損失している割合

Google広告ですと、以下の式になります。

検索広告のインプレッションシェア+検索広告のインプレッションシェア 損失率(予算)+検索広告の インプレッションシェア 損失率(ランク)=100%

Yahoo!広告では以下です。

インプレッションシェア+インプレッション損失率(予算)+インプレッション損失率(掲載順位)=100%

微妙に項目の名前は違いますが、同じ指標です。

このうち、比較的簡単に改善できるのが「検索広告のインプレッションシェア 損失率(予算)」です。
本日はインプレッションシェア 損失率(予算)の改善策についてお話しします。

インプレッションシェア 損失率(予算)の改善策は?

予算が不足しているために実際に表示できていた回数を損失している状態なので、以下のような対策で解決します。

予算を引き上げる

もし現状のパフォーマンスが適正で予算による損失が起きている場合は、予算を増やせば、「同程度のパフォーマンスでコンバージョン数を増やせる可能性が高い」状態です。

時間帯での配信結果をみて、例えば夕方前に配信が終わっている状態であれば機会損失している状況なので、できるだけ予算を引き上げましょう。

とはいえ、広告費も制限なく使えるわけではなく、予算を引き上げるのは難しいこともあります。その場合の対策は以下です。

コンバージョン数の最大化の入札を使用する

この入札は1日の平均予算を使い切って、その中でコンバージョンを最大化する機能です。
実はこの機能を使うと、1日の中でコンバージョンを最大化するように動くため、検索広告の IS 損失率(予算)が改善されることが多いです。

上記以外では以下のような対策もあり、Google広告のヘルプページやいろいろな記事にも載っていますので、一応触れておきます。

その他の対策

  1. ターゲット地域を減らす
  2. パフォーマンスの低いキーワード停止、クエリの除外
  3. 入札単価の見直し

1.これGoogle広告のヘルプページに対策として載っていますが、ほとんどの場合「ターゲット地域を減らす」は選択肢としてないのではないでしょうか?大体が最初から出したい地域をターゲットしていると思いますので・・・

2.もし特定のパフォーマンスが低いキーワードでコストを食っている状態であれば停止を検討、また関連性の低いクエリで配信が増えて成果を上げていない場合は、除外を行いましょう。

3.そもそも成果が見合っていない場合には、入札額を下げる(目標CPA入札なら単価を下げる)という選択肢もあります。ただし、その場合、インプレッションシェア 損失率(予算)は解決したとして、広告ランクも下がる可能性があるので、インプレッションシェア 損失率(ランク)の割合が高まる可能性があります。

インプレッションシェアの損失は、実際に表示される可能性があったのにどれぐらい出ていなかったのを見る重要な仕様です。
せっかく設定しているキーワードで検索されているのに、広告が出ていない(出せていない)状態なので、もったいないですよね。
特に予算による損失はなるべくない状態が望ましいです。もし今まであまり見ていなかった場合、数値を見て損失が発生している場合は上記対策を試してください。それだけでパフォーマンスが改善されるはずです。

本日は簡単に改善できるインプレッションシェア 損失率(予算)についてお話ししましたが、インプレッションシェア損失率(ランク)の改善策についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。

ではまた。