前回、パフォーマンスマックス(P-MAX)を導入する上での注意点をお話ししました。

【パフォーマンスマックス】P-MAXって除外設定できるの?事前に気を付けたいポイントを解説

パフォーマンスマックスでは、他のキャンペーンのように自由に除外設定できるわけではないのですが、除外設定可能な箇所と設定方法についてご説明します。

除外プレースメントは設定できるが、アカウント単位

こちらはキャンペーン単位ではできないが、アカウント単位であれば設定可能です。

操作手順は下記です。

すべてのキャンペーン>コンテンツ>除外設定>プレースメントの除外 >アカウントから除外>除外プレースメントの選択

アカウント単位の除外プレースメント

ランディングページの除外は可能

最終ページURLの拡張機能をオンにすることで成果が見込めるランディングページ拡張して配信されますが、こちらをオンにしたまま、誘導したくないURLがあれば除外設定可能です。

設定方法は以下です。

パフォーマンスマックス>設定>最終ページ URL の拡張>関連性が最も高いご自身の URL にトラフィックを送信する>除外URL

除外URLの設定

キーワードの除外設定はまだできないが・・・

除外キーワード設定は、前回もお伝えしたとおり現状はできない仕様となっています。

試しにパフォーマンスマックスのキャンペーンの箇所では設定箇所がなかったので、以下の箇所から設定を試みましたが、保存できませんでした・・・

除外キーワード設定はできない

ただし、Google広告ヘルプを見ると以下のようなことが書かれていたので、今後「アカウントレベル」であれば設定可能となるようです。

まもなく実装されるアカウント レベルの除外キーワード機能を使えば、特定の検索語句を P-MAX キャンペーンの対象から外すことも可能です。

こちらの実装を待ちましょう。

現時点では除外できる箇所は少ないけど

現時点ではキーワード除外も設定できないため、開始に二の足を踏んでいる方もいるかもしれませんが、登場して間もないメニューであるため、まだこれから機能面の改良は進んでいくと思われます。

現時点でも導入したアカウントではパフォーマンスが出ていますので、早めに取り組んでおくことをお勧めいたします。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。