最近、chatGPTの話題もあり、利用者が増えているbingですが、そんなbing面に掲載できるMicrosoft広告も出稿するクライアントが増えています。
Google広告から掲載内容をインポートできる機能もあり、取り組みやすい広告ではあります。
以前、Google広告との数値比較をした以下記事もよろしければご覧ください。
そんなMicrosoft広告ですが、Google広告と同様に広告フォーマットとしてレスポンシブ検索広告があります。
タイトル15個、説明文4個の組み合わせからなる広告フォーマットですが、Google広告で有効性が高いレスポンシブ検索広告をインポートしても、Microsoft広告でもそのまま有効性が高いとはならないようです(当たり前か)。むしろ低いことがほとんどではないかと感じています。
今後、競合が増えていく中でここの改善にも取り組んでいかないといけないわけですが、本日はちょっとした発見があったので共有できればと思います。
コンテンツ
レスポンシブ検索広告の有効性はどこで確認するのか?
これはGoogle広告と同様に、広告の編集画面上に出ています。
簡単に有効性を上げる方法
Microsoft広告のヘルプを見るといくつかのベストプラクティスの中に以下の記述があります。
可能であれば、見出しや説明文のピン留めは避けます。 ピン留めすると、顧客の検索に合わせて見出しまたは説明の組み合わせの数が制限されます。
Google広告で推奨していることと一緒ですね。ちなみに、他のベストプラクティスもGoogle広告と同様の内容です。
ですが、あえてタイトルをピン留めしてみます。
するとどうでしょう。有効性が「あまり良くない」から「平均」に変わります。
ピン留めする位置は1、2、3と選べますが、どの位置でも大丈夫です。ただ、複数のタイトルを違う位置にピン留めしようとすると、「あまり良くない」に戻ってしまいました。複数タイトルでも同じ位置(たとえばすべて1にする)にピン留めは大丈夫そうです。
ベストプラクティスではピン留めしないことを推奨していならがら、ピン留めすると有効性が上がるという不思議な現象です。
有効性の改善を模索する
今回の発見はいくつかのアカウント、広告グループでは試してみたものの、必ず有効性が上がるわけではないかもしれませんので、その点はご了承の上、試してみていただければと思います。
今後、さらに出稿主が増えると予想されるMicrosoft広告。今回は裏技的な内容になってしまいましたが、レスポンシブ検索広告の有効性の改善は早めに取り組んでおきたいところですね。
ではまた。
Junichi Nakamura
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