少し前からGoogle広告管理画面で広告主の本人確認を求められるようになっていたので既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Googleが「広告の透明性」について発表されました。

透明性を高める「広告の透明性について」

広告主が配信するすべての広告の検索やGoogle が表示する広告に関する正しい情報にワンストップでアクセスできます。

今見えている広告だけではなく同じ広告主が出稿しているその他の広告も閲覧できるようにして、「本当に信頼できる広告なのか」判断出来るようになっています。

ユーザーが確認できる情報

ユーザーが確認できる項目は下記のとおりです。

  • 広告主が掲載した広告
  • 特定の地域で表示された広告
  • 広告が最後に掲載された日付と広告の形式

今閲覧しているこうこくでは他にどのような広告を配信しているのかを確認することが出来るようになります。私が確認したところまだすべての広告が見えるようになっているわけではなく、本人確認が完了されているところからみえるようになっていました。

広告の右側にある︙(縦三点リーダー)から確認

広告(スポンサーと書かれています)の横の縦三点リーダーから詳細を確認することが出来ます。

クリックすると「マイアドセンター」が出てきます。ここから該当する広告の各情報を確認することが出来ます。

同じ広告主が出稿している他の広告を確認

「他の広告を表示」をクリックすると今確認している広告の他にどのような広告を出稿しているのか確認出来るようになります。

すると出稿している会社名と実際に掲載されている広告の一覧が表示されます。

広告を通して会社の姿勢が問われる時代に

今回のGoogleに限らず他の広告媒体ではすでに広告の透明性の取り組みは始まっていました。

  • 広告に大げさなこと、嘘偽りは書いていないか
  • 自分にとって本当に必要な商品・サービスなのか
  • 法律を遵守しているのか

広告主や広告に関わる代理店は今まで以上に広告を慎重に取り扱うことが求められるようになります。改めてですが今一度クリエイティブを見直して頂き、適切な判断に繋がる広告になっているのか確認しておきましょう!

今回は以上となります。

 

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。