Google広告では「コンバージョンタグを作る際にコンバージョンの計測期間を指定」しますよね。ユーザーが広告をクリックしてから何日後までのコンバージョンを広告管理画面にコンバージョンとして計上するか、ということを指定する大事な部分です。この計測期間ですが、短すぎても長すぎてもダメです。なぜか?

コンバージョン計測期間が短すぎる場合のデメリット

本来であれば管理画面に計上されるはずのコンバージョンが欠損する為、コンバージョンデータを基に入札の強弱を行っている自動入札機能が「広告配信を過剰に抑制(=過剰に広告表示回数を減少させる)」してしまいます。その結果、小さく広告配信するだけに広告施策がとどまってしまい、ビジネス拡大を阻害する要因になりえてしまいます。

コンバージョン計測期間が長すぎる場合のデメリット

コンバージョン計測期間が長ければ長いほど「じっくり比較検討するユーザーのコンバージョンデータが管理画面に計上される」ようになります。その為、「自動入札機能は、現状として確度が高くないユーザーにも広告配信を積極的に行うよう入札強化する」傾向にあります。最終的なCPAが見合っていれば特に問題ない挙動ではありますが、成果の振り返りのリアルタイム性は損なわれます。コンバージョン計測期間を90日間等にしていれば、ユーザーが広告をクリックしてから90日後まで管理画面にコンバージョンが計上されうるという状況になる為、月初に先月のコンバージョンデータを確認しても、その後に大きくコンバージョンデータが変動する可能性が出てきます。こうなると、「成果の振り返りのリアルタイム性が損なわれる=施策の良し悪しの見極めが遅れ、施策の方向性等に関する大きな改善も遅れる」ということになってしまいます。

妥当なコンバージョン計測期間を設定する(見直し手順)

コンバージジョンタグに妥当なコンバージョン計測期間を設定しなおす方法は非常にシンプルです。以下の手順で適切なコンバージョン計測期間になるよう調整していきましょう。

1.Google広告管理画面にログインして、キャンペーン一覧を表示させる
2.データの「分割」ボタンをクリックして「コンバージョン」項目から「コンバージョンまでの日数」を選択
3.アカウント or 各キャンペーンの「コンバージョンまでの日数」を把握する
4.生成済みのコンバージョンタグごとに適切な日数(8割~9割程度のコンバージョンとなるまでの日数)を考える
5.生成済みのコンバージョンタグごとに適切な日数になるようコンバージジョン計測期間を修正する

今回は以上。自動入札機能の活用が主流となったGoogle広告運用において、その重要な要素となる「コンバージョンデータ」が適切な形で広告管理画面に計上されるようにすることはとても大事です。今までこの点に関して深く考えたことがないようであれば、この機会に是非とも適切なものとなるようにコンバージョン計測期間を見直してみて下さい!