今回は広告運用を始めたばかりのころに行ってしまうことが多いデータの削除についてのお話です。ご安心ください!実績自体は広告アカウントに残っておりデータを見ることは可能です。ただしデータはGoogleとYahooで確認方法が異なります。今回は削除してしまったデータの確認方法のお話です。

Google・Yahoo別削除データの確認方法

Google広告

まずはGoogle広告から。Google広告はデータを削除しても、広告管理画面内にデータは残っており確認することが可能です。

広告を削除すると、再度有効にすることはできません。ただし、削除した広告の掲載結果は、表の右上にあるその他メニューをクリックし、[削除済みを表示] を選択することで、データ表に表示されます。

Google広告ヘルプ:広告を削除する

削除したデータを確認する方法は下記のとおりです。

管理画面>フィルタを追加>属性>ステータス>削除済み

削除済みをクリックすると、削除されたデータを広告管理画面から確認することが出来ます。

Yahoo広告

次はYahoo広告です。Yahoo広告はGoogleと異なり削除したデータを広告管理画面から確認することは出来ません。しかし削除したデータを見たい場合はパフォーマンスレポートを作成することで確認することが可能です。

削除済み入稿物(キャンペーン、広告など)のパフォーマンスデータは、パフォーマンスレポートで確認できます。

Yahoo広告ヘルプ:削除した広告のパフォーマンスデータは確認できますか?

検索広告:広告管理画面>パフォーマンスレポート

ディスプレイ広告:広告管理画面>レポート

検索広告、ディスプレイ広告ともレポートから確認することが出来ます。

運用型広告はデータが命。必要なデータは削除せず停止にする

広告運用を行っているとデータを重視するという観点からデータを削除するということはほぼ行いません。成果の出ていない広告であっても、運用時に適切な判断をおこなうための材料となります。データを大切にしながら運用しましょう。

The following two tabs change content below.

Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。