初めて広告運用を行う方から様々な質問を頂くことがあります。今回は一つの質問にフォーカスしてお答えしてみようかと思います。

広告スケジュールを設定する箇所

Google広告の場合

広告管理画面>広告のスケジュール

 

広告スケジュールから配信したい曜日、配信したい時間帯を設定します。

Yahoo!広告の場合

広告管理画面>ターゲティング設定>曜日・時間帯

 

曜日・時間帯から配信したい曜日、配信したい時間帯を設定します。

スケジュール設定変更に関し注意したい点

配信するスケジュールを変更する方法は上記のとおりですが、変更する際の注意点があります。

配信設定はキャンペーン単位でしか行えない

配信スケジュールはキャンペーン単位でしか行うことが出来ません。もし一つのキャンペーンで異なる配信スケジュールを設定したい場合はキャンペーンを切り分ける必要があるのでご注意ください。

停止している時間帯の獲得がなくなる

クリックしてからコンバージョンに至るまでの時間が空いている場合、配信停止した時間帯のユーザーの獲得を取り逃す可能性があります。たとえば夜はコンバージョン率が低いため夜の間は広告を停止するというケース。しかし実際は夜に広告を見て次の日に購入に至る動きがあった場合、停止する時間帯を作ることでコンバージョンの獲得数を低下させることになります。スケジュールの変更によって数字が悪化しないか事前に調べたうえで実施しましょう。

ユーザーがコンバージョンに至るまでの時間を調べる方法は下記となります。

広告管理画面(Google)>ツールと設定>アトリビューション>経路の指標

 

経路の指標では広告表示されてからコンバージョンに至るまでの日数・時間がわかります。

 

広告表示~コンバージョンまで時間が空いているケースは意外に多いものです。スケジュールを変更する際は、注意してくださいね。

今回は以上となります。

 

 

 

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。