広告を配信するときによく話題にあがるのが設定したけれどいつまでたっても「広告が配信されない」という問題。配信されない理由として考えられることは実に数多く、広告の実際にアカウントを見て判断する必要があります。今回は配信されない時に見るポイントについてお話ししたいと思います。

配信されない時に確認する箇所とは

広告が配信されない場合、確認する箇所は3点。「お支払関連」「審査関連」「設定関連」となります。それぞれ確認してみましょう。

google広告アカウントのお支払い設定は問題ないか

まずは広告アカウントのお支払情報が問題なく設定されているのかを確認します。

・お支払い情報の入力は完了しているのか

・お支払状況のステータスに問題ないか(広告費の残高は問題ないか)

・クレジットカードの支払いは不承認になっていないか

Google広告管理画面>料金>料金概略

広告を始めたばかりの場合は支払いの設定ミス・設定漏れで広告が配信されないケースがあります。問題なく設定されるかを確認しましょう。

広告の審査が通っているのか

広告配信されない理由として一番に考えられるのが広告の審査落ちです。

・広告のステータスは不承認になっていないか

広告の審査状況は広告のステータスから確認することが出来ます。

Google広告管理画面>広告と表示オプション>広告

 

不承認の場合、広告のステータスを見ると不承認内容を確認することが出来ます。もし不承認になっていたら広告を編集し再度審査を掛けましょう。

 

配信設定は問題ないか

上記内容が問題なければ、広告の設定に問題がある可能性があります。

・入札単価など低く設定していないか

単価設定の目標広告費用対効果の%や個別の入札単価の額を低く設定している。

・配信するオーディエンスを絞り込みすぎていないか

オーディエンスの設定を絞り込みすぎる。

たとえば23区在住×男性×オーディオに興味がある方×午前中に広告配信など。オーディエンスを細かく設定するほど配信出来るボリュームは減り配信されません。

・設定しているオーディエンスリストが配信できる数たまってないのではないか

自社サイトに訪問したユーザーのリストを作成したが訪問するユーザーがほとんどおらずリストがたまっていない。

・キャンペーン、広告グループ、広告の配信ステータスが一時停止になっていないか

キャンペーンではアクティブになっていても、広告単位でみると一時停止なっている場合。

可能な限り自分で要因を特定する

上記内容を調べてみてもまだ原因が特定できないケースも十分に考えられます。その場合はサポートセンターに相談してみましょう。

Google:0120-752-655 ※平日9:00~18:00 ※土日祝除く

しかしそ都度サポートせエンタ―に確認するのは手間も時間もかかってしまいますので、可能な限り自分で原因を特定できるようにしましょうね。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。